ボートレース大村のSGオーシャンカップが優勝戦を迎えます

前回の尼崎のSGグランドチャンピオンシップでは、ブームのようにはやったセット交換！

最初はピストンやピストンリングあたりを交換して、パワーを引き出すのですが、エンジンの中心部のシリンダーケースまでも交換するものです

エンジンが良くならない時の、一か八かの一手ですが、これが横行すればモーターの勝率は意味のないものになってしまいかねず、パラドックスの一つ「テセウスの船」と同じことになってしまうので、今節から故障以外のシリンダーケースの交換はできなくなった

さらに整備で最後の手段とも言えるキャリアボデーも交換は抽選で当たった選手だけ！と変更になってます

ちなみにキャリアボデーはエンジンの下のケースで、ドライブシャフトとマフラーが入ったケースで、シリンダーケース内の排気をマフラーを通して水中に排出するので、マフラーが変わって、排気効率がよくなれば、燃焼効率が上がりパワーを引き出せることがあります
これも当たるか外れかの運みたいなものです
その割に経費もかかるので、あまり施行場は喜ばないことのようです

まぁモーター本体のパワーがコロコロ変わってしまうのは、予想の上でも良くないので、そういった観点からも、今回の措置は致し方ないのでは、ないでしょうか

さて、そういった中を勝ち抜いた優出メンバーです

①山口剛
②菊地孝平
③齊藤仁
④茅原悠紀
⑤椎名豊
⑥磯部誠

モーターパワーは予選トップ通過で優勝戦も1号艇の山口剛が断トツ！
回ってからグイグイ伸びていく出足はドンドン良くなってる
開催前半では、回ってからの出足がグイッと出ていく感じで良いな！と見てましたが、中盤から終盤は、そこに伸びが加わってきたので、1マークに先にたどり着けば、よほどのことがない限り負けることはないと思います
平和島の総理大臣杯を勝ってから14年もSG勝ちがありませんでした！
これだけの選手でSGを1勝しかしていないのが不思議なくらい

近況も地元宮島の記念では準優勝！
その前の住之江の太閤賞でも、予選トップ通過が決まっていた後のレースで2マークに当たってしまって妨害失格の賞典除外で負傷による帰郷と悔しい思いをした
勝率も8点台をキープしており
ここは相手探しの一戦！

2コースの菊地孝平がいつも通りの早いスタートが決まっているので、山口にとっても壁になるので、逃げやすい！菊地が差しに構えて3コースの齊藤は山口と菊地の間をマクリ差す！

内3艇のスタートが早いので外枠からのマクリは届かなくなる、となると4コースの茅原は差し！この茅原は2コースはジカマクリに出ることが多いが、4コースになると差しを入れるケースがけっこうある！
5コース椎名は握って回り、磯部はスタートを行くだけ行って、あとは展開待ちで、いい意味で自在

舟券は
2連単
①④が大本線

①③と①②は押さえ

3連単
①④⑤、①④⑥　　厚め
①③④、①②④　　押さえ

ここはインのめちゃ強い大村！
山口剛の優勝を確信しております