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浜松・G1ゴールデンレース優勝戦振り返り~ハイレベルの中の、ギリギリのバトル~

2015/05/30 8:06 閲覧数(489)
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皆様、おはようございます。
またまた1週間のご無沙汰でした。

既に浜松では次の一般開催が始まっておりますが(しかも既に今日は準決勝)、今日は個人的にギャンブルはお休みの日(最近プチハマり中のレンタルカートをやりに行くため)ですので、まだコラムに書き留めていなかった、先日の浜松G1・ゴールデンレースの振り返りで、皆様のご機嫌を伺います。

1にも2にも、まずはレースを振り返ってみましょう。


【浜松】
2015.05.24 G1ゴールデンR
12R 優勝戦 8周(4100m)
○①木村武(浜)0 3.34
 ②遠藤誠(浜)0 3.37
◎③浦田信(飯)0 3.32
▲④前田淳(山)0 3.33
 ⑤渡邉篤(浜)0 3.35
 ⑥田村治(伊)0 3.28
☆⑦中村雅(船)0 3.31
 ⑧山田達(川)0 3.36

<VTR>
S後②がやや凹み、1角には①③④⑦と入るところ、⑤が内を掬って3番手を④と争う。後方は⑥②⑧の順。
1周4角からの立ち上がり、⑤の内に⑦、外に④の態勢でサンドイッチの形となり、⑤が後退。内を掬った⑦がそのまま④も捕えて3番手浮上。その後ろで⑥が④の内を伺うも、入りきれず。
先頭争いは、2番手の③が先頭の①を攻めようとするも、①が内を締めてコースを押さえ、攻めさせず。このため、後続も迫り、⑦もピッタリ3番手マーク。また3周4角では⑥も④を捌いて4番手に浮上。この後⑥は機力に任せ⑦を外から攻めるも攻めきれず。
①が完全に内を押さえ、他の車が攻めきれず外に行くしか無くなり、前団は膠着状態に。
6周3角、⑥がついに⑦を内から捕えて3番手浮上。
そして運命の7周3角、意を決した③が①の内を突くも、③の前輪が①の後輪に当たり大きくバランスを崩す。ちょうど⑥も③の外に居たため煽りを喰らい、空いた内を⑦、④が通過し逆転。かろうじて凌いだ①が3番手で復帰。
この後⑦が後ろを振り切り、ゴールデンレース4連覇の1着ゴール。
⑦中村雅-④前田淳-①木村武で決着。
2単:⑦-④ 3,360円
3単:⑦-④-① 12,420円

<総評>
まず1つポイントになったのが、優勝戦前の急な気候の変化(あくまで体感的に、ですが)。前夜の時点では雨の予報もあった浜松地方でしたが、雨は無く、しばらく晴れ/曇りで推移。それが優勝戦前、急に暑くなったように感じました。公式発表レベルではそれ程気温も走路温度も変わっていないのですが、何か暑くじめっとした感じ・・・のように思えました。その為なのか、優勝戦にしては試走にかなりバラつきがあり、上が28で下が37。優勝戦ともなれば機力は接近、みんな仕上げてくるためにそれほどバラつく事は無いのですが、まずはこれが異例かなと思いました。
その中で、やはり特筆すべきなのが直前気配抜群であった⑥田村治。準決勝の鋭い追い上げを見ても、機力が好調なのは分かっておりましたが、優勝戦では群を抜くレベルになっていました。車券的にまずこれをどうしようか悩んだのですが、やはり「準決勝では決まってもこの優勝戦メンバー、(特に内の各車に先行されたら)さすがにキツイかな」と思い、3着までの狙いとしました。
そして、前予想では本命にした③浦田信ですが、この試走では決して盤石とは言えず(もちろん頭からも買いましたが)、逆に評価を落としていた⑦中村雅がこの試走であれば逆に「買い」となり、更には④前田淳も面白そう・・・という感じで、結局いろいろと買ってしまいました。その中に2連単:7-4があったため(個人的にはウラの4-7の方が美味しかったですが)、何とか2連単で的中させる事が出来ました。
このレースを語る上でやはり外せないのが、7周3角の③浦田のアタックです。そしてその布石を作ったのが、何と言っても①木村武でした。
やはりこの枠であれば失敗しないスタート、キッチリとトップを奪った①木村武、後ろに迫る③浦田信を抜かせまいと、ちょうど1ヶ月前のSGオールスター優勝戦で、その浦田が青山周以下を抑え切ったように、内を締めてコースを守る作戦に出ました。おそらく、先手有利の走路状況、その上で機力差に勝るメンバーも居た事で、確実に勝ちを取りに行く作戦という事なのでしょう、この攻めに浦田以下は翻弄されました。
しかし、7周3角、浦田としては「ここしかない」という気持ちであった事でしょう。後からリプレイを第三者の目から冷静に見てしまうと、確かにやや無理な態勢にも見えてしまいます。しかしながら、そこはレースそのものの素人の私には分かりません。浦田の中ではチャンスと見て、意を決して行ったのだと思います。浦田という選手は元来そういう選手、得点有利なドリーム戦だろうが何だろうが、とにかく諦めず1着を目指すのが信条。結果的には①木村武、⑥田村治に対し大きく不利を被らせてしまう事になってしまいましたが、あれで行かなければ2着もキープ出来ていたかどうか(⑥田村治が驚異的なペースで追い上げていたので)・・・それを思えば、周回数からもあと残されたチャンスは僅か、先に前に出るしかない、致し方ない決断と、個人的には解釈しております。
そして、結果的には「展開に恵まれた」感じでゴールデンレース4連覇のゴールを切った⑦中村雅ですが、逆に言えば「あの位置に居なければ」転がり込んで来なかった優勝をキッチリ獲り切ったところに、彼の冷静なレース運びの成果が見えたような気がします。

ギリギリの戦いの中、後ろに捌かせない「ここしかない」コースを守る腕も一流なら、瞬時の判断で攻め入る腕も一流、そして目の前に現れたこの幸運を手繰り寄せるのもまた一流。
「これがオートレース、百戦錬磨の一流同士のぶつかり合い」。
そう申し上げるより他、このレースを適切に形容できる言葉は思いつきません。

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