久留米競輪の中野カップ

第31回を数えることになる

中野浩一が大津びわこの宮杯を最後にバンクを去ってから、もうそんなに年月が経つのか

という感じがする

その中野カップは今年はS班の参戦は郡司浩平だけとなった

当初は新山響平、清水裕友も参加予定だったのだが病気欠場の発表があった

一人S班の郡司は初日から、ホームで叩きに行く積極的なレースを見せてくれました

二次予選は、後続を千切る捲り

そして、準決勝は北津留のカマシから大きく離れた位置になってしまい、絶体絶命のピンチを捲りおいこみで、もう少しでアタマまで突き抜けるような、恐ろしい縦脚を見せてくれた

結果としては3着、1着、2着での決勝への勝ち上がりだが、立派に看板選手の働きをしているようにみえます

では、いつもの1着ポイント指数です


①郡司浩平　　　134.6　　1位
②取鳥雄吾　　　114.43
③南修二　　　　114.40
④三谷将太　　　114.1
⑤和田真久留　　120.7　　3位
⑥北津留翼　　　110.9
⑦松本貴治　　　117.4
⑧太田海也　　　121.9　　2位
⑨和田圭　　　　112.8

上位は郡司、太田、和田真となりました

郡司の134.6ポイントは2位の太田には12.7も離しており、力比べなら負けないくらいの差があります

ただし、別線の動きが入ってくると、力関係は変わってきます

その辺りは、展開予想で触れていきたいと思います


では、直近5開催の特別、記念、G3の上位着順の指数順位です



高松宮記念杯
1着　　脇本雄太　　3位
2着　　古性優作　　1位
3着　　郡司浩平　　2位


四日市G3
1着　　簗田一輝　　4位
2着　　東龍之介　　7位
3着　　上田国広　　8位


富山G3
1着　　飯野祐太　　6位
2着　　佐藤一伸　　1位
3着　　須永優太　　5位


別府記念
1着　　守澤太志　　6位
2着　　新山響平　　1位
3着　　村田雅一　　5位


取手記念
1着　　郡司浩平　　1位
2着　　成田和也　　4位
3着　　杉本輝大　　8位

やはり1位は連対率が高いです

ここでも、郡司が有利なデータが出ております


では、展開は？
スタート早い取鳥がS取りに動いて前受けするとみます！

1番車の郡司が頑張って前を取っても、その後ろに太田海也が入るんでは、切って切っての展開で太田が前になると郡司は捌いていかないと8番手になる可能性も出てきます！それなら取鳥に行かせて4番手から組み立てた方が有利

したがって初手は
⑧②⑦①⑤③④⑥⑨

あとは北津留が押さえに上がって太田が突っ張って先行！このあとに太田が緩めたところで南が太田の番手へ追い上げる手もあるが、太田は、それなら一気にスピードを上げて南に横をヤらせない展開にしちゃう！
競輪は縦と横をいっぺんにはできませんからね

さすがに太田も赤板先行で踏みっぱなしはキツくなってくる、ここで、取鳥が番手捲りで出ていく、松本、郡司と続いて最後の直線は松本と郡司が取鳥を捕らえられるかどうかになる

車券は①②⑦の2車単、3連単のBOXで押さえます

本線は
2車単
②取鳥ー⑦松本、①郡司

と

②取鳥ー⑦松本ー①郡司


ようやく、取鳥が記念を勝つ日が来た！

のではないでしょうか？