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奇妙な車券、奇妙な果実

2022/04/14 10:12 閲覧数(811)
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 昨日(四月十三日)の前橋S級決勝は吉田有希-眞杉匠-武田豊樹が人気本線だった。
「準決の鈴木裕は三番手から吉田有希にタイヤ差まで迫った。武田憲祐の方は内から眞杉匠の番手を奪い取っている。その二人が並ぶなら大いに魅力」と買った車券は、吉田有希頭で鈴木裕-武田憲祐の二三着、眞杉匠の頭から同様だった(本線に突っ掛かってくれないかしら?)。
 本番の鈴木裕-武田憲祐は何んと別線の方(小原佑太-伏見俊昭)を分断しての番手捲りだった。あわてて踏んだ眞杉匠は三着一杯。
 同日の大垣S級決勝は脇本雄太からどう買うかという番組。「脇本を引っ張る中西大を真っ先に切る。森田優弥-木暮安由-和田圭のラインは気になるけど、印が重い木暮は買わない主義だから、三人丸ごと切る。山口拳矢と小原太樹、単騎の二人が残った」と云う事で脇本頭で二三着に山口、小原とした。
 本番。中西が強引に森田をぶっ叩いたのはいいが、まだ森田も生きている。必ず来るぞ。気を付けろ脇本よ。山口と小原が六七番手で並んでいるのは希望の光だ。残り一周の所で森田ラインのカマシ、終二角すぎに加速度で優るが、更に二列雁行の外を山口と小原の捲り一閃、二人の世界で幕を閉じた。
 二三着に選んだ選手は正解? なのに肝腎の本命が来ない。そんな風にぼやこうものなら、そりゃ違う、そもそもあんたは一着をはずしている訳だから。惜しくも何ともない。で仕舞いだろうけど、考えに考えて(正直に述べると一寸した閃きで)二三着に買った選手が、ことごとく一二着と云うのは、何んとなく当りに近付いた様な錯覚を起こすが、実は、まるきり的はずれの車券なのだろう、きっと。
 ふと今思った。前橋の場合に限れば、もし三連複を加えれば、奇妙な車券も、奇妙な果実をもたらしたのか。
 今日(四月十四日)から川崎桜花賞が開幕する。
 初日メインの第十二競走にはS級S班が大挙五人。は刺激的な謳い文句だけど、筆者にとっては松浦悠士と郡司浩平のメガS級S班が真の目玉である。
 三月二十九日の玉野記念決勝は脇本雄太と松浦悠士の三百勝対決と騒がれた。優勝は脇本で記録を達成し松浦は二九九で足踏み状態。約十日後の平塚記念準決では郡司浩平が区切りの三百勝を挙げている。私が描いた初日特選競走の小さなドラマは、松浦が郡司を負かして三百勝で並ぶ。である。
 

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