昨年末のグランプリで脇本雄太から古性優作を切った車券で喫した完敗を引き摺っているわけではないけど、昨年通して、もしかするとおととしにまで溯って、古性を買わずに俺はけっこう痛い目に遭っているなと思う今日この頃だ。
古性優作には村上義弘に似た潔さがあると俺は勝手に思っている。「いいところ」に収まっても迷わず仕掛ける。「単騎であっても」勇気を持って仕掛ける。その覇気ある部分を逆に怖がって古性の車券を「主戦」としない(説明になっていないかもしれないけどぼんやりとした心配みたいなもので、それは村上にたいしても持っていた記憶がある。断っておくがそれは俺の車券馬券舟券すべてに於いての、心配する急所みたいなもので、両名の競輪を「心配している」わけではまるきりない)ということが幾度かあって、いつの間にか古性が番手の番組にもかかわらず買うのをためらう悪癖に変じてしまったような気もする。良くない癖に意地を張ってますます深みにはまるのは避けなければいけない。そんな注意喚起の信号が脳内に点滅しているようなのだ。
と言うわけで、古性優作が脇本雄太をズブリの⑤①を買います。
グランプリで脇本雄太から古性優作を切ってきれいな「脇本-古性」を食った男は一転、古性が脇本を抜く車券に「転向」する。お笑いめされよ――。
先日ジェフ・ベックが旅立った。
ジェフが弾きロッドが唄う、カーティスの佳曲『ピープル・ゲット・レディ』のカバー・バージョンが好きだ。
♪準備はいいか/列車が到着する/荷物なんかいらない/ただ乗り込めばいい――。
俺に古性優作の差しを買う準備はできている。
ブログ
最近のブログ
- 〽ヘイヘイホー、四日市記念決勝観戦記 2024/11/10 22:25
- そして二人が残った~四日市記念競輪決勝 2024/11/09 21:41
- 意気に感ず 2024/11/09 8:50
- 七車立の七着主 2024/11/08 13:00
- 観ずにはいられない、見のがせない新田祐大の競輪 2024/11/07 19:01