皆様、おはようございます。

年頭一発目の記念開催、伊勢崎オートで開催中のG1・シルクカップは、今日が４日目。いよいよ今節のベスト32が凌ぎを削る準決勝戦が行われます。

と言う事で、今日はこの準決勝戦４個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

昨日は２個レースのうち、鈴木圭の速攻と中山光の独走展開を狙いの主軸としていた12Ｒが◎→○→▲の本線で決まり、実車券でもこれのおかげ様で、それなりにおいしい配当を頂く事が出来ました。
迎える今日の準決勝戦ではハンデ変動があり、主力以外は全て10ｍ重化となった上で、中山光を除く各車がオール10ｍに置かれる形となりました（中山光は唯一主力20ｍ前であったため、主力10ｍ前になり、０－10のハンデ戦）。まずこれが今日の１つ目のポイントとなります（詳しくは予想本文にて）。

そしてもう１つ、ポイントとして挙げたいのが、天候推移。
午後～夕方あたりに、雨マークならぬ「雪マーク」が付いている伊勢崎地方。今夜半にかけて崩れるのは間違い無さそうですが、どの時間帯で降り始め、走路に影響し始めるのかが全く読めない状況です。

という事で今日は良走路・湿走路両方の想定とします（本文は基本的に良走路想定）。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今日よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今日よりハンデ10ｍ重化


[2017.01.08]　伊勢崎
G1シルクカップ・４日目
【９Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良湿
◎▲①岩沼靖（伊）10▼
　　②深谷輝（川）10▼
○△③岩田行（伊）10
注　④佐藤二（川）10
▲○⑤西原智（伊）10
　　⑥伊藤信（浜）10
　◎⑦新井恵（伊）10
△注⑧浦田信（飯）10

内枠勢のスタートでは、②深谷輝がやや不安、周りが早いだけに内で包まれるリスクを含んでいる。ハンデ重化している①岩沼靖は、この最内枠を活かしてスタート行けるかどうかに懸かっており、トップスタートからの逃げ展開に持ち込めれば本走3.40を切るペースで逃げられる。逆に行けなければどこにも居ないリスクもあるが（捌ける相手では無い）、あくまで逃げ展開なら、機力面では主力ハンデと遜色無く、③岩田行あたりに早めに捌かれる展開でなければ残り目十分と見たい。
その③岩田行が試走、スタートから元気いっぱい。60歳という年齢を感じさせない驚異の試走3.27から本走3.388で纏めており、さすがにこれがベストに近いとは思うものの、この相手ならスタート切っての粘り込みも十分。
これ以外の印も、基本的にスタート先行出来る選手に回していく（ハイペース逃げのロング展開を想定）。
⑦新井恵に関しては、やはりSS王座戦のフライングが影響しているのか、出足から普段の勢いが感じられず、昨日も後方で岡部聡と競り合う事になる等、展開を悪くしている要因になっている。勝負の懸かる準決勝で思い切って行く可能性も否定できないが、現時点では強くは推せない。⑧浦田信も、絶好調時に比べるとやや見劣りするが、混戦なら・・・。
湿走路になれば実績を加味。特にこの中では実績上位の⑦新井恵でも巻き返し十分。

＜良走路＞
本線（３単）：１－３５－３４５８
押え（２単）：３－１５
＜湿走路＞
本線（３単）：７－１５－１３５８
押え（２単）：５－１７


[2017.01.08]　伊勢崎
G1シルクカップ・４日目
【10Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良湿
◎注①中山光（川）０▼
　　②浅香潤（伊）10▼
△▲③竹本修（伊）10
注　④中野憲（川）10
　　⑤久門徹（飯）10
　◎⑥吉原恭（伊）10
○○⑦早川清（伊）10
▲△⑧木村武（浜）10

ハンデ10ｍ重化したとは言え、昨日の好スタートからの独走展開が見事であった①中山光が、ここは再び単騎の０ｍとなり、序盤でアドバンテージを築く大逃げに持ち込む公算。昨日の前予想での目論見通り、独走展開で本走3.374まで一気にパフォーマンスを上げており、このレベルで逃げられたら10ｍ重化でも６周回ならチャンス十分と見たい。
これに対抗できるのはタイム比較で⑦早川清、⑧木村武の外枠両者か。特に⑦早川清は、最近は基本的に大外からのカマシスタートという印象があったが、直近はスタートそのものが良化しており、特に試走タイムも抜群に出ている時は、外にスタート巧者を置いても先行できる力を持っている（例：昨年末の地元普通開催優勝戦、試走3.23の超抜時計で、外のスタート巧者・青山周より先行し優勝）。⑧木村武も年頭から無傷の３連勝、やはりシルクカップ２連覇含む過去３回の優勝という相性の良さもある。
なお、昨日１着の②浅香潤もハンデ10ｍ重化、こちらは再びの主力ハンデとなり、昨日こそ試走3.29、本走3.392をマークしているが、10ｍ前でも展開向かず大敗のパターンも見られ、昨日も１着ながら暫くは佐藤児のペースに追走一杯という感じもあり、全体的には余り強く推せない。逆にこの位置でも今節動き活発なのが③竹本修で、②浅香潤より先行出来る可能性も有り、０ｍの追走一番手になる可能性まで。この場合、①中山光の引っ張りが強く、外枠両者が競り合う形になった場合のヒモ残りが面白い。
湿走路の場合は、利くコースにも拠るが、内が利いた時の⑥吉原恭の印象が強く、ここから入ってみたい。

＜良走路＞
本線（３単）：１－７８－３４７８
押え（２単）：７－１８
＜湿走路＞
本線（３単）：６－３７－１３７８
押え（２単）：７－３６


[2017.01.08]　伊勢崎
G1シルクカップ・４日目
【11Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良湿
　　①金山周（伊）10▼
▲　②三浦康（伊）10
注△③遠藤誠（浜）10
　▲④大木光（川）10
△　⑤前田淳（山）10
　注⑥山田達（川）10
◎○⑦鐘ヶ江（飯）10
○◎⑧高橋貢（伊）10

昨日はハンデ10ｍの差があった①金山周と②三浦康の２人。同じレースで、10ｍ前であった①金山周が②三浦康にスタートで叩かれており、更に今日は同ハン。昨日の水準で言えば、①金山周の出足関係に黄色信号か。それ以上に②三浦康のスタートが冴え渡っており、ここは②③④とスタート巧者が続いて主導権を取って行くレースと見る・・・が、それ以上に気になるのが外枠、⑦鐘ヶ江のスタート速攻。昨日のカマシ気味のスタートで主導権取りからアタマを取っており、昨年末の地元飯塚普通開催の完全Ｖから連対が続いており、いよいよ本格化の兆しを見せているような印象。この枠順でもカマシスタートから先手を取れば、昨日本走3.375まで伸ばしている機力から、十分アタマまで狙ってみたい１車となる。
ここも人気を集めそうな⑧高橋貢については、今節については3.38以上のタイムが出ていないが、内の⑦鐘ヶ江のスタートに乗って行き、好ポジションを得られれば十分チャンス有りと見たい。昨日本命で失敗してしまったが再度狙う。
これに割って入るとすれば内枠勢のスタート先行、となれば②三浦康。近況は機力も高位安定、もし外枠勢のスタートが押さえられた時にはアタマまで。
湿走路になれば地元得意の王者の出番。これに湿走路巧者⑦鐘ヶ江が、スタートも含めて抵抗するか。或いは内が利けばこちらも争覇圏の④大木光、基本的にはこの３車の争いと見たい。

＜良走路＞
本線（３単）：７－２８－２３５８
押え（２単）：８－２７
＜湿走路＞
本線（３単）：８－４７－３４６７
押え（２単）：７－４８


[2017.01.08]　伊勢崎
G1シルクカップ・４日目
【12Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良湿
注　①佐藤児（飯）10▼
　　②佐久間（伊）10▼
○　③岩田裕（川）10
▲○④田村治（伊）10
　注⑤内山高（伊）10
　◎⑥岡部聡（山）10
△△⑦若井友（川）10
◎▲⑧鈴木圭（浜）10

昨日は試走タイムも3.25まで上げ、注文通りの弾丸スタートからの速攻展開が鮮やかに決まり、他を圧倒する本走タイム3.343をマークした⑧鈴木圭が盤石の態勢。オール10ｍで前に壁が居ないのも好材料で、問答無用の速攻展開から勝ち切る公算。
他は概ね3.40を切るタイムでの争いとなるため、重視したいのはスタート速攻力。特に、ハンデ重化した②佐久間はそもそもスタートに難があるため、その外枠に居る③岩田裕、④田村治にとっては展開面で優位となる。この２人がペースを上げれば残り目十分だが、この２人の比較については紙一重だけに、一応○▲と序列を付けたが、両方同じレベルで押さえておきたい。
また、ハンデ重化したものの①佐藤児もスタートの切れは良く、また昨日は浅香潤の攻めを中盤までは封じており、粘り込みには注意したい。
湿走路になれば本来の巧者⑥岡部聡の出番か。地元巧者④田村治との一騎討ちと見たいが、⑧鈴木圭も争覇圏内。

＜良走路＞
本線（３単）：８－３４－１３４７
＜湿走路＞
本線（３単）：６－４８－４５７８
押え（２単）：４－６８、８－４６


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。