いまから１２、３年前。
いまは廃止になってしまった花月園競輪場での出来事。
神奈川の高木隆弘選手が本命のレース。
一人のオヤジファンが、金網の前に立ち、発走前の高木選手を野次っていました。
ば○、あ○、○す。
と小学生の様に。
それがまた出走するまでずっと。
何かにとりつかれた様なその姿に周りの客は笑っていました。高木選手は災難でしたが。
そのレースは福島の岡部芳幸選手の後ろが空いていたので高木選手が番手。
レースは野次のおかげ？かはわかりませんが、
岡部選手の捲りに乗って見事差しきり１着。
怒りのパワーは凄いなと一緒に行った友人と話した記憶があります。
まさか奮起させる為に、わざと野次ったのかも知れない。
そして実はそのオヤジファンは高木選手から買っていたのかも。
と競輪をやるようになってから深読みする癖がついている自分に笑けてきました。
予想はいつも深読みしすぎてﾀﾞﾒなんですが。
でも競輪は人が走るから面白い！とあらためて思った一日でしたね。