中継に乗る「マークは」の音調が気になり始めたのはいつぐらいだろう。同じひとが発する「マークは」には、大別して二種あり、アクセントが異なる。その一方の「マークは」に、私は違和感を覚えるのだが、どうでもいいことに気を病む行為はギャンブルにとりよくない。大半のひとが気にも留めないことをあげつらう小意地の悪さは車券の的中を遠ざけることだろう。でも構わない。だって嫌なものは嫌だから。
数日前、冗談口で、“「華やかに、鮮やかに 恋みたいな4日間」のキャッチーコピーに好悪などない。孤老からすれば「異端」にはおもえるけど。しかしなにかヒントが隠れているような気もしないでもない。”――そんな拙文を他紙に寄せた。決勝の番組が確定した今、妙に考えあぐねている。漢字の「華」「鮮」「日」「間」に該当する選手は探せない。数字の「4」は……あまりにもベタすぎる。
【別府記念決勝】まずは先行、ともかく先行、は新山響平だが、気がつけば先行、の深谷知広もいる。地元の阿部将大はおそらく勝ちたい自在だろうから、逃げた方に乗りたい、乗れなきゃヨコも使う? 以上三人のせめぎあいを寺崎浩平がひと捲りの画だ。むろん寺崎のスーパー・ダッシュは承知だが、「ひと捲り」の図なのだから、⑦③④の近畿筋と心中する。
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