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川口・普通開催優勝戦展望~桜の季節に、マックス自身初Vへのチャレンジ~

2018/03/31 7:29 閲覧数(338)
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皆様、おはようございます。
1週間のご無沙汰でした。

今週末のオートレース、2017年度最終日となる今日は、年度末開催の川口が最終日を迎えます。
3日間のショートシリーズの掉尾を飾る最終12Rでは、昨日の準決勝戦8バトルを制した8人による優勝戦が行われます。
という事で今日は、この優勝戦の展望コラムにて、皆様のご機嫌を伺います。

デビュー以来、何度も優勝戦の高い壁に阻まれてきた、リサマックスこと片野利沙選手。
同期の中でも優出そのものは早い段階から出来ていましたが、常に強敵との対峙に、力及ばなかった歴史が有ります。
主力50m前で連勝を重ねて優出を決めた伊勢崎ナイター、最終周回まで先頭をキープしていたものの、早川清に掬われてしまった優勝戦。予選道中は良走路で3.3秒台の好タイム連発、これならと迎えた優勝戦で雨となり、不得手な湿走路に足元を掬われた事も有りました。
そうこうしている間に、急成長を遂げた同期女性レーサーにも先を越されてしまいます。岡谷美、藤本梨といった、アマチュアバイクレース未経験組にも先に優勝を決められてしまった事は、本人の刺激にもなっている事でしょうが、きっと悔しさも同時に感じているのではないかと思います。勿論、そういった事を口に出すタイプでもありませんし、屈託のない笑顔と、天真爛漫な雰囲気もあって、外からそれを感じ取る事は出来ませんが・・・。

きっと彼女の持つポテンシャルはこんなものではない、一たびでも優勝できれば、そこから一気に解き放たれる・・・のかもしれませんが、また再びチャンスが巡ってきた今節も、最重ハンからのハンデ軽化組2選手を含む強豪がすぐ後ろに控える形の優勝戦となりました。
気持ちとしては勿論応援したいのですが、こちらもお金が掛かってしまうと冷静に判断しなければなりません。
果たして今日は、どのようなレースとなるのでしょうか。

それでは、ここから前予想に入ります。

優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式となります。
関東地方は今日も終日晴天の予報。走路想定も「良走路」一本とします。



①片野 利沙 (川口) ハンデ 0

 準決勝は重ハン勢にかなり詰め寄られる場面もありましたが、スタート先行から6周回押し切りました。
 これまで何度も惜しいところまで手を掛けながら届かなかった初Vの目標。単独0mで、強化したメンバー・・・しかも最重ハンから10m軽化したメンバーが2人も居るという状況の中、どこまで粘れるかが注目となります。そのためにまずは試走タイム、現状では足りません。元来、試走偏差は小さい方ですが、それでもやはり3.36くらいは欲しいでしょう。その上で、勝ち切るためには3.40を切るぐらいの機力が必要になろうかと思います。加えて、展開の恩恵も欲しいところです。その意味で鍵となるのが②篠崎実の存在で、ここがある程度後ろを止めている間に逃げてアドバンテージを築ければ・・・というのが条件となるでしょう。


②篠崎 実 (川口) ハンデ 10

 展開面でカギを握る1車となりますが、①片野利の逃げを捕まえる前に、ハンデ軽化となった外枠両者や最重ハン勢に逆転されてしまう可能性の方が高く、①片野利を叩いて出るくらいの弾丸スタートが決まる等しない限りは、やや厳しいかと思われます。


③早船 歩 (川口) ハンデ 10

 今節から主力10m前にハンデ軽化、その利点が大きく反映された準決勝となりました。
 長らく最重ハンに置かれていた分、やはりこの位置になれば、元来持つスタート力を背景に、早めに集団から抜け出せる分、展開面で大きく優位となります。
 昨日もこの位置で3.40を切ってきており、前に壁が少なければ今日も十分そのレベルのタイムを叩き出せる事でしょう。唯一、内のレース巧者・②篠崎実に先行され、捌きに時間が掛かるような展開になった時が不安となりますが、昨日はスタートの反応も良く、タイミングから攻めていければ同ハントップスタートも十分視野に入ります。そうなれば相手は①片野利だけ、実力差から、抜け出すのは時間の問題となるでしょう。


④高橋 義弘 (川口) ハンデ 10

 ③早船歩同様、最重ハンからのハンデ軽化組で、しかもこちらの方が最重ハンでの経験が長く、この位置はかなり有利に働くはずです。単純な比較では③早船歩より若干劣りますが、展開次第では逆転も十分と見ています。


⑤大木 光 (川口) ハンデ 20

 準決勝ではスタートが決まり、早めに抜け出して行けた事が奏功しました。
 その意味で、優勝戦では外枠にスタート巧者が揃い、この位置を活かせるかどうかがポイントとなります。


⑥篠原 睦 (飯塚) ハンデ 20

 飯塚のスタート巧者が、昨日は3.40を切るタイムで勝利をもぎ取り、優出を決めました。
 まずポイントとなるのが、機力をキープ出来ているかどうか。試走では抜群時計を出す方では無く、昨日くらい出ていれば問題無いでしょう。展開面では優位に立てそうな位置であり、十分車券圏内には押さえておきたいところです。


⑦早川 清太郎 (伊勢崎) ハンデ 20

 昨日の1番時計・3.381が光る準決勝。大外枠からのカマシスタートが決まり、優位な展開となりました。
 逆に今日はその展開がカギとなります。昨日とは違い大外枠でなく、かつ、大外からでもカマせるスタート巧者の⑧永井大が相手。また内もスタート巧者の⑥篠原睦が控え、挟まれる形になる事が予想されます。理想は序盤から一気にスピードに乗せて進出する形ですが、挟まれて引かされる形になると、そのスピードに乗るまでに時間を要してしまいます。簡単に捌ける相手でも無いだけに、展開面でやや懸念が有ります。


⑧永井 大介 (川口) ハンデ 20

 G1開設記念→特G1プレミアムカップと、グレードレース連続Vで波に乗っています。準決勝も、得意の強カマシを決め、キッチリ期待に応えるレースを見せました。
 この優勝戦でも同様に大外から強カマシを決めてきそうな勢いが有ります。すぐ内の⑦早川清をスタートで捻じ伏せられると、まず展開面では優位に運べそうです。昨日のタイムではまだ不安は有りますが、勿論伸ばしてくるでしょう。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2018.03.31] 川口
普通開催・最終日
【12R】優勝戦  3100m(6周)

 ①片野利(川)0
 ②篠崎実(川)10
○③早船歩(川)10△
▲④高橋弘(川)10△
 ⑤大木光(川)20
△⑥篠原睦(飯)20
注⑦早川清(伊)20
◎⑧永井大(川)20

序盤は①片野利の逃げとなるが、10mで③早船歩が先行するとさすがに捕まるか。最重ハン勢は⑥篠原睦と⑧永井大の先行争い、それでもスピードに勝る⑧永井大が捻じ伏せて先行か。先に抜け出す③早船歩と、追う⑧永井大の争いに持ち込まれると見たい。やはりハンデ軽化組の④高橋弘も位置は絶好で、この3者三つ巴。全員同ハンなら⑧永井大優位で堅いところであるが、③④にはハンデ軽化の未知の魅力が有り、実車券ではボックスまで手を広げておきたいところ。

<良走路>
本線(3単):8-34-3467
押え(3単):3-8-467


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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