皆様、おはようございます。

オールスター競輪の真裏ではございますが、オートレース界も盛り上がる５日間のスーパーグレード。
迎えて21回目となるSG・オートレースグランプリが、今日から開幕となります。
熱戦の地は今年も上州・伊勢崎。ここ数年は伊勢崎ナイターで、９月のシルバーウィークを狙った開催が定着してきていましたが、昨年からは８月の開催となり、お盆の時期を彩るSG開催に模様替えしています。

という事で本日からの５日間は、SGスペシャルという事で、連日何らかのレースを展望するオートレースグランプリ特集コラムをお送りしていきたいと思います。

まずは初日ですので、いつものように様々な角度から今回のSGを展望してみたいと思います。


■天候・走路想定

実は今節この要素が一番カギとなりそうで、まず現時点での天気予報として、開催５日間を通して晴れマークが１つもありません。特に明日（２日目）が雨模様となりそうですが、他の日も、いつ雨があってもおかしくないような予報となっています。とにかく時期的には「にわか雨」の可能性が常にあり（「雲の通り道」となっている伊勢崎地方だけに尚更・・・）、常に天候の推移はチェックしておく必要があると考えています。


■勝ち上がり

優先順位の上位32名は選抜予選からのスタート、残りは予選からのスタート。ここから二次予選→準々決勝と進みますが、それぞれにＡ～Ｃ（Ａ～Ｂ）と格付けが有り、勝ち上がりの厳しさが変わってきます。基本的には、ハンデに関わらず「１着」選手の勝ち上がりが優遇され、残りは「１着を除く○位～○位」（「○位」という場合は、着順だけでなくタイムの順位も加味された点数で決める）というような感じとなっています。


■ハンデ構成

主力ハンデから見て10ｍ前、20ｍ前の選手は全員ハンデが10ｍ重化となっているため、最大でも10ｍまでのハンデとなっています。


■車券の狙い目

やはり基本的に最も重視すべきは、「スタート速攻力のある選手」です。実力拮抗のSG戦だけに、道中の順位変動はあまり無いというのがSG戦の特徴と考えています。加えて夏の時期、ナイター戦とは言うものの気温は高いため、更にその傾向が強く出る可能性もあります。
また、これはいつも申し上げている事ではありますが「多少試走が悪くても内枠勢に注目（大きく劣るのは除く）」という点は常にポイントとして挙げられます。
ただ、前述の通りハンデに関わらず「１着」の選手は勝ち上がりが優遇されるため、常に１着を目指したレースが展開される事になるはずですので、試走気配から機力上位の選手を素直に中心視するというスタンスは必要かと思います。



・・・という事で、上記の点を加味しつつ、本日は最終12Ｒの前予想をしてみたいと思います。
天候がとにかく読めませんので、走路想定は「良走路」「湿走路」の両方とします。


[2017.08.11]　伊勢崎　★ナイター
SGオートレースグランプリ・初日
【12Ｒ】選抜予選（枠番抽選）　3100m（６周）
良湿
　　①阿部剛（川）０
◎▲②鈴木圭（浜）０
○◎③高橋貢（伊）０
注　④池田政（川）０
　注⑤田村治（伊）０
▲○⑥荒尾聡（飯）０
△△⑦鐘ヶ江（飯）０
　　⑧人見剛（山）０

０ｍオープンの枠番抽選として、実力上位の選手が内～中枠に置かれており、素直にここから狙う。
どの枠でもスタート決められる②鈴木圭に③高橋貢がついていってのマッチレース、一角崩すなら外からのカマシスタートが有る⑥荒尾聡。湿走路でもこの３人が上位と見るが、地元実績を加味して本命は③高橋貢とする。
⑥荒尾聡に続いてスタートで好位置を取った時の⑦鐘ヶ江が一角崩しで面白そう。

＜良走路＞
本線（３単）：２－３６－３４６７
押え（２単）：３－２６
＜湿走路＞
本線（３単）：３－２６－２５６７
押え（２単）：６－２３


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。