「二次予選の◎古性優作-〇村上義弘は二車単150円の一本被り。で、結果は三四着。昨日の今日だしおなじ◎〇を買う気はしない。が、古性けっとばした車券を手中に観戦するのも忍びない。」は昨日他欄に載せた拙稿だ。
宿口陽一は早々敗退して、古性優作も準決で散り、S級S班は半分の二人になった。吉田拓矢は面白いように眞杉匠とのワンツーを軽々と二度きめ、松浦悠士もすいすいという感じで二日目以降は連勝だ。
自分でやる松浦と、三番手まわりの吉田の比較がちょっと悩ましい。
眞杉匠からすれば、金子幸央はもちろん、三番手を固めたS班吉田拓矢にもチャンスがある走り、換言すれば引っ張り役も覚悟なのだろう。が、別線から見れば、番手に金子なら……いろんなことを考えてもよさそうだ。ま、おそらくドンと仕掛ける眞杉に対してイン粘りはむずかしくとも、その前段階において、すんなり駆けさせないような「陽動作戦」みたいなものが、松浦-小倉竜二にも、位置のない大槻寛徳にも、なくはないのでは、と思ったりもする。
【宇都宮記念競輪決勝】前述の松浦、小倉、大槻とは逆に、ほとんど無考えの中川誠一郎(それがこの人の長所でもある)ラインは切る。大槻はしょっちゅう車券を買う選手だけど、この番組で単騎はどう絡めたらいいかわからないから、やはり切る。残るは栃茨作戦と松浦-小倉となった。
金子という選手は先行より自在だと思っている。だから番手の競輪は得意、などと断定はせぬが、決して不得意ではないと思う。むしろ上手い部類に入るかもしれない。だけれども、しかし。金子には「型の定まらぬ選手」という印象をずっと持っているのも正直なところなのだ。ふうむ。そろそろ買いたい車券は定まってきたようで、あとは独善的な味つけを加える作業だ。たとえ大バコでまわってきても、千載一遇のチャンスに「脚が三角にまわる金子」が、俺のふりかけるスパイスである。
①③と③①の二車単を買います(三連単で金子を切った車券じゃないところが我ながら女々しい)。
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