俺の中には、俺が買った車券に則った作戦があって、犬伏湧也がとった作戦というか、実際のレースとは違ったけれど、八番手になったら、なってしまったら、それはそれでやはり山田庸平なんとか付いて行ってくれと願うしかない。うん、これなら、行ける、付いて行けるぞ、と思った矢先にいきなり終わった。ブロックがなければ果たしてどうだったのだろう。ぼやいたって詮ないこと、競輪にも人生にも「もし」なんてない。
買った車券の先がまたたく間にふさがり絶える。〽あーあ競輪、我らが競輪、どこぞの校歌の旋律に載せて斉唱したくなった。
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