“所謂「飛び級」制度にて通例より早いデビューが叶った菊池岳仁(長野117期)は、チャレンジ戦を軽く九連勝で済ませ、特別昇班直後も完全優勝。そのままS級特昇まで一直線とおもいきや、三月九日の伊東A級準決でハコ差しを喰い連勝は「十三」でストップした。”――先日掲載した当欄からの抜粋だが、飛び級を認められた生徒は二人おり、もう一方の寺崎浩平まだ負けなしで現在十四連勝、本日(三月十六日)の福井競輪A級決勝で勝てば、次開催(三月二十三日からの名古屋に出場予定)にS級特進を懸けることとなる。
菊池のがむしゃらな豪快さに比し、寺崎は良い意味で冷静である。新人らしからぬ「クールに捲って勝つ」というセンスを垣間見せてもいる。他の同級生がプロ・デビューする前に早やS級パンツを履いている気分とは如何に――。
《三月十六日・福井競輪第十二競走》寺崎浩平が後ろをぶっちぎる&他派の先頭も置き去りにする画だから、二着候補は別線ハコ選手だけど、もろマーク屋の山田和巧より一瞬キレる田中陽平を選び①⑦の二車単。単騎戦でも児玉慎一郎には「長けた読み」ありと考え①⑦⑨と①⑨⑦。その三点で寺崎の十五連勝を見物することにしよう。
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