皆様、おはようございます。

４日間開催の浜松オートは今日が３日目、メインカードは準決勝戦４個レースとなります。
という事で、今日はその準決勝の前予想コラムにて、皆様のご機嫌を伺います。

今日の浜松地方、夜から雨マークが付いているものの日中は雨の心配は無いと見て、良走路想定でいきたいと思います。

なお、浜松の準決勝のうち１つは恒例のランチアタック。５Ｒ＋10～12Ｒの計４個レースとなりますので、ご注意ください。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：前節よりハンデ10ｍ軽化
　▼：前節よりハンデ10ｍ重化


[2017.01.29]　浜松
普通開催・３日目
【５Ｒ】ランチアタック準決勝戦　3100m（６周）
良
　①中原誠（飯）０△
◎②西川頼（浜）10
注③鈴木章（浜）20
　④木村義（伊）20
○⑤松山茂（浜）20
　⑥笠木美（浜）30
▲⑦岡部聡（山）30
△⑧松尾啓（山）30

最高気温15度の予報が出ている今日、準決勝４個レースのうち、日中の時間帯で行われるこのレースだけはやや別物と考えた方が良さそうか。冬場としてはちょっと異例の気温・走路温度が見込まれる中、追走勢に厳しく、軽ハン勢にも展開が向きそうな余地はあると見たい。
連日試走から好気配を見せている②西川頼、本走も3.41近辺で纏めており、本来であれば主力20ｍ前に置かれるべき存在では無いが、ややスタートに不安が有り、更には捲り主体の走法から展開に注文が付く部分（捲り切れる程の機力差ではなく、抜け出す前に追込勢にやられるパターン）が多く、結果に結びついていない中でのこの位置と言える。今日も０ｍ単騎で前半主導権を握る①中原誠を早めに捌いて抜け出せるかどうかに懸かっているが、昨日好タイム（3.431）をマークもこれ以上のタイムが伸ばせるか微妙な、この１車のみが相手であれば（数字上は）逆転からの抜け出し有ると見たい。かといってアタマ不動かと言えば決してそんな事は無く、あくまで連軸という意味での本命。
対抗も、試走不問で一発の魅力有る⑤松山茂のスタート一閃に期待したい。やはり主力10ｍ前の位置は侮れず、昨日が風の影響と考えるならば、初日レベルの機力で十分対抗できると見たいが。
これに続くのは主力ハンデ勢、⑥笠木美がスタート行くものの今節の機力ではやや足りず、これを逆転して追い込む形となる山陽勢主力２車か。
そして御年70を超えてもなお陰りを見せない「鉄人」③鈴木章の連軸残り目にも十分期待の一手。

本線（３単）：２－５７－３５７８
押え（２単）：５－２７


[2017.01.29]　浜松
普通開催・３日目
【10Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
◎①岡谷美（浜）０
注②長谷晴（浜）０
　③筒井健（浜）10
△④仲口武（浜）10
　⑤藤波直（浜）20
　⑥角南一（山）20
○⑦佐藤貴（浜）20
▲⑧丹村飛（山）20

昨日は残り約２周回、松尾啓の猛追を押さえ切って地元ファンを湧かせた①岡谷美。ここは０ｍからの逃げレース、スタートでやや出足が付かない面が不安要素ながら、並ぶ外枠がスタート不安の②長谷晴なら、これを凌いでの先行展開で、あとは逃げるだけのレースに持ち込めるか。ちょっと異質な初日（企画レース）の本走タイムは度外視と考えたい。
この逃げに対抗するのは主力勢、中でも注目したいのが⑦佐藤貴。昨日は本走3.411と数字面では精彩を欠いているように見えるが、気象状況或いは穴見和の強烈ブロックに抑えつけられた分と捉えれば、初日快勝の3.389のレベルまでは戻せそう。ここも内が⑥角南一、外が⑧丹村飛と、スタート速攻タイプではないだけに、十分先行態勢に持ち込める。近況絶好調の同期・⑧丹村飛が脅威だが、自身の方が内枠なら負けられないところか。

本線（３単）：１－７８－２４７８
押え（２単）：７－１８、８－１７


[2017.01.29]　浜松
普通開催・３日目
【11Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
注①中村晋（浜）０
◎②笠原三（伊）０
　③西村義（山）10
　④鈴木一（浜）10
○⑤渡邉篤（浜）20
△⑥東小野（飯）20
▲⑦前田淳（山）20
　⑧伊藤信（浜）20

昨日は外枠からスタート先行から早めに抜け出し、最後は鈴木圭の猛追を振り切った②笠原三が、ここも外枠（外の方が切りやすいとの話も有り・・・）なら、スタート先行した瞬間に逃げ態勢に持ち込める絶好の位置、昨日の再現も十分か。
機力抜群で本来なら本命に推したい⑤渡邉篤だが、とにかく不安は捌きが一線級で無い事。今日は主力ハンデ最内でスタート先行が望め、前が４車のみなら何とか逆転展開もと期待したいが、不安要素が有る分印を下げる。
また、地元の期待を一身に背負う⑧伊藤信に関しても不安が拭えない。今節此処までの成績は勿論評価に値するが、初日（試走3.27、本走3.367）は企画レース（女性レーサー５名が相手）で、冷静に見れば相手に恵まれた感有り。それでも残り３選手の「SG覇者」の中では最後着で、鈴木圭を筆頭に周りがタイムを出してくれたからこその数字とも言える。昨日（試走3.31、本走3.387）は同ハンでトップスタートが切れたのが何よりの勝因、とは言え相手が機力不安の有吉辰にスタート不安の角南一ならそれも然りで、しかもそれだけの好展開ながら道中もやや苦戦（平塚雅あたりに引っ掛かっていた）でようやくのアタマという印象。今日は、内から渡邉篤、東小野、前田淳とスタート巧者が揃い、この中で外枠から先行態勢を作っていけるかどうかは正直不安。更に言えば、地元以外の遠征ではバンバン切れるスタートが、なぜか地元浜松の勝負どころでは切れないという印象が強く、（おそらく人気の一角を占める此処では）逆に嫌ってみたいという思いが有り、ちょっと攻める意味で思い切って無印としてみたい。
（但し、再三申し上げるように、直前の試走気配でどうにでも評価を変える余地のあるのがオートレース、あくまで最終判断はそれを踏まえた上で、として頂きたい。）

本線（３単）：２－５７－１５６７
押え（２単）：５－２７


[2017.01.29]　浜松
普通開催・３日目
【12Ｒ】準決勝戦　　3100m（６周）
良
　①小林頼（浜）０
　②斎藤正（浜）０
○③平塚雅（浜）10
　④柴田健（浜）10
注⑤穴見和（山）20
▲⑥人見剛（山）20
△⑦桝崎陽（飯）20
◎⑧鈴木圭（浜）30▼

スーパーハンデなのは百も承知で、本命は⑧鈴木圭。抜群のスタートで前を１車でも叩ければ面白いが、そこまで無くても逆転十分可能と見たい。鍵となるのはやはり⑤穴見和の存在で、ここに同ハン外枠の⑥人見剛・⑦桝崎陽が引っ掛かりペースが落ちる間に、抜けた車速で一気に料理してしまえば、後はペース面で劣る軽ハン勢のみ、抜け出すのは時間の問題、と見たい。
ただ、上記はあくまで理想の展開、⑤穴見和が壁にならず先に⑥人見剛辺りが抜け出す展開になってしまうと、ハンデの差で追走及ばずの場面も無くは無い。よってあくまで昨日同様「裏目も含めた連軸」としての本命とする。
対抗は、上記の通り主力勢が⑤穴見和に抑えられる間に抜け出す場面を想定し、中ハンデ勢から③平塚雅。初日には3.40を切る本走タイムをマークしており、展開味方につけての粘りは逆転のアタマまで。これに、スンナリ突破でやはりアタマも含めた３番手評価に⑥人見剛をピックアップする。

本線（３単）：８－３６－３５６７
押え（２単）：３－６８、６－３８


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。