学生の頃、パチンコがやりたくてたまらなかった。
金がなくても打ちたい。手持ちのレコードを売ったり(若い時分に手放したレコードを買い直す確率の高いことよ――)本を売ったり。僅かな金でも気分は鉄火だ。挑むようにギラギラした眼で盤面を睨みながら真剣に打った時代が懐かしい。武雄の出張の夜に大勝したパチンコ屋「ゴールデン・ラッキー」も忘れがたいが、俺のパチンコ史で誇れるのは北海道の羅臼でパチンコ玉を弾いたことか。気分は『アフリカの光』のショーケンだった。
昔、誰かのエッセイだったかを模倣し、俺も歳を喰って老人になったなら、支給された年金を細々やりくりして、両替した百円玉を袋に入れ競輪場に遊びに行くのだ、と、恰好つけて書いたことがある。たぶん今読み返せば、顔が赤らむような拙文だろうが――。年金を前倒しで貰い(繰り上げ支給というらしい・当然だがけっこうな減額を強いられる)車券を買えば、若かりし頃のギラギラが復活するのかしら。
度胸なし
還暦間近の
思案橋――。
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