ブログ

『グランドスラマーはひとりでいい。』 勝負師・井上茂徳のコメント

2025/03/18 6:22 閲覧数(232)
このブログを違反通報します
違反通報のフォーム画面へ移動します。
わたしたちオールドファンには、初代のグランドスラマーは井上茂徳さんだってことは分かりきったこと。
そのグランドスラムを狙う二人目に飛んでいる鳥も勝手に向こうから、落ちてくる勢いの滝澤正光が1990年の第32回小倉競輪祭で本家グランドスラム・井上と対峙した。
滝澤には同じ千葉県の後輩・先行、捲りで滝澤並みの実力者になりつつあった55期・鈴木誠が機関車に、後には同じく千葉県の後輩で横は抜群の強さの花嶋洋之(56期)。
一方の既グランドスラマー・井上茂徳はラインの機関車はおらず単騎、後位には松枝義幸(47期)−小川巧(57期・現在も現役で活躍中)。

戦前の新聞コメントが今でも新鮮に浮かんで来る。こうだった。
『グランドスラマーはひとりだけでいい。』何とも格好良かった。
単騎だった故、マジで直に滝澤に競り込んで鈴木誠の後位を奪取するのでは!?と思ったりもした。
そんな輩も当時、五万といたのではないかしら。。
いつも、特別競輪決勝で顔を合わせていてお互いに甲乙つけがたい練習の虫。お互いのリスペクトから、それはなく4角番手から絶好の番手展開から抜け出して優勝し、二人目のグランドスラムを決めた。
また、翌日の新聞にも井上茂徳の滝澤正光への祝福コメントがあったのは言うまでもない。。

コメント(0)

※コメント投稿後は編集・削除が行えません。投稿前に内容をよくご確認ください。
※コメントは承認制の場合があります。管理側で内容を確認するため、反映に時間がかかる場合があります。

Gambooでは、人が嫌がるような発言、著作者の許諾のない文章の投稿、公序良俗に反する投稿等を禁止させていただいております。禁止行為が確認された場合、予告なく削除、コミュニティ機能の利用制限、退会等の処理をさせていただくことがありますのであらかじめご了承ください。
コミュニティのご利用ガイドライン
TOPへ