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山陽・普通開催優勝戦展望~次代を担うヤングホープの挑戦~

2016/04/04 8:00 閲覧数(601)
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皆様、おはようございます。

今日は山陽普通3日間開催の最終日。1着条件の「準決勝戦8バトル」を勝ち上がってきた精鋭8選手による優勝戦が行われます。
という事で、今日はこの優勝戦の展望コラムにて、皆様のご機嫌を伺います。

この優勝戦、注目は何と言っても、連日好タイムで勝利を収めている、32期No.1レーサー・鈴木圭です。

昨日の準決勝戦は、1人超抜の動きを見せ、破格の上がりタイム3.358での圧勝劇。試走タイムは3.32でしたが、これは明らかに前の松山茂(試走3.39)に詰め過ぎてしまった事によるもの。これにより、「見た目上の試走1番時計」重富大に少し票が流れ、鈴木圭の「タイムのポテンシャル」を考えれば、割とおいしい車券になりました(筆者もおいしく頂きました)。

その鈴木圭は、この4月から全国ランクが更に上がり、S級7位となりました。それもあり、今日の優勝戦では、ランクが下となった銘柄級レーサーよりも外枠に置かれる事になりました。特に、この4月からの所属となった浜松における現在のエース格レーサー・木村武の外枠に置かれるのは、枠番抽選等、不確定要素で行われるオープンレースを除き、ハンデ戦ではおそらく初めてになるはずです。
今年に入り、G1川口記念を史上最年少で制する等、飛ぶ鳥を落とす勢いで結果を残している鈴木圭。但し、これまでは銘柄級レーサーに比べてランクも下であったため、内枠から速攻を決めて抜け出す勝ちパターンが有効となっていました。この外枠からでも勝利を収められるかどうか・・・次代を担うヤングホープ・鈴木圭にとっては試金石となる一戦と言えます。
さらに、鈴木圭VS木村武と言えば、前節の船橋プレミアムカップ優勝戦、試走3.25の超抜の機力でスタートを決めて行った鈴木圭が、内から木村武の抵抗に遭い失速、展開を掴めなかったという事がありました。その後、逆転を仕掛けた際にも絡んでおり、この時の因縁も今日のレースには含まれているように思います。

さて、今日の優勝戦もやはりポイントは天候となります。昨日は全レース終了後に予想通り雨が降りました。佐世保のミッドナイト競輪を見ていても、西日本地方ではかなり強い雨が降っていたように見えました。
その纏まった雨も現在は止んでいるようで、雨雲レーダーを見てもこの後降る様子は無さそうです。となれば、曇天ながら水はけの良い新走路という事もあり、優勝戦の時間帯には良走路まで回復していると考えていますので、今日は良走路想定で前予想してみたいと思います。


[2016.04.04] 山陽
普通開催・最終日
【12R】優勝戦  3100m(6周)

注①小栗勝(山)0
 ②田中進(飯)10
○③松尾啓(山)20
△④岩見貴(飯)20
 ⑤前田淳(山)20
 ⑥伊藤信(浜)20
◎⑦木村武(浜)20
▲⑧鈴木圭(浜)20

予選道中の相手関係とは違い、一気に厳しくなる優勝戦。タイムのポテンシャルは一番ながら、⑧鈴木圭にとっては展開面でやや厳しいと見る。展開が楽となる格下相手なら抜群のタイムを出せるものの、ここまで強力な相手ではそのタイムもやや封じ込まれる。特に⑦木村武も内枠ではまだ負けられないところ。更に言えば、③松尾啓が準決勝で機力大幅アップ、逃げる篠原睦を最後に捕えて執念の優出切符を手にしたが、ランク順によりこの選手が最内枠となるのは、昨日の状態キープなら脅威と言える。問題はスタート、特に速攻を武器とする④岩見貴の存在が気になるが、これを凌いで先行出来れば。この2選手の存在が気になるだけに、⑧鈴木圭の評価は今日のところは3番手としたい。
あと、少し気になるのが①小栗勝の逃げペース。昨日以上に試走タイムを上げてくるようであれば、逃げイチは得意そうな印象であり、連下候補に一考としたい。

<良走路>
本線(3単):7-38-1348
押え(2単):3-78、8-37


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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