福井の方の政治家が、「ガールズケイリンは裸でやれ」というような、暴言を吐いたとか吐かないとか、ニュースになっていたようだ。そのニューズを見た時、まず、この人は去年末の岸和田のガールズGPの風景を見ていなかったんだなと思った。確かに、収益の面で競輪を始め、公営ギャンブルの多くが危機に瀕しているのは事実かもしれないし、ガールズケイリンのヒラ開催が、そういった危機に対しての特効薬足り得ていないのも事実だろう。だが、暴言はまずい。あと、そういった時代の流れを創りだしたのもまた、政治なのだから、もう少し責任を感じてほしい。
そもそも、私自身がガールズケイリンを好き好んで、敢えて見ている理由そのものが、「裸で走らせてはならない」と考えたのである。なぜ、人は真逆なのだろうか？この辺が、最近の日本で不思議でならない。
誤解が生じやすい状況があるのも事実だが、そういった偏見をひけらかす様な真似しか出来ないのならば、政治家としては個人的にはどうかと思う。確かに、私自身に、公営ギャンブルに対しての不満が無い訳ではないのだが。もう少し、きれいな言葉で議題提起できないものだろうか？
いつの間にか、この国から品格は失われてしまったのだろうか？
いつの間にか、この国は戦争へと突き進んでいないだろうか？
いつの間にか、日本は右傾化していないだろうか？
日本の大人は、もう少し正しい感覚を身につけるべきである。