野原雅也は無念の一着失格、寺崎浩平-渡辺十夢は別線のカマシに散り、結局地元で決勝に乗ったのは脇本雄太と伊原克彦の二人だけ、しかも別線になった。
伊原が脇本の番手を端から「遠慮」することはなかろうが、「93点」では荷が重いことはたしかだ。仮に「地元-地元」対「他の近畿三人」対「中部両者」では脇本のとこが一番脆弱となり且つ闘い方も悩ましい? 主役である脇本の後ろを厚くするための折り合いが「脇本-松岡健介-東口善朋」と「伊原-村上義弘」の別線なのだろう。余談だが、いくら点数を持っていても「脇本-東口」とはさせてもらえない。中々に厳しい近畿の序列である。
【福井記念ファイナル】伊原の別線が「降参」であるはずもなく、一度は見せ場を作る。伊原-村上に高橋和也-坂口晃輔がスイッチ、五番手から脇本-松岡-東口だが、今日の脇本は前三日間にも増して「違うスピード」披露だ! あとはお好み――。村上の番手捲り、それに呼応する高橋-坂口、悩んだ末の三人本線が功を奏すか……。①⑤の二車単と①③⑤の三連単を買います。
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