皆様、おはようございます。
土曜日の早朝です。
・・・普段からGambooコラムをご覧の皆様には最早お馴染み、安定の方程式「Kazzが土曜の朝５時台にGambooコラムを更新＝浜松オートに遠征」、本日も発動しております。

しかし、ここ数回、週末を挟む浜松開催は専ら「土曜準決、日曜Ｖ戦」でしたが、今回は本日土曜から開幕。４日間開催のため、日曜日もまだ予選道中。その辺りはやはり頭を切り替えていかないといけません。

更に、今回は企画開催。今年数回に分けて行われる期別対抗シリーズ、その26期戦がこの開催のメインイベンターとなります。
デビュー当初から話題を集めた精鋭揃いの26期が凌ぎを削る今開催。本日初日、もちろん注目はそのトライアル戦となる11Ｒ、12Ｒ！
・・・といきたいところなのですが。

やはり、実力伯仲、精鋭揃いのレースとなれば、その難易度たるや・・・しかも、まだ今節の仕上がり状態も暗中模索な初日だけに、予想を立てる上でそのレベルは空を突き抜け、宇宙にまで届きそうな勢い。そのようなレースに、下半期も変わらず安定の負けっぷりを喫している、「能書き上手の車券下手」、この私に事前の予想など出来るはずもございません。今日まず試走を見て、コメントを見て、やはり現場でビシッと検討してみたいと思っておりますので・・・

今日のコラムでは、むしろ、そこに至るまでの10個レース、浜松「普段通りの一般シリーズ」の方に着目してみたいと思います。

特に競艇や競輪と同様、オートの場合でもやはりエンジン素性の分かりにくい初日は難しいものであります。しかし、このような一般開催のオール予選競走（選抜予選等が無い）の場合は、能力上位の選手が各レースに散らばる事により、ロングハンデ戦が形成される事が少なくありません。事実、今日の１Ｒ～10Ｒまでの全ての予選競走が50～70ｍのロングハンデ戦となっています。

私は、SGやG1のような短ハンデ戦も嫌いではないですが、オートを見始めた頃から、やはり勝負を賭けるならロングハンデ戦という信条でこの競技と向き合っております。
今でこそ、これ以上のハンデ戦は、新人がＳ級と同一レースに組まれない限り考えられず（それでも90ｍが一般的な最大値か）、唯一、飯塚の夏の風物詩となりつつある企画レース「110ｍハンデ戦」でその貴重なせめぎ合いが見られる程度となっていますが、一昔前は、ちょっとＳ級上位が予選の早い段階でフライングや反則妨害をやらかした日には、普通に110ｍハンデ戦が組まれていたものでした。川口で言えば佐藤武之、谷口哲也、谷山次郎・・・、飯塚で言えば浦中久、そして浜松で言えば鈴木勲、加藤寛一、高橋明男・・・と言ったあたりでしょうか。基本的に車券的な絡みはほぼ考えにくいところ、これによって自然と買い目が絞られ、安い配当ではあるものの、まとめてキッチリ取れれば十分な勝利を得られるとあって、個人的にはロングハンデ戦を好んで打っていました。（逆に、軽ハン勢が明らかにチャンスというレースもあって、そういう場合でも逃げ残り目のオイシイ配当にありつけたりもしました。）
翻ってここ最近のオートレースでは、ロングハンデ戦でも混戦が多く、難しい部分はあるのですが、やはり基本スタンスとして狙うならロングハンデ戦・・・という考え方で良いかなと思っています。

そんな今日、一般シリーズの予選競走の中で、狙いやすそうなのは後半レース、特に10Ｒです。
私は出走表を見た時に、驚きました。・・・「え？谷口さん、10Ｒなの？」と。
この10Ｒと言えば、今節の一般シリーズでのＶ候補でもある、現・全国No.1レーサー、青山周平が最重ハンから追い込む番組構成で・・・その、たった50ｍ前に、こちらもある意味全国No.1レーサー（御年72歳）、谷口武彦大先生が・・・あ、いや、谷口さん大好きなので本当は応援車券の一つも買いたいところなのですが・・・さすがにこれは厳しいです。厳しすぎます。大先生は前半レースでいいんです。即ち、これでまずは殆ど７車立てです。あとは川口新人女子レーサーの益ちゃん。確かに逃げ始めたら脅威ですが、10ｍの壁が居らず、１級車の速攻が考えられるだけに、早めに谷口さんを捲って逃げ態勢に持ち込めるかどうか・・・これも、試走次第では消しの対象。これで６車立てです。後は幾らかチャンスはありそうですが、とは言ってもさすがにこのメンバーなら⑧青山周から、一番ハンデチャンスっぽいのが⑤赤堀、試走次第で③小林頼あたりかなと。⑥西川は前回の川口G1キューポラで２連対がありますが、いずれも機力上位かつスタートが決まり早めに逃げ態勢に持ち込めた事によるもの、今日のようなハンデ構成ではどうか微妙、また⑦筒井もこのハンデでは・・・（Ａ級19位がＳ級１位と同ハンでサシ勝負とは、これもまた幾ら何でも・・・）という印象。おそらくかなり絞り込めるはずで、ここを一応今日の勝負レースと位置付けてみたいと思います。

というわけで、まぁそう思っても（逆に絞り込み過ぎて）ハズれる時はハズれるものですが・・・、何にせよ、経験を踏まえた上で出走表を見た時の第一印象は大切にしていきたいなぁ、と思いつつ。

それでは、行ってきます！