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川口・SG全日本選抜準決勝展望~激戦必至、消音マフラーによる初のSG準決勝~

2016/10/09 9:12 閲覧数(570)
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皆様、おはようございます。

川口オート(ナイター)にて開催中の、初の消音マフラーによるSG開催、全日本選抜オートレース。3連休の中日となる今日はいよいよ4日目、昨日の湿→斑と変化した難走路を勝ち抜いたベスト32による、8周回4100mの準決勝戦が行われます。

事前に抽選された結果に基づく枠番による0mオープンで争われる、今日のメインカード・準決勝4個レース。
現地・川口の天気予報では、午前中に雨の予報はあるものの、その後一気に晴れるようです。確かに雨雲レーダーを見る限り、ちょうど西の方から纏まった雨雲が午前中に関東地方を通り過ぎるような感じになっています。
まず午前中に雨がざっと降る事には違い無さそうですが、正午を迎える頃にはそれが過ぎ去るようで、そこから晴れるのであれば走路回復も見込めそう(その後は明日にかけてずっと晴れ予報)ですので、想定は良走路とします。

さて。
基本的に、SG準決勝でいつも申し上げている事は、
「例えオッズが下がろうが、SG優出常連組を中心に、太く勝負するのが鉄則」
であり、今回も基本的な狙いはそこになります。

・・・という事で、SG準決勝当日恒例、今回も、独自集計による「2011年以降、全て良走路かつ0mオープンで行われたSGの準決勝」における着度数(1着・2着・3着・着外)を、各メンバーの名前の後ろに掲載します。
ちなみに、この中には、スーパースターフェスタとプレミアムカップ(特別G1)は含んでいませんので、ご了承ください。
(スーパースターは、王座戦とシリーズ戦と分かれているため、またプレミアムカップは全国ランク上位のみが斡旋される開催であり、共に通常のSGとは一線を画すべきであるため。)

もちろん、「マシンスポーツ」オートレースですから、当日の状態を無視するわけにはいきませんが、試走タイムはあくまで参考程度としたいところです。試走タイムが勝負にならない程大きく劣るというなら別ですが、そうでも無い限り、2つや3つのタイムの違いはあくまで参考レベル。特に、良走路0mオープンのSG準決勝は、最も「実績が反映されやすい」と考えていますので、基本的には実績重視でいってみたいと考えております。
(但し、やや予選道中の動きに不安の有る主力勢も居る事から、今節好調な伏兵陣の台頭にも期待してみたいところです(それが穴配当の請負人なら、尚更))。

更には、今回は「消音マフラー」という初のファクターがあり、これが結果にどのように影響するかは当然「未知数」です。ただ、勝ち上がり過程を見る限り優勝候補級の主力は概ねキッチリ勝ち上がっているため、やはり「さすがSGの舞台」という事で、それほど影響無いかもしれないという見地から、従来通り集計結果を掲載したいと思います。


・・・という事で、今日はここから、準決勝4個レースの前予想に参ります。
走路想定は前述の通り、良走路一本でいきたいと思います。


<ハンデmの後の印>
 △:今節よりハンデ10m軽化
 ▼:今節よりハンデ10m重化

※選手名の後ろの数字([1・2・3・4])は、「2011年以降、全て良走路かつ0mオープンで行われたSGの準決勝」における着度数(1着・2着・3着・着外)


[2016.10.09] 川口 ★ナイター
SG全日本選抜・4日目
【9R】準決勝戦(枠番抽選) 4100m(8周)

 ①東小野(飯)0  [0・1・1・7]
 ②山田達(川)0  [0・0・0・3]
○③高橋貢(伊)0  [6・3・0・3]
 ④若井友(川)0  [0・0・1・7]
△⑤池田政(川)0  [2・1・1・7]
◎⑥鈴木圭(浜)0  [1・1・1・1]
注⑦田中茂(飯)0  [1・1・4・5]
▲⑧西原智(伊)0  [0・1・0・4]

実績最上位は③高橋貢、昨日は不成立ながらスタートで好位置をキープし、すぐに抜け出しており、この枠順および相手関係なら軸として十分と見ているが、近況の勢いおよびスタート一気の速攻、機力を鑑みると、急成長遂げる⑥鈴木圭を本命視したい。昨日は最内枠、もしかしたらこれが近況の鈴木圭にとっては「窮屈なスタート」になったかもしれないが、チェンジを入れてから更に伸びる最近のスタート速攻は、むしろこの外寄りの枠で真価を発揮する。但し、そのアドバンテージは出足の付きづらい消音マフラーではやや削られるかもしれず、例えば2日目には浦田信に先行を許し、これを捌けなかったように、内枠に先行を許す展開になると一転苦戦まであるので要注意。
基本的にはこの両者の一騎打ちと見ているが、完全良走路なら今節注意したいのが⑧西原智のスタート速攻。2日目(11R)は0mオープンの大外枠から、佐藤摩と同レベルの強烈なトップスタートを決めており、中村雅には捌かれたもののハイペースを築き、③高橋貢には先着している。例えば外枠のスタートが優勢となり、⑥鈴木圭と共に同様にハイペースを築ければ、(SG準決勝での実績は乏しいものの)消音マフラーでこれだけスタートに実績を作っている今回に関しては、上記2選手に割って入るチャンスは十分に有りと見ている。
また、2日目(10R)に浦田信と⑥鈴木圭の攻防を一気に捌いた⑤池田政も連下候補に。⑦田中茂は追込展開になりそうだが、8周回に延びての機力上昇による一発に少し期待してみたい。

<良走路>
本線(3単):6=3-578
押え(2単):6-8、3-8


[2016.10.09] 川口 ★ナイター
SG全日本選抜・4日目
【10R】準決勝戦(枠番抽選) 4100m(8周)

○①鐘ヶ江(飯)0  [0・0・0・0]
 ②篠原睦(飯)0  [2・0・1・5]
 ③高橋弘(川)0  [0・0・4・3]
 ④平田雅(川)0  [0・0・4・3]
◎⑤青山周(伊)0  [7・1・0・0]
▲⑥黒岩明(川)0  [0・0・0・4]
△⑦木村武(浜)0  [2・3・2・4]
注⑧岩崎亮(山)0  [1・0・2・6]

「2011年以降、全て良走路かつ0mオープンで行われたSGの準決勝」に限ると、連対率100%を誇るのが⑤青山周。後述の中村雅と1・2位を争うレベルの安定感となる。しかも2着は1回のみ(2013年伊勢崎の日本選手権)、2014年以降で上記条件のSG準決勝では負けなしの6連勝中という状況である。今年の飯塚オールスター、伊勢崎グランプリでも共にセンター枠(4枠)から1着で優出を決めている。とにかくスタート速攻から押し切る必勝パターン、今回も5枠なら同様の展開に持ち込めそうで、このメンバー構成なら文句なしの本命視。
難しいのが、それを追うメンバーのチョイス。実績面では⑦木村武という事になるが、今節の状況および枠順を踏まえて考えると、連下が一杯か、という印象。また、スタート速攻が信条の②篠原睦も、現況ではタイムが足りず、またこれだけスタートの早いメンバーが揃った中、残るためには少なくともトップスタートが条件となりそうだが、機力比較において展開を掴めない可能性まで有る。
そこで・・・実績面では完全な未知数となるが、①鐘ヶ江のスタート速攻からの粘りに期待してみたい。2日目には本走3.410(試走3.32)で機力的には勝負になる。コンマ0秒台も連発しており、反応含めスタートそのものは問題無し。ネックはスタート切りにくい最内枠だが、そこさえ何とかなれば・・・。
また、これも未知数であるが、「消音マフラー」との相性という意味でピックアップしてみたいのが⑥黒岩明。5月の当地G2川口記念準決勝では好タイムで逃げる佐藤摩を逆転し、3.395の超抜タイムで快勝しており、その状態に近づきさえすれば。
外枠勢からは⑧岩崎亮も、スタート次第では連下に面白そう。

<良走路>
本線(3単):5-16-1678
押え(2単):1-5


[2016.10.09] 川口 ★ナイター
SG全日本選抜・4日目
【11R】準決勝戦(枠番抽選) 4100m(8周)

 ①辻大樹(飯)0▼ [0・0・0・1]
 ②早川清(伊)0  [1・1・3・5]
▲③佐藤貴(浜)0  [1・2・2・3]
注④田村治(伊)0  [0・0・0・4]
 ⑤佐藤二(川)0  [0・0・1・6]
○⑥浦田信(飯)0  [5・5・2・1]
◎⑦永井大(川)0  [4・6・2・2]
△⑧前田淳(山)0  [0・1・1・7]

3ヶ月のケガ明け復帰戦から川口ナイター(消音マフラー)連戦となっている⑥浦田信は、昨日の不安定走路は度外視。完全良走路であれば、スタートを含め勝負強さを発揮すると見たいが、これに乗って行く形となる⑦永井大は、単純なタイム比較以上に、連日様々に変わる気象条件に順応し、総合的に戦えるレベルにある状態で、唯一の3連勝。現状に関してはレースでの総合力はNo.1と見ており、8周回に延びる此処でも中心視したい。
これに割って入るとすれば、まずはスタート力の安定度から③佐藤貴。カマシタイプの①辻大樹が窮屈なスタートとなって出足が付かず、②早川清は元よりこのレベルのレースではスタートが課題となるだけに、③佐藤貴のトップスタートまで十分有ると見たい。スピードタイプではないだけに、そこからハイペースには持ち込みづらいが、とにかく序盤の位置取りが重要な消音マフラーでのレースだけに、8周回でも粘り込める余地は有る。
これに続くのが、やはりスタートの安定度から⑧前田淳か。こちらもスピードタイプではないだけに、内枠の主力勢よりは見劣りするが、初日・2日目のタイムからは連下に十分と見たい。
また、これはあくまでスタート次第という事になるが、ごくたまに0mオープンで目を見張るようなスタートを切る事も有る④田村治が、ここ一番でスタート勝負に賭けてくると、思わぬ連絡みもあるかも。但し、ここまでのSG準決勝の実績からは強く推せず、あくまで試走を加味した上で、注意してみたいというレベルで・・・。

<良走路>
本線(3単):7-36-3468
押え(2単):6-37


[2016.10.09] 川口 ★ナイター
SG全日本選抜・4日目
【12R】準決勝戦(枠番抽選) 4100m(8周)

▲①大木光(川)0  [0・0・0・5]
 ②松尾啓(山)0  [1・1・2・5]
注③佐藤摩(川)0  [0・0・0・4]
◎④中村雅(川)0  [9・3・0・2]
△⑤伊藤信(浜)0  [0・2・4・4]
 ⑥内山高(伊)0  [1・2・0・5]
○⑦荒尾聡(飯)0  [3・6・2・2]
 ⑧谷津圭(伊)0  [0・0・0・1]

「2011年以降、全て良走路かつ0mオープンで行われたSGの準決勝」では、青山周と1・2位を争うレベルで安定した成績を残している④中村雅。着外の2回は反妨と他落、それも2011年と2012年の話。まともに走れば確実に優出圏内、消音マフラーになってもそれは変わらないと見たい。2日目には唯一人、本走3.40を切るタイムを残しており(3.397)、完全な良走路なら、機力も高位安定と見る。
⑦荒尾聡も同様に、SG準決勝で強力な安定感を誇っていたが、近2走(オールスター、グランプリ)では車券圏外、優出を逃している点が気掛かり。それでも、内枠に置かれて窮屈になるよりは、外目の枠からカマシを決めて進出する方が得意な印象で、枠は悪くない。相手関係を見ても、他に2番手に挙げられるメンバーが居ないだけに、実績信頼で対抗視する。
スタート争いは、枠を問わず連日トップスタートを決めている③佐藤摩が今日も先行で堅そう。その意味で、①大木光・②松尾啓にとっては、内に詰まって展開が悪くなる可能性を憂慮したい。その上で、②松尾啓は昨日は走路が味方してのもの、前2日を見る限り完全良走路では厳しいが、①大木光に関しては中団に巧く張り付ければ、機力自体は上位級だけに追い込んでの連絡みも期待しても良い(但し試走タイムで3.31~32のレベルは欲しい)。走法的には最内枠は絶好か。
展開作る③佐藤摩は、現状の機力(試走3.37~38、本走3.44近辺)では、このメンバー相手ではまず粘り切れず、少なくとも試走タイムのレベルを上げたい。結果的に優勝を決める事になるG2川口記念では、準決勝で試走3.34、本走3.416(6周回)まで出ており、このレベルなら車券絡みに一考しても良い。
また、やや久しくSG優出の機会が無い⑤伊藤信も、2日目(12R)レベルのスタートを切って行く展開なら残り目一考。

<良走路>
本線(3単):4-17-1357
押え(2単):7-4


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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