遠山競輪研究所
高知競輪データ集( 2021/12/13 )
Gamboo遠山競輪研究所の冠レースが12/13(月)~12/15(水)高知競輪場で開催されることになりました。
それにちなんで、今回は高知競輪のデータを集めました。全競輪場におけるランキング順位に注目して高知バンクの特徴も少し探ってみました。
12月の「遠山競輪研究所杯」及び今後の高知競輪の車券購入時の参考として下さい。
以下目次項目
1. バンクデータと気象データ
高知競輪場・バンクデータ[2021年11月現在]
項目 | 値 | ランキング情報・他 |
---|---|---|
周長 | 500m | 2021年11月現在、500バンクは、高知、宇都宮、大宮の3場のみ。 ◇過去 (1980年以降) の500バンク ・西武園 (改修前の1992年まで) ・門司 (廃止前の2002年3月まで) ・松山 (移転前の2005年1月まで) ・大津びわこ (廃止前の2011年3月まで) ・熊本 (地震前の2016年3月まで) ・千葉 (ドーム移行前の2017年12月まで) |
みなし直線 | 52.2m | 500バンクの中では最も短く、400・33バンクを合わせた41場中でも短いほうから15番目。 長い3場は、1位.大宮 (66.7m) → 2位.武雄 (64.4m) → 3位.宇都宮 (63.3m) 短い3場は、41位.小田原 (36.1m) → 40位.奈良 (38.0m) → 39位.松戸 (38.2m) |
カント (コーナー角度) | 24.50° | 全国で最も緩い角度。みなし直線の短さと合わせて、高知バンクの注意すべき特徴。 きつい3場は、1位.前橋 (36.00°) → 2位.小田原 (35.57°) → 3位.伊東・防府 (34.69°) 緩い3場は、 41位.高知 (24.50°) → 40位.宇都宮 (25.80°) → 39位.大宮 (26.28°) |
走路幅員 | ホーム 11.3m バック 10.8m センター7.8m | ホームとバックは広めで、センター部は平均的な幅。 ホームの広い3場は 、1位.四日市 (13.3m) → 2位.和歌山 (11.4m) → 3.高知・小田原 (11.3m) バックの広い3場は 、1位.四日市 (11.5m) → 2位.宇都宮 (11.3m) → 3位.高知 (10.8m) センターの広い3場は、1位.前橋 (9.9m) → 2位.久留米 (9.0m) → 3位.四日市 (8.5m) |
最高上がりタイム | 13.1秒 | 2021/07/31、島川将貴選手 (109期 徳島) の記録。 それまでは2001/04/08、佐々木則幸選手 (79期 高知) の13.2秒だった。 |
高知競輪場・気象データ[直近3年 (2018年10月~2021年9月) のデータ]
項目 | 値 | ランキング情報・他 |
---|---|---|
レース時風速 (平均値) | 1.46m | 河口に近い鏡川沿いにあるせいか風はやや強めで、ドームを除く39場中10番目の強さ。 風が強い3場は、 1位.小松島 (1.99m) → 2位.和歌山 (1.87m) → 3位.四日市 (1.68m) ドームを除いて風が弱い3場は、39位.宇都宮 (0.58m) → 38位.西武園 (0.68m) → 36位.弥彦・伊東 (0.76m) |
レース時天候 (比率) | 晴:61.4% 曇:30.7% 雨: 7.9% 雪: 0.0% | 晴率はドームを除く39場中5番目で、雨・雪率は低いほうから5番目。 晴率が高い3場は、 1.和歌山 (65.4%) → 2.高松 (63.8%) → 3.岸和田 (63.8%) 雨・雪率が高い3場は、1.大垣 (15.3%) → 2.福井 (13.9%) → 3.平塚 (13.6%) |
2. 決まり手データ
高知競輪場の直近3年(2018/10~2021/9)の決まり手比率です。
クラス別の集計値と、高知競輪場の決まり手比率となるクラス平均値[1]を表記しました。
比較参考として「全競輪場平均」と「500バンク平均」も併せて記しています。
高知競輪 直近3年の決まり手比率
( 逃げ 捲り 差し マーク )
クラス・車立て | 1着決まり手比率 | 2着決まり手比率 |
---|---|---|
S級 8・9車 | 8.736.0%55.0% | 11.720.7%31.7%36.0% |
S級 5・6・7車 | 25.3%22.1%52.6% | 14.7%15.8%27.4%42.1% |
A12班 8・9車 | 12.034.3%53.7% | 12.716.1%37.3%33.9% |
A12班 5・6・7車 | 20.8%28.7%50.5% | 14.6%16.0%29.1%40.3% |
チャレンジ 5・6・7車 | 29.7%29.4%40.9% | 21.2%12.826.3%39.7% |
ガールズ 5・6・7車 | 9.859.0%31.2% | 8.223.8%14.7%53.3% |
高知・クラス平均値[1] | 18.7%32.4%48.9% | 14.8%16.6%29.4%39.2% |
全競輪場平均 | 24.2%32.7%43.1% | 18.1%15.6%26.1%40.2% |
500バンク平均 | 20.1%27.9%52.0% | 15.9%14.232.6%37.3% |
全競輪場の 逃げ・捲り・差し・マークの各決まり手を 1着比率×2+2着比率 の値でランキング化しました。
高知競輪場の順位と、比率が高い3場および低い3場の情報を表記します。
なお表中の場名に続く ( ) 内の数値は (1着の決まり手比率 , 2着の決まり手比率) です。
決まり手比率のランキング情報
決まり手項目 | ランキング情報 |
---|---|
逃げ比率 | 高知 (18.7% , 14.8%) は41場中41番目で、全国で最も「逃げ」が決まりにくいバンク。 逃げ比率が高い3場は、1位.前橋 (31.6% , 22.2%) → 2位.松戸 (32.3% , 20.0%) → 3位.奈良 (30.9%,19.8%) 逃げ比率が低い3場は、41位.高知 (18.7% , 14.8%) → 40位.大宮 (19.6% , 15.3%) → 39位.広島 (19.3% , 16.3%) |
捲り比率 | 高知 (32.7% , 15.6%) は41場中21番目で平均的な比率。500バンクにしては「捲り」は決まりやすい。 捲り比率が高い3場は、1位.奈良 (37.7% , 15.5%) → 2位.別府 (36.1% , 17.5%) → 3位.福井 (35.6% , 16.9%) 捲り比率が低い3場は、41位.宇都宮 (25.5% , 12.9%) → 40位.大宮 (25.7% , 13.0%) → 39位.いわき平 (30.4% , 14.3%) |
差し比率 | 高知 (48.9% , 29.4%) は41場中3番目。500バンクの中では低めだが、400・33バンクに比べるとやはり追込み有利。 差し比率が高い3場は、1位.大宮 (54.7% , 36.9%) → 2位.宇都宮 (52.5% , 31.7%) → 3位.高知 (48.9%,29.4%) 差し比率が低い3場は、41位.奈良 (31.4% , 18.8%) → 40位.松戸 (32.1% , 19.8%) → 39位.防府 (34.9% , 19.5%) |
マーク比率 | 高知 (0.0% , 39.2%) は41場中25番目。他の500バンクに比べると1着の差し比率が低い分2着のマーク比率は高い。 マーク比率が高い3場は、1位.松戸 (0.11% , 46.9%) → 2位.防府 (0.05% , 46.6%) → 3位.奈良 (0.04% , 45.9%) マーク比率が低い3場は、41位.大宮 (0.0% , 34.8%) → 40位.和歌山 (0.08% , 36.1%) → 39位.小松島 (0.0% , 36.7%) |
3. 配当データ
高知競輪場の直近3年(2018/10~2021/9)の2車単と3連単の配当データです。
高知競輪 2車単配当データ
クラス・車立て | 配当額 | 上位人気車券比率 | 万車券比率 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
中央値 | 平均値 | 1番人気 | 2番人気 | 3番人気 | 1万以上 | 10万以上 | |
S級戦・9車立 | 1,535円 | 3,899円 | 21.6% | 14.6% | 5.6% | 10.6% | 0.0% |
S級戦・7車立 | 1,255円 | 2,736円 | 13.9% | 13.9% | 6.9% | 5.6% | 0.0% |
A12班戦・9車立 | 2,040円 | 5,561円 | 15.7% | 10.2% | 8.6% | 15.4% | 0.0% |
A12班戦・7車立 | 1,005円 | 2,765円 | 25.4% | 15.1% | 8.8% | 5.2% | 0.2% |
チャレンジ・7車立 | 705円 | 2,178円 | 31.6% | 14.7% | 10.2% | 4.0% | 0.0% |
ガールズ・7車立 | 450円 | 1,715円 | 36.8% | 17.1% | 8.5% | 3.4% | 0.0% |
クラス平均値[2] | 1,212円 | 3,277円 | 23.9% | 14.0% | 8.3% | 7.7% | 0.0% |
高知競輪 3連単配当データ
クラス・車立て | 配当額 | 上位人気車券比率 | 万車券比率 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
中央値 | 平均値 | 1番人気 | 2番人気 | 3番人気 | 1万以上 | 10万以上 | |
S級戦・9車立 | 8,325円 | 27,870円 | 10.1% | 6.6% | 4.9% | 44.7% | 7.8% |
S級戦・7車立 | 5,065円 | 12,695円 | 9.7% | 1.4% | 5.6% | 36.1% | 1.4% |
A12班戦・9車立 | 10,820円 | 41,488円 | 6.2% | 4.3% | 3.5% | 52.8% | 9.8% |
A12班戦・7車立 | 4,270円 | 12,749円 | 12.8% | 5.0% | 6.7% | 29.7% | 1.3% |
チャレンジ・7車立 | 2,830円 | 9,772円 | 15.2% | 9.0% | 5.9% | 21.9% | 1.4% |
ガールズ・7車立 | 1,290円 | 9,824円 | 18.8% | 6.0% | 14.5% | 20.5% | 0.8% |
クラス平均値[2] | 5,762円 | 19,807円 | 11.7% | 5.7% | 6.0% | 34.9% | 4.0% |
全競輪場を、「配当額」「1番人気比率」「万車券比率」の高さでランキング化しました。
高知競輪場の順位と、配当額および比率が高い3場および低い3場の情報を表記します。
「周長が長い」「直線長が長い」「風が強い」といった競輪場が配当額が高くなり、1番手人気比率が低く、万車券比率が高くなるようです。
逆に「周長が短い」「直線長が短い」といった競輪場が配当額が低くなり、1番手人気比率が高く、万車券比率が低くなるようです。
配当データのランキング情報
項目 | ランキング情報 |
---|---|
配当額 (クラス平均 の中央値) | 高知は2車単 (1,212円) 、3連単 (5,762円) とも41場中7番目の高さ。
全場平均は2車単が1,153円、3連単が5,395円。 2車単の配当 (中央値) が高い3場は、1位.小松島 (1,352円) → 2位.大宮 (1,336円) → 3位.松阪 (1,309円) 3連単の 〃 3場は、1位.小松島 (6,460円) → 2位.大宮 (6,330円) → 3位.松阪 (6,309円) 2車単の配当 (中央値) が低い3場は、41位.奈良 (970円) → 40位.久留米 (1,020円) → 39位.松戸 (1,021円) 3連単の 〃 3場は、41位.奈良 (4,614円) → 40位.前橋 (4,717円) → 39位.伊東 (4,887円) |
1番人気比率 | 高知の2車単 (23.9%) は高い順で29位、3連単 (11.7%) は高い順で10位。全場平均とそれほど差がなく標準的な比率。
全場平均は2車単が24.5%、3連単が10.9%。 2車単の1番人気比率が高い3場は、1位.奈良 (29.5%) → 2位.松戸 (28.3% )→ 3位.防府 (28.2%) 3連単の 〃 3場は、1位.防府 (13.1%) → 2位.奈良 (13.0%) → 3位.松戸 (12.5%) 2車単の1番人気比率が低い3場は、41位.松阪 (21.3%) → 40位.小松島 (22.2%) → 39位.四日市 (22.2%) 3連単の 〃 3場は、41位.松阪 (8.5%) → 40位.立川 (8.9%) → 39位.岸和田(8.9%) |
万車券比率 (1万以上) | 高知の2車単 (7.7%) は高い順で3位、3連単 (34.9%) は高い順で5位。万車券が出やすいバンク。
全場平均は2車単が6.6%、3連単が33.3%。 2車単の万車券比率が高い3場は、1位.青森 (7.9%) → 2位.京王閣 (7.9%) → 3位.高知 (7.7%) 3連単の 〃 3場は、1位.小松島 (36.7%) → 2位.大宮 (36.0%) → 3位.武雄 (35.1%) 2車単の万車券比率が低い3場は、41位.岸和田 (3.9%)→ 40位.松山 (5.1%)→ 39位.武雄 (5.3%) 3連単の 〃 3場は、41位.奈良 (29.5%) → 40位.前橋 (30.0%) → 39位.防府 (31.7%) |
4. 1着・2着の並び位置データ
高知競輪場の直近3年(2018/10~2021/9)のレースにおける、1着・2着選手が「並び予想のどの位置だったか」を調査しました。
ここでの並び位置は、「先頭 (2車以上のラインの先頭)」,「2番手」,「3番手」,「4番手以降」,「単騎」の5種類です。(2番手が競りの場合は、両方の選手を「2番手」としています)
比較参考として「全競輪場平均」と「他の500バンク平均」も併記しています。
高知競輪 1着・2着選手の並び位置比率
クラス・車立て | 1着選手の並び位置比率 | 2着選手の並び位置比率 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
先頭 | 2番手 | 3番手 | 4番手 以降 | 単騎 | 先頭 | 2番手 | 3番手 | 4番手 以降 | 単騎 | |
S級 8・9車 | 52.0% | 41.3% | 4.3% | 0.0% | 2.3% | 38.7% | 45.7% | 11.0% | 0.0% | 4.7% |
S級 5・6・7車 | 59.6% | 36.2% | 2.1% | 0.0% | 2.1% | 42.5% | 43.6% | 9.6% | 0.0% | 4.3% |
A12班 8・9車 | 52.7% | 34.0% | 7.0% | 0.4% | 5.9% | 36.2% | 50.6% | 8.2% | 0.4% | 4.7% |
A12班 5・6・7車 | 57.2% | 34.9% | 4.5% | 0.2% | 3.2% | 35.5% | 49.5% | 10.4% | 0.5% | 4.1% |
チャレンジ 5・6・7車 | 70.3% | 25.3% | 2.2% | 0.0% | 2.2% | 40.8% | 45.0% | 9.1% | 1.1% | 4.0% |
高知・クラス平均値[3] | 58.7% | 33.9% | 4.2% | 0.1% | 3.2% | 38.2% | 47.3% | 9.7% | 0.5% | 4.3% |
全競輪場平均 | 58.1% | 35.4% | 3.0% | 0.1% | 3.4% | 39.1% | 46.9% | 9.3% | 0.2% | 4.5% |
他の500バンク平均 | 55.7% | 36.1% | 4.7% | 0.1% | 3.3% | 38.1% | 45.4% | 11.2% | 0.5% | 4.8% |
500バンクでは全競輪場平均より1着・2着選手の「先頭」の位置比率は低くなり、「3番手以降」の位置比率が高くなるのは想像しやすく、上表でも他の500バンク(大宮と宇都宮)では実際そうなっているのですが、高知の1着では「先頭」の位置比率が全競輪場平均より高くなっています。
また1着・2着の「3番手以降」の位置比率も、全競輪場平均よりは高くなりますが、他の500バンクほどではないようです。高知バンクの面白い特徴です。
全競輪場の 「1着・2着の並び位置比率」を 1着比率×2+2着比率 の値でランキング化しました。
高知競輪場の順位と、比率が高い3場および低い3場の情報を表記します。
なお表中の場名に続く ( ) 内の数値は (1着の位置比率 , 2着の位置比率) です。
「1着・2着の並び位置比率」のランキング情報
並び位置 | ランキング情報 |
---|---|
先頭 | 高知 (58.7% , 38.2%) は41場中18位。 先頭比率が高い3場は、1位.松戸 (66.2% , 37.8%) → 2位.奈良 (64.3% , 39.3%) → 3位.岸和田 (61.2% , 41.9%) 先頭比率が低い3場は、41位.大宮 (54.2% , 37.8%) → 40位.小松島 (53.8% , 39.5%) → 39位.武雄 (53.3% , 40.7%) |
2番手 | 高知 (33.9% , 47.3%) は41場中31位。 2番手比率が高い3場は、1位.小松島 (39.5% , 46.1%) → 2位.武雄 (39.7% , 45.7%) → 3位.青森 (38.4% , 47.0%) ) 2番手比率が低い3場は、41位.奈良 (29.4% , 49.7%) → 40位.松戸 (28.6% , 52.4%) → 39位.岸和田 (33.3% , 45.3%) |
3番手+ 4番手以降 | 高知 (4.3% , 10.2%) は41場中5位。 3番手以降比率が高い3場は、1位.大宮 (5.1% , 11.3%) → 2位.宇都宮 (4.5% , 12.1%) → 3位.いわき平 (4.2% , 11.2%) 3番手以降比率が低い3場は、41位.奈良 (1.7% , 6.4%) → 40位.松戸 (2.6% , 5.9%) → 39位.防府 (1.3% , 8.7%) |
単騎 | 高知 (3.2% , 4.3%) は41場中25位。 単騎比率が高い3場は、1位.岐阜 (4.9% , 5.4%) → 2位.広島 (4.7% , 5.3%) → 3位.和歌山 (4.5% , 5.3%) 単騎比率が低い3場は、41位.四日市 (1.8% , 4.5%) → 40位.いわき平 (2.6% , 3.5%) → 39位.松戸 (2.6% , 4.0%) |
5. スジ車券比率と力車券比率
「並び予想」で前後に並んだ選手で1⇔2着となったレースの比率(スジ車券比率)と、脚力上位の2人(G指数値が上位の2人)で1⇔2着となったレースの比率(力車券比率)を調べました。(調査対象は直近3年のレース)
比較参考として「全競輪場平均」と「他の500バンク平均」も併記しています。
高知競輪:スジ車券比率と力車券比率
クラス・車立て | スジ車券比率 | 力車券比率 |
---|---|---|
S級戦・9車立 | 53.9% | 15.9% |
S級戦・7車立 | 45.8% | 23.6% |
A12班戦・9車立 | 43.3% | 15.0% |
A12班戦・7車立 | 51.7% | 25.1% |
チャレンジ・7車立 | 50.0% | 33.1% |
ガールズ・7車立 | ---- | 40.2% |
高知・クラス平均値[2] | 49.5% | 24.1% |
全競輪場平均 | 50.3% | 24.5% |
他の500バンク | 48.2% | 22.6% |
全競輪場を、「スジ車券比率」および「力車券比率」の高さでランキング化しました。
高知競輪場の順位と、比率が高い3場および低い3場の情報を表記します。
「スジ車券比率と力車券比率」のランキング情報
項目 | ランキング情報 |
---|---|
スジ車券比率 | 高知 (49.5%) は41場中21位。平均的な競輪場。500バンクとしてはスジ車券が決まりやすい。 スジ車券比率が高い3場は、1位.富山 (55.5%) → 2位.前橋 (55.4%) → 3位.防府 (54.2%) スジ車券比率が低い3場は、41位.立川 (46.5%) → 40位.岐阜 (47.0%) → 39位.宇都宮 (47.4%) |
力車券比率 | 高知 (24.1%) は41場中25位。平均的な競輪場。 力車券比率が高い3場は、1位.小松島 (29.0%) → 2位.武雄 (27.0%) → 3位.豊橋 (26.6%) 力車券比率が低い3場は、41位.岸和田 (21.8%) → 40位.取手 (22.0%) → 39位.富山 (22.2%) |
6. 地元有利度
高知所属の選手がで地元バンク(高知競輪場)を出走時の勝率・連対率と、他地区バンクを出走時の勝率・連対率を集計し、その差を「地元有利度」の指数としました。
調査対象は直近3年のレースで、他場との比較が公平となるよう「7車立て」と「9車立て」のレースに限定して集計し、その平均値[4]を高知バンクの地元有利度としました。
高知所属選手の地元バンクと他地区バンクでの成績差
クラス・車立て | 地元バンク | 他地区バンク | 地元 − 他地区差 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
勝率 | 連対率 | 勝率 | 連対率 | 勝率 | 連対率 | |
全クラス 7車立 | 22.7% | 39.7% | 13.6% | 27.3% | +9.1% | +12.4% |
全クラス 9車立 | 13.7% | 28.2% | 8.9% | 17.6% | +4.8% | +10.6% |
高知・平均値[4] | 18.9% | 34.9% | 11.6% | 23.2% | +7.3% | +11.7% |
全競輪場平均 | 16.6% | 32.8% | 12.6% | 25.3% | +4.0% | +7.5% |
全競輪場を、[地元 − 他地区]の勝率差 + 連対率差 の大きさでランキング化しました。
高知競輪場の順位と、地元有利度が高い3場および低い3場の情報を表記します。
なお表中の場名に続く ( ) 内の数値は (勝率の差 , 連対率の差) です。
高知競輪場は全41場中2位となっており、かなり地元有利なバンクのようです。
ちなみに最下位の名古屋競輪場でも地元での勝率・連対率が他地区での勝率・連対率を上回っており、全競輪場で「地元有利」となるようです。
「地元有利度」のランキング情報
高知 (+7.3% , +11.7%) は41場中2位。かなり地元有利なバンク。 地元有利度が高い3場は、1位.福井 (+9.9% , +10.1%) → 2位.高知 (+7.3% , +11.7%) → 3位.広島 (+6.6% , +11.7%) 地元有利度が低い3場は、41位.名古屋 (+0.9% , +3.5%) → 40位.久留米 (+1.8% , +4.2%) → 39位.岐阜 (+2.0% , +4.0%) |
脚注
- 1.^ a
b
各競輪場の決まり手データは、次表上段の6クラスに分けて集計を行ない、各クラスの集計値を直近3年(2021.10~2021.9)全場のレース数比である 次表下段の比率で加重平均を取ってクラス平均値(=競輪場の代表値)とした。
なお集計期間にガールズケイリンが開催されていない小田原競輪[ 5 ]・小松島競輪におけるガールズのデータは全場平均値で代用した。クラス S級戦
8・9車立S級戦
5・6・7車立A12班戦
8・9車立A12班戦
5・6・7車立チャレンジ
5・6・7車立ガールズ
5・6・7車立レース数比 1.8 1.0 1.8 2.6 2.2 0.6 - 2.^ a
b
c
各競輪場の「配当データ」および「スジ車券比率」「力車券比率」は、次表上段の6クラスに分けて集計を行ない、各クラスの集計値を直近3年(2021.10~2021.9)全場のレース数比である 次表下段の比率で加重平均を取ってクラス平均値(=競輪場の代表値)とした。
(ただし「スジ車券比率」ではガールズ7車立ては集計の対象外)
なお集計期間にガールズケイリンが開催されていない小田原競輪[ 5 ]・小松島競輪におけるガールズのデータは全場平均値で代用した。クラス S級戦
9車立S級戦
7車立A12班戦
9車立A12班戦
7車立チャレンジ
7車立ガールズ
7車立レース数比 1.8 1.0 1.8 2.6 2.2 0.6 - 3. ^
各競輪場の「1着・2着の並び位置データ」は、次表上段の5クラスに分けて集計を行ない、各クラスの集計値を直近3年(2021.10~2021.9)全場のレース数比である 次表下段の比率で加重平均を取ってクラス平均値(=競輪場の代表値)とした。
クラス S級戦
8・9車立S級戦
5・6・7車立A12班戦
8・9車立A12班戦
5・6・7車立チャレンジ
5・6・7車立レース数比 1.8 1.0 1.8 2.6 2.2 - 4. ^ 各競輪場の地元有利度は、「7車立て」と「9車立て」のレースに限定して「地元出走時と他地区出走時 の 勝率差および連対率差」を取り、直近3年(2021.10~2021.9)全場のレース数比である 「7車立て:9車立て = 5.8:4.2」の比率で加重平均を取って競輪場の代表値とした。
- 5.^ a b 小田原競輪場では2021年10月10日からガールズケイリンが開催され、2021年11月現在ガールズケイリンの開催実績がないのは小松島競輪場のみとなった。