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川口・G1キューポラ杯(ナイター)準決勝展望~前代未聞の事件乗り越え、熱き準決勝4個レース展望~

2017/07/16 9:35 閲覧数(844)
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皆様、おはようございます。

今週末のオートレースは、川口オート伝統のG1・キューポラ杯。迎えて今日が4日目、9R以降で、いよいよ今節のベスト32が凌ぎを削る準決勝戦が行われます。

と言う事で、今日はこの準決勝戦4個レースの前予想にて、皆様のご機嫌を伺います。

・・・さて、既にスポーツ紙および関連サイトの報道、および東方不敗さんのコラムでも触れられております通り、昨日の川口オート・キューポラ杯3日目は、競走会地区内での火災(時間的には7R発走の少し前くらい)のため、公正・安全なレースの開催の続行が不可能と判断され、8R以降が中止となりました。
 事の次第によっては開催そのものの続行も危ぶまれる事態ではありましたが、本日以降の開催には支障無しと判断され、予定通り開催続行となりました。また、負傷者も無しという事で、まずは何よりの安心というところでしょう。

以下、昨日付で川口オートの公式サイトに掲載されていた、開催執務委員長からのコメントとなります。

==============================

 本日(7月15日)競走会地区タイヤ研磨室内のダクト付近で火災が発生し、
午後8:25に鎮火いたしました。(原因調査中)
 お客様にはご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。
明日(7月16日)は、通常どおり準決勝戦を開催いたしますので、お客様の
ご来場をお待ちしております。

                     開催執務委員長
==============================

以上から、原因は不明ながら火災発生場所はタイヤ研磨室である事が分かっています。
オートレースのタイヤはそのままの状態では使えず、サンダーと呼ばれる器具を用いて接地面を削って加工(研磨)するのですが、それを行う部屋のダクト(換気口)付近で火災発生という事は、研磨の際(火花が散ります)一時的に高温状態となった空気から何らかの自然発火が生じ、それが引火して火災に繋がった・・・という感じでしょうか。外も猛暑日で暑い中、閉鎖された環境では更に空気の温度は上がっている、そういったキッカケとなる外的要因もあるかもしれません。
勿論、原因調査中でもあり、想像の域を越えませんが、当然ながらロッカー内全域は火気厳禁と謳われておりますので、何かの不始末というような短絡的な原因では無いとは思われます。

選手が多数作業をしているロッカー内という事も有り、身体的・精神的にも当然ながら公正・安全なレースを求める状況には非ず、開催中止の判断は至極妥当と言えますが、勿論、今後同様の事態が発生し、その度に中止となっては誰も幸せにはならず、早急な原因究明および再発防止策の提示が必要であろうと考えています。

それにしても、「公営競技場で火災」と一口に言えば、まずは半世紀前には頻発していたと言われる騒擾事件、というのが頭に浮かんでしまいますが(あ、いや、私も話でしか聞いてませんが)、今やそんな言葉すら死語になっている公営競技の世界では前代未聞と言わざるを得ません。

・・・さて、ひとまずは開催続行が決定しましたので、話を今日のレースに移しましょう。

8R以降中止となったレースからはランク上位がそれぞれ勝ち上がり人数分準決勝に進出し、揃った32名。主力より前のハンデ(福田裕と福村唯が該当)がそれぞれ10m重化となった上で、0-10およびオール10mのハンデ構成となりました。

3日目の成績が殆ど参考にならず、初日からの2日間の動きからある程度を予想する必要が有りますが、とりあえず予想の基本はスタート争い、まずは序盤の位置取りが重要であるという視点から前予想してみました(これにより、穴っぽい狙い目もそれなりに有ります)ので、どうかご査収頂ければと存じます。

今日も川口地方は基本的に晴天の予報となっておりますので、走路想定は「良走路」とします。


<ハンデmの後の印>
 △:今日よりハンデ10m軽化
 ▼:今日よりハンデ10m重化


[2017.07.16] 川口 ★ナイター
G1キューポラ杯・4日目
【9R】準決勝戦  3100m(6周)

注①福田裕(川)0▼
 ②早船歩(川)10
○③黒岩明(川)10
 ④吉原恭(伊)10
◎⑤若井友(川)10
 ⑥人見剛(山)10
▲⑦佐藤貴(浜)10
△⑧早川清(伊)10

今節2勝を挙げている①福田裕の逃げペースが気になるが、この準決勝に際しハンデが10m重化している分、若干の割引は必要。それでも後ろが混み合えば残り目一考、一応連下には留めておきたい。
消音マフラーのレースで重要なのはとにかく位置取り。スタートで好位を取れる選手から狙ってみたい。その意味で中枠から飛び出していける⑤若井友を中心に、また「消音マフラーと言えば」実績上位の③黒岩明。この枠ならチャンスが膨らむ。また、スタートという事では外せないのが⑦佐藤貴。枠がやや遠いが、すぐ内の⑥人見剛が今節ややスタートの切れが見劣るだけに、巧く好位置を奪えれば。
昨日のコラムでも触れたが、⑧早川清に関しては大外枠のカマシスタートが決まるかどうか。10mの並びになり多少は楽になるが、内枠にスタート巧者が揃っているだけに、序盤の展開にやや注文が付きそうな印象で・・・。

<良走路>
本線(3単):5-37-1378
押え(2単):3-57


[2017.07.16] 川口 ★ナイター
G1キューポラ杯・4日目
【10R】準決勝戦  3100m(6周)

 ①五十嵐(川)10
 ②岩田行(伊)10
▲③中野憲(川)10
◎④佐藤二(川)10
 ⑤山田達(川)10
○⑥篠原睦(飯)10
注⑦新井恵(伊)10
△⑧木村武(浜)10

ここもスタートで先手を取りそうな車から狙ってみる。まずは中枠から飛び出す公算大きい④佐藤二。これに続いて行くのは⑥篠原睦だが、機力やや劣る部分をスタート力でカバーしている印象であり、内枠勢の抵抗に遭うとやや不安も。
機力という意味では初日から安定している③中野憲は逆にスタートに不安が有るが、外から行かれてもうまく内に潜り込み、早めに逆転出来る展開に持ち込めれば。これが遅れ過ぎて、1周2~3角にかけて後方に置かれてしまう展開になると、いくら機力が上でもそこからの逆転までは厳しいだけに、あくまで「少しスタートが遅れても、隊列が決まる前に内に潜り込んで好位置を奪う」条件で。
これが厳しい場合は外枠勢にチャンスか。本来のスタート巧者⑦新井恵も、やはりまだ出足関係は戻っておらず、⑧木村武にとっては楽な展開もありそう。印の上では4番手としているが、差の無い4番手、逆転も十分。

<良走路>
本線(3単):4-36-3678
押え(2単):6-34、4=8


[2017.07.16] 川口 ★ナイター
G1キューポラ杯・4日目
【11R】準決勝戦  3100m(6周)

 ①福村唯(川)10▼
 ②斎藤撤(川)10
▲③笠木美(浜)10
 ④大木光(川)10
注⑤内山高(伊)10
△⑥池田政(川)10
◎⑦荒尾聡(飯)10
○⑧高橋貢(伊)10

この位置なら⑦荒尾聡が得意のカマシスタート決めて先手を奪い、これをマークする⑧高橋貢との一騎打ちとなるか。内枠からはスタート巧者の③笠木美、試走気配から機力面では外枠勢に劣るが、2日目の本走タイムはまずまずであり、展開利しての残り目に期待してみたい。
①福村唯に関してはハンデ重化、10mの角度は有るものの、機力面ではまだ主力勢に分があるだけに・・・。

<良走路>
本線(3単):7=8-356
押え(2単):7-3、8-3


[2017.07.16] 川口 ★ナイター
G1キューポラ杯・4日目
【12R】準決勝戦  3100m(6周)

注①鈴木清(川)10
 ②平田雅(川)10
 ③岩田裕(川)10
 ④岡部聡(山)10
○⑤西原智(伊)10
▲⑥田中茂(飯)10
△⑦金子大(浜)10
◎⑧永井大(川)10

スタート飛び出してレースを作りそうなのが、この枠なら⑤西原智、そして外から一気のカマシを決める⑧永井大か。その2人の比較となれば実績上位は⑧永井大、ここは地元の期待に応える走りを魅せよう。
基本的には、(消音マフラーのレースでここまでキレイに決まるかはやや不安ながら)外枠勢が内枠勢をスタートで飲み込んで早めに上位を形成するレースとなると見て、印も外枠勢に集めている。唯一抵抗があるとすれば、最内枠からトップスタートも望める①鈴木清が粘りを見せて3着穴に残るパターンか。

<良走路>
本線(3単):8-56-1567
押え(2単):5-68


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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