♪Now Playing：渡辺美里『夏が来た！』

皆様、おはようございます。

今週のオートレース、船橋→伊勢崎の完全リレー開催。共に今日が５日間開催の最終日となります。

今年初の猛暑日が記録される等、全国的に一気に夏の到来を告げられたような昨日、船橋も伊勢崎もご多分に漏れず、熱気と熱走路の中、熱いレースが展開されました。
という事で、まだちょっと早いかもしれませんが、個人的にはもう「本当の夏が来た！」と言ってしまいたい。そんなわけで今日のBGMは、私が「これぞ、No.1『リア充・夏到来ソング』」と愛して止まない、この１曲でスタートしております。

というわけで今日は、船橋・伊勢崎それぞれの優勝戦の展望をしてみたいと思います。

今日も天候面では申し分無いでしょう、いずれの開催場も良走路を想定しています。


まずは昼の部・船橋から。

熱い走路の中行われた準決勝戦、軽ハン勢の逃げに苦戦したのは重ハン主力勢。決してここまで不調というわけではなかった木村武、前田淳を筆頭に、思わぬ敗戦を喫したメンバーが居る中、地元エースの永井大はキッチリ主役の座をキープ、更に地元32期勢では鈴木圭に加え、中山光も準決をクリア。優勝戦は、かなりバラエティに富んだメンバー構成となりました。


[2015.07.12]　船橋
一般開催・最終日
【10Ｒ】優勝戦　　3100m
注①中山光（船）０
　②山中充（船）20
　③斎藤撤（川）30
○④平塚雅（船）30
▲⑤谷津圭（船）30
　⑥松山茂（浜）30
△⑦鈴木圭（船）30
◎⑧永井大（船）30

まずこの枠順を見て思ったのは、⑦鈴木圭にとっては正念場だな・・・という事。どのような走路にも対応し、キッチリ試走タイムを出してくるその強心臓には脱帽の一言ですが、やはり鈴木圭の勝ちパターンは、抜群試走＋スタート好位置からの早め抜け出し。それが崩れたのが昨日の準決勝で、谷津圭が速攻から早めに抜け出し、ワンテンポ遅れた鈴木圭の攻めは２着止まりでした（谷津が突然抜群の上がりタイムをマークした事、そして熱い走路状況も影響したとは思いますが・・・）。
そして今日、この優勝戦。30ｍの角度が付いている上、更に内枠にスタート巧者が揃い、少なくとも昨日より攻め遅れのリスクを伴う今日・・・逆に言えばこれをクリアするようであれば本格的に信頼のおける船橋のトップレーサーに駆け上がれるところですが・・・おそらく試走タイムを出してくればアタマも含めた人気の一角には押されるところ、そこに潜むリスクを勘案した結果、シビアなのは承知の上で、まず「あってヒモまで」という結論を下させて頂きました。
その上で本命は・・・昨日の準決勝で上がり3.429の機力まで仕上がったのなら、この相手関係なら・・・やはり⑧永井大で信頼の一手です。
対抗は、あくまで機力上昇が条件ですが、この位置ならスタートで優位を取れそうな④平塚雅。内の斎藤撤がやや後手を踏みそうなだけに、トップスタートまで十分。更には、山中充のスタート次第ではこれを叩いて行っての２番手スタートまで可能性として有り、この機を逃さない手は無いと思われます。
現状のレース脚ならむしろこちらの方が上と思われますが、⑤谷津圭もほぼ同等の評価。また、注意したいのが①中山光の逃げ残り。試走3.38くらいであれば、車券に絡む残り目もありそうです。

本線（３単）：８－４５－１４５７
押え（２単）：８－７、４－８、５－８


次に、夜の部・伊勢崎。15年ぶりに復活したG2稲妻賞の優勝戦となります。
こちらは、記念の優勝戦という事で距離は２周回延びての4100ｍ（８周回）。
地元から、鈴木幸・高橋貢の師弟コンビが揃って優出、それに負けじと各地区から最低１名ずつの優出、全国的にそれぞれのホームグラウンドの選手を応援できる、話題性十分の優勝戦となりました。


[2015.07.12]　伊勢崎
G2稲妻賞・最終日
【12Ｒ】優勝戦　　4100m
　①鈴木幸（伊）０
△②桝崎陽（飯）10
　③青木治（川）10
　④平田雅（川）10
◎⑤岩崎亮（山）10
▲⑥高橋貢（伊）10
注⑦青山周（船）10
○⑧金子大（浜）10

悩んだのは印の順番、安定感ある超抜スタートを武器に逃げる⑤岩崎亮と、一旦後手は踏みそうなものの、準決の時点で仕上がった感のある機力を武器に追い上げる⑧金子大の一騎討ちと見ました。距離が延びるだけに金子大の追走も脅威ですが、やはり展開面では優位と思われる岩崎亮、機力も決して引けを取らないだけに、早めに抜け出した上で、昨年の当地G1ムーンライトで見せた押さえの秘技を見せ、押さえ切ると見て、こちらを本命にしました。ただ気持ちの上では両方に◎を付けたいところ、また、○が居なくて▲以下がひしめき合っているという印象を持っています。
地元大エース・⑥高橋貢、昨日は師匠の優出に触発されたか、また試走劣勢を盛り返す為にも、渾身のスタートを披露、１周２角立ち上がりには既に先頭という離れ業をやってのけましたが、これは少々「それが出来るようなメンバーおよびハンデ構成」という面もあったのかな・・・と思っています。さすがにこの優出メンバー、しかも確実にスタート切ってきそうな面々（特に機力も伴っている岩崎亮）が内に居るだけに、早めにハイペースを握られてしまうと、昨日は殆ど逃げイチだけに追走の機力は未知数、８周あれば何とか３着には・・・という感じかと思っています。
また、粘りの競走という意味では②桝崎陽、まだ時計的には足りていませんが、この車も仕上げてくれば試走3.3秒台前半には入れてくるところ、試走気配次第では十分車券圏内と見ています。

本線（３単）：５＝８－２６７


（実際にはこれを軸に、試走等を加味して買い目を決めたいと思っています。）