華やかな主役より渋い脇役を好む俺は、暇つぶしに私的な「助演賞」の授与式をよく、頭の中でとりおこなう。
北野武監督の傑作『3−4×10月』なら元プロボクサーの渡嘉敷、ちょっと前の競輪だと「重たい外競り」の中田健二(埼玉56期)や山田英伸(神奈川51期)などが「マーク屋部門」で受賞している。おそらく当時の競輪選手で一番小柄だった男・中澤俊治(山梨50期)の名前も複数回挙がっているはずだ。
昨日(二月一日)の高松記念最終競走の「一番人気」①⑦③・1,240円(③山崎賢人-⑦渡部哲男が逃げ粘るところに①平原康多の強襲)の立役者は、⑨山田久徳のイン粘りを厳しく許さなかった④高橋大作だろう。見ごたえのある「いィ~競り」だった。①⑦③、もしくはその附近を買っていた人は、四番手以下がもつれにもつれ「前の三人」で決まりの画に歓び、高橋は買っていないが高橋に声援を送ったものも居たことだろう。
よって俺が考える最新の助演賞には高橋大作が該当する。
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