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過去10回のデータをもとにKEIRINグランプリを予想しました

2022/12/29 22:59 閲覧数(1871)
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募集テーマ:年末ビッグレースの展望と予想

過去10回(2012年~2021年)のKEIRINグランプリで、
「車番、能力値順位、所属地区、選手の年齢、ラインの長さ、ライン上の位置、選手の九星」
の7項目に注目して選手の「勝率-2連対率-3連対率」および「レース着点」を調査して、レース着点との関係を示す回帰方程式を作成し、
今年の出走メンバーにこれに適用して車券予想を行ないました。

前半の分析部分は退屈な文が続きますので、特に興味がない方は 結論部分の「◆今年のKEIRINグランプリ車券予想」だけをお読みください。

◆過去10回のKEIRINグランプリ調査

1.車番別の勝率・連対率・3連対率
過去10回(2012年~2021年)のKEIRIN-GPでの車番別の(勝率-2連対率-3連対率)は次のとおり。 
 1番車(10%-10%-30%) 2番車(10%-40%-50%) 3番車(20%-50%-50%)
 4番車(40%-40%-50%) 5番車( 0%-10%-10%) 6番車(10%-30%-30%)
 7番車( 0%- 0%- 0%) 8番車( 0%-10%-60%) 9番車(10%-10%-20%)

勝率は4番車がトップです。特に ここ3年連続して4番車が1着でした。
2着には2番車・3番車が多く、そして3着は直近10回のうち5回が8番車でした。
7番車は直近10回で3着までに入ったことがありません。

1着20点、2着10点、3着5点、4着2点、5着1点、6着以下0点として、車番別に過去10回分の平均着点を計算すると、
1~9番車の点数配列は [ 3.7 , 5.7 , 7.1 , 8.8 , 1.4 , 4.6 , 0.5 , 3.5 , 2.8 ] となります。
点数が高い順に車番をならべると次のとおり。
 4番車→3番車→2番車→6番車→1番車→8番車→9番車→5番車→7番車

2. 能力値順位
ここでは能力値の指数としてG指数を使用しました。(競走得点を用いてもほぼ同様の結果になるはずです)
出走メンバーをG指数が高い順に1位~9位とした場合に、過去10回のKEIRIN-GPにおける各順位の(勝率-2連対率-3連対率)は次のとおり。
 1位(10%-20%-40%) 2位(10%-40%-60%) 3位( 0%-10%-20%)
 4位( 0%- 0%-20%)  5位(10%-10%-40%) 6位(40%-60%-60%)
 7位(30%-50%-50%) 8位( 0%-10%-10%) 9位( 0%- 0%- 0%)

意外と能力値上位選手の勝率はそれほど高くなく、6位・7位の選手が 勝率が高くなっています。

1着20点、2着10点、3着5点、4着2点、5着1点、6着以下0点として、G指数順位別に過去10回の平均着点を計算すると、
[ 4.5 , 6 , 1.9 , 1.5 , 3.6 , 10.2 , 8.4 , 1.4 , 0.6 ] となります。
点数が高い順にG指数順位を並べると次のとおり。
  6位→7位→2位→1位→5位→3位→4位→8位→9位

3. 所属地区
選手の地区別の(勝率-2連対率-3連対率)です。
 北日本 -- 19選手中 1着 1回 2着 2回 3着 s回 ( 5%-15%-31%)
 関 東 -- 24選手中 1着 1回 2着 3回 3着 3回 ( 4%-16%-29%)
 南関東 -- 4選手中 1着 1回 2着 0回 3着 1回 (25%-25%-50%)
 中 部 -- 12選手中 1着 3回 2着 2回 3着 2回 (25%-41%-58%)
 近 畿 -- 18選手中 1着 4回 2着 3回 3着 1回 (22%-38%-44%)
 中 国 -- 10選手中 1着 0回 2着 0回 3着 0回 ( 0%- 0%- 0%)
 四 国 -- 0選手中 1着 0回 2着 0回 3着 0回 ( 0%- 0%- 0%)
 九 州 -- 3選手中 1着 0回 2着 0回 3着 0回 ( 0%- 0%- 0%)

過去10回における優勝回数は 近畿が4回でトップ、次いで中部の3回です。
北日本・関東・南関東がそれぞれ1回ずつあり、九州・中国・四国の選手は3連対にも絡んだことがありません。

1着20点、2着10点、3着5点、4着2点、5着1点、6着以下0点として、過去10回の各地区の1選手平均点を算出すると、
北日本~九州の順の点数配列は [ 3.4 , 3.0 , 6.5 , 7.6 , 6.7 , 0.5 , 0.0 , 0.7 ] となります。
点数が高い順に地区を並べると次のとおり。
  中部→近畿→南関東→北日本→関東→九州→中国→四国

4. 選手年齢
出走時の年齢を下の6つの年齢帯に分けて集計しました。
 ~27歳 -- 10選手中 1着 0回 2着 0回 3着 0回 ( 0%- 0%- 0%)
 ~31歳 -- 22選手中 1着 3回 2着 4回 3着 3回 (13%-31%-45%)
 ~35歳 -- 23選手中 1着 1回 2着 3回 3着 4回 ( 4%-17%-34%)
 ~39歳 -- 16選手中 1着 3回 2着 1回 3着 1回 (18%-25%-31%)
 ~43歳 -- 13選手中 1着 3回 2着 3回 3着 1回 (23%-38%-46%)
 44歳~ -- 6選手中 1着 0回 2着 0回 3着 1回 ( 0%- 0%-16%)

過去10回において 27歳以下の選手が3連対に絡んだことはありません。
また 44歳以上の選手も3着に1度入着しただけです。
KEIRIN-GPは 28歳~43歳までの選手が主役となるようです。

1着20点、2着10点、3着5点、4着2点、5着1点、6着以下0点として、過去10回の各年齢帯の1選手平均点を算出すると、
(~27歳)→(44歳~)の順の点数配列は [ 0.3 , 5.7 , 3.6 , 4.9 , 6.6 , 1.2 ] となります。
点数が高い順に年齢帯を並べると次のとおり。
 「38~43歳」→「28~31歳」→「36~39歳」→「32~35歳」→「44歳以上」→「27歳以下」

5. 所属するラインのライン長
並びでの所属するラインのライン長による分類で集計しました。
 1車(単騎) -- 14選手中 1着 3回 2着 1回 3着 3回 (21%-28%-50%)
 ライン2車 -- 36選手中 1着 3回 2着 4回 3着 2回 ( 8%-19%-25%)
 ライン3車 -- 36選手中 1着 3回 2着 5回 3着 5回 ( 8%-22%-36%)
 ライン4車 -- 4選手中 1着 1回 2着 0回 3着 0回 (25%-25%-25%)

昨年優勝した古性選手もそうでしたが、意外と単騎選手の成績が良いようです。
今年同様に4車ラインが出現したのは2018年静岡開催時の近畿4車結束の1度だけですが、その時は4車ラインの2番手をまわった三谷竜生選手が優勝しました。

1着20点、2着10点、3着5点、4着2点、5着1点、6着以下0点として、過去10回の各ライン長の1選手平均点を算出すると、
「1車(単騎)」→「ライン4車」の順の点数配列は [ 6.4 , 3.4 , 4.1 , 5.3 ] となります。
点数が高い順にライン長を並べると次のとおり。
 「1車(単騎)」→「ライン4車」→「ライン3車」→「ライン2車」

6. ライン上の位置
並びでのライン上の位置(何番手か)による分類で集計しました。
 単騎    -- 14選手中 1着 3回 2着 1回 3着 3回 (21%-28%-50%)
 ライン先頭 -- 31選手中 1着 0回 2着 3回 3着 4回 ( 0%- 9%-22%)
 ライン2番手 -- 31選手中 1着 7回 2着 3回 3着 3回 (22%-32%-41%)
 ライン3番手 -- 13選手中 1着 0回 2着 3回 3着 0回 ( 0%-23%-23%)
 ライン4番手 -- 1選手中 1着 0回 2着 0回 3着 0回 ( 0%- 0%- 0%)

過去10回においては、単騎選手が3回1着となった他は、すべてラインの2番手選手が1着でした。

1着20点、2着10点、3着5点、4着2点、5着1点、6着以下0点として、過去10回の各位置の1選手平均点を算出すると、
「単騎→ライン先頭→2番手→3番手→4番手」の順の点数配列は [ 6.4 , 1.9 , 6.4 , 2.7 , 0.0 ] となります。
点数が高い順にライン上の位置を並べると次のとおり。
 「単騎」→「ライン2番手」→「ライン3番手」→「ライン先頭」→「ライン4番手」


7.選手の九星
最後に、開催年の九星盤における選手の年家九星(一白水星~九紫火星)の方位(中宮~南東)とKEIRIN-GPの相性を調べました。
方位別の1着数,2着数,3着数と(勝率-2連対率-3連対率)は次のとおり。
 中宮 -- 6選手中 1着 0回 2着 0回 3着 0回 ( 0%- 0%- 0%)
 北西 -- 7選手中 1着 0回 2着 0回 3着 2回 ( 0%- 0%-28%)
 西  -- 11選手中 1着 2回 2着 1回 3着 0回 (18%-27%-27%)
 北東 -- 13選手中 1着 2回 2着 3回 3着 0回 (15%-38%-38%)
 南  -- 11選手中 1着 2回 2着 1回 3着 2回 (18%-27%-45%)
 北  -- 7選手中 1着 1回 2着 0回 3着 2回 (14%-14%-42%)
 南西 -- 12選手中 1着 2回 2着 1回 3着 2回 (16%-25%-41%)
 東  -- 12選手中 1着 1回 2着 2回 3着 0回 ( 8%-25%-25%)
 南東 -- 11選手中 1着 0回 2着 2回 3着 2回 ( 0%-18%-36%)

1着20点、2着10点、3着5点、4着2点、5着1点、6着以下0点として、過去10回の各方位の1選手平均点を算出すると、
中宮~南東の順の点数配列は [ 0.3 , 1.4 , 5.0 , 5.8 , 5.7 , 4.4 , 5.3 , 4.0 , 3.03 ]となります。
点数が高い順(つまりKEIRIN-GPとの相性が良い順)に九星盤上の方位を並べると次のとおり。
 北東→南→南西→西→北→東→南東→北西→中宮


◆今年のKEIRINグランプリ車券予想

過去10回(2012年~2021年)のKEIRIN-GP出走選手の 上の7項目のデータを上で得た点数配列の値にして、
実際の着点(1着20点、2着10点、3着5点、4着2点、5着1点、6着以下0点)を目的変数にした回帰分析によって、回帰方程式を求めました。

着点= 0.450×車番点 + 0.776×能力値順点 + 0.507×地区点 + 0.547×年齢点
   + 0.299×ライン長点 + 0.821×位置点 + 0.408×九星方位点 - 11.90

今年のKEIRINグランプリ出走選手データ、および 回帰方程式で計算した着点は次のとおりです。

No 選手名  年齢 地区   期  G指数 G順 L長 位置 九星 方位  着点
1 古性 優作  31  近畿  100  68.39  6  2  2  九紫 南  12.79
2 郡司 浩平  32  南関東  99   73.11  1  1  0  一白 北   8.38
3 新山 響平  29  北日本 107  64.85  9  4  1  七赤 西   1.79
4 守澤 太志  37  北日本  96   69.59  5  4  3  六白 北西  3.63
5 松浦 悠士  32  中国   98   69.76  4  1  0  一白 北   1.08
6 平原 康多  40  関東   87   70.32  3  1  0  九紫 南   6.27
7 新田 祐大  36  北日本  90   68.26  7  4  2  六白 北西  6.66
8 佐藤 慎太郎 46  北日本  78   65.24  8  4  4  六白 北西  0.00
9 脇本 雄太  33  近畿   94   71.96  2  2  1  二黒 南西  4.12

 
着点トップは 1古性優作選手(12.79点)、2位は 2郡司浩平選手(8.38点)でした。

___ 2車単予想 ___x
 2車単はこの2選手を軸として、着点4位までの選手を連下とし、
  1→276  (古性→郡司,新田,平原)
  2→176  (郡司→古性,新田,平原)
 の計6点。

___ 3連単予想 ___
 3車単は、着点5位までの選手を3着に絡めて、
  1→276→2769  (古性→郡司,新田,平原→郡司,新田,平原,脇本)
  2→176→1769  (郡司→古性,新田,平原→古性,新田,平原,脇本)
 の18点。

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