2017年12月28日木曜日。
おそらく自分としては、一生忘れられない日になった。
ガールズグランプリ2017。
過去三年悔しいレースが続いてきていた東京ガールズだったが、今年も三人投入。
そして、遂に報われる日がやってきた。
レースは、4奥井迪がいつものように先行する展開。
番手が競りになるが、Gamboo愛知6長澤彩を7石井寛子が退ける展開。
寛子の横に3高木真備も来て、もう自分は興奮状態。
東京123車券も押さえていたので、これで決まれと思いました。
しかし高木は行けずで、後退していく展開。
もうこの時点で、東京ワンツーは決まっていた。
最後は奥井と寛子のゴール前になったが、写真判定に持ち込まれた。
渾身の逃げを見せる奥井と必死に追い込む寛子。
結果は、わずか2cm差で寛子が交わしていた所がゴールだった。
2013年たちかわで中村由香里が、新潟加瀬加奈子を交わして優勝した時以来四年ぶりに東京ガールズがガールズグランプリを制した瞬間であった。
しかもGGP史上初の同支部ワンツー決着になった。
更に二人共に、自分の激推しである。
本当に、二人共に死闘を演じてくれた事だろう。
デビューした2013年から毎年ガールズグランプリに出場している石井寛子だが、なかなか優勝に手が届かなかった。
最初の年は中村と加瀬の後ろで、三着に終わる。
翌年岸和田は、不発に終わり五着になってしまう。
一昨年地元ホームバンク京王閣は小林優香以外には勝ったが、やっぱり準優勝。
去年地元たちかわは一枠貰ったのに、掲示板載れずに四着。
そういう事は、二着～五着迄なら去年まででもう全て取っていた。
そうなると、狙うのは優勝のみ。
しかし今年の枠番は、去年迄まだ一回も掲示板来ていなかった大外七枠。
絶望とは思ったが、これが結果的には大吉に出る事になりました。
そういえば、先月松戸ナイターオールガールズで完全優勝したGamboo埼玉細田愛未も七枠だったな。
まさにラッキー7とは、こういう事なんですね。
8月12日いわき平オールスターアルテミス賞レース以来の特別競輪制覇は、五回目の挑戦で悲願のガールズグランプリ初制覇になりました。
普通開催も含めると、前々回和歌山・前回川崎NFIに続いて三節連続優勝で2017年を締めくくりました。
本当に栃木神山雄一郎のようにグランプリだけ勝てないと思っていましたが、ようやく悲願が叶った瞬間でした。
寛子はアマチュア時代から期待されていて、まだガールズケイリンがエキシビションだった時代では無敵状態だった。
卒業記念レースで優勝して、デビューした年に早速特別競輪制覇。
そんな寛子でもなかなか最高峰の舞台ガールズグランプリだけは、縁がありませんでした。
しかし31歳になった2017年師走に、ようやく掴んでくれました。
いろいろあった自転車人生ですが、今日一つのゴールを迎えた事になります。
年が明けて暫く経つと、32歳になります。
グランプリヒロインになった石井寛子は、来年2018年も東京支部を支えてくれると思います。
しかし考えてみたら、引退した後閑信一もこれは喜んでいるだろうな。
寛子が初めて特別取った時に、後閑もオールスター優勝したからな。
そういえば、平塚では四年半ぶりの優勝だったのか。
今日平塚走った事自体が、三年五ヶ月ぶりだったが。
来年初戦は、再来週金曜日からの高松平塚ガルコレTRです。
いきなりグランプリヒロインとしての初戦は、平塚ガルコレに繋がる道なのか。
メンバー強力ですが、勿論平塚の道を切り開け！
準優勝だった奥井は、本当に悔しい準優勝だろうな。
救いなのは去年は他支部梶田舞に交わされた事でしたが、今年はまだ同支部に交わされた事か。
しかし加瀬加奈子以来の二年連続準優勝になってしまいました。
悲願の特別初制覇は、来年に持ち越しです。
来年初戦は、来月17日からの松山NFIです。
暫く空くので、しっかり休んで欲しいね。
四着だった3高木真備は、せめて三着死守しろと思うですが。
一応去年ブービーよりは上がったので、来年は掲示板に期待しましょう。
来年初戦は、再来週月曜日成人の日からのGamboo静岡FIです。
早速来年グランプリが開催されるGamboo静岡から、来年は始まります。
今年の東京ガールズは、まだ大晦日迄走る事になっています。
四年ぶりにグランプリ制覇というプロジェクトが完璧に完結しましたが、来年は五年ぶり連覇に期待しましょう。
新人はどうやら居ない事になりそうですが、今のメンバーでどれだけやれるのか。
そして、未来に繋がるレースに期待したいですね。
とりあえず今日は、本当におめでとう！
東京ワンツー、そして寛子悲願のガールズグランプリ制覇おめでとう(*^▽^)/(*^▽^)/