決勝に乗る九人が出揃った時にはてっきり眞杉匠-森田優弥だと思った。地元四人なる数が一寸だけ引っかかりはしたものの、二人が113期の同期生という事も頭の中にあり、八割方並ぶだろう。が、別別だった。ま、五人並んでブン回し、そんな競輪にも少々飽き気味だったから、私には丁度よかったかも知れない。
【西武園記念決勝】眞杉を使わないと腹を据えた森田を潔いとは思うけど、俄然買う気はしなくなった。というより地元四人の数的有利すら私にはまるで魅力的に映らない。何故なら森田と新山響平で叩き合う画が色濃く浮かぶからである。むろん四人の利を生かしながら森田が捲りで獲る、という競輪が絶対にないとは言えないけれども、それは中中しにくかろう。
三人を選んだ。
先ずは眞杉。単騎なら大手を振って獲りに行ける。
次に山口拳矢。自由自在にピンピンピンだ。
三人目が南修二。ベスト状態で且つ新山の番手を回れる。
ボックス六点は多すぎる。出来ればすぱっと頭を決めたい。
ふと頭の中に昨日の中継で村上義弘氏が述べた山口評が思い起こった。正確な文章に起こす自信はないが、山口の競輪は「勝てる様な走り」から「勝ちに行く走り」に変じた。そんなニュアンスだったと記憶する。あまり他人の言うことを聞かない偏屈な私だけど、氏の言葉には素直にすとんと腹に落ちるものがあった。
「素直になれなくて」は返上し②③⑦と②⑦③。
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