長いタイトルですが、映画「エボリューション」はこんな内容の映画です。結構脱力系です。よろしかったら見てみてください。
さて、ラ・ピスタ新橋で前夜版の出走表をもらってきたので、前橋オールスター競輪2日目の各レースの売り上げを列記してみます。
1R 55,900,700
2R 69,549,600
3R 82,512,700
4R 100,673,600
5R 107,132,000
6R 140,207,700
7R 111,922,800
8R 170,032,500
9R 200,388,900
10R 305,012,800
11R 288,950,900
いくつか特徴がありますが
・基本的にレースが進むごとに売り上げは上がる
・車券の軸になる選手がいると飛躍的に上がる(6レース)
・車立てが少ないと不利(7レース、ガールズでも起きる現象)
・最終レースのオリオン賞よりその前の方が売り上げが上(普段はまず起きない現象)
グランプリ優勝経験者2人、G1タイトルホルダー5人(ただし現役S班はゼロ)が出場するオリオン賞より、現役S班3人(グランプリ優勝経験者1人、4日制以上のG1タイトルホルダー4人)の特選の方が売れるとは、いま車券を買う人たちのニーズがどこにあるのか、はっきりしていると思います。
こういった売り上げの数字を目の当たりにすれば、出場要件を変更してでも、売れる選手を出そうとするのは必然でしょう。もちろん、自粛期間短縮も同じ論理です。
自粛選手不在の宇都宮高松宮記念、弥彦親王牌がいずれも92億円の売り上げでは、長塚選手以外の自粛は終わっている時期に開催の競輪祭といえども、似た水準になる要素はあるわけです。
船橋オートレースの廃止が発表されたように、公営ギャンブル競技は存続に向けてかなり厳しい環境にあります。
競輪も今世紀に入って50場あったのが西宮、甲子園、門司、花月園、大津びわこ、観音寺、一宮と7場も廃止となり、今後も廃止場が増える可能性は排除できません。
売り上げの右肩下がり=減少傾向は社会構造(少子高齢化、非正規雇用拡大などによる若年層の可処分所得減少など)が原因の側面もあり、業界だけの努力ではいかんともしがたい部分もあります。
しかし、当たり前ですが自助努力は必須で、売り上げを維持向上させる、世間への認知。理解を深めてもらう活動は欠かすわけにはいきません。
そのためにルールをねじ曲げる行為が許させるものでないとしても、そこまでやらないと先が見えないくらい、競輪、公営ギャンブルは追い込まれているのが現状ではないでしょうか。
映画「エボリューション」では、従来兵器がエイリアンに通用しない、ものによってはエイリアンを増殖させてしまうという絶望的な状況下、主人公たちが偶然、フケ取りシャンプーがエイリアン撃退に効果があることを発見し、それで地球が救われるのです。
リアルでそんな展開はあり得ない(だから脱力系コメディ作品と評価される)とはいえ、突拍子もないことが奏功しないとも限りません。
そういう意味では、昨日のエボリューションをあれだけ大きく扱わせるなら、出場選手をイケメンで揃えるくらいはやってもらいたかったところです。昨日の7人はそっちでも残念系が目立ちました…。
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フケ取りシャンプーでエイリアンをやっつけろ!
2014/09/13 7:33 閲覧数(1309)コメント(2)
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東方不敗
日刊スポーツが9月5日付紙面で報じた「救済対象」=競輪祭選考期間に18~23走の競走得点上位選手
注釈としてS班選手は出場権取得済みとあります(選手名の後の数字は選考期間の出走数)
武田豊樹19
稲垣裕之23
村上博幸18
佐藤友和20
渡辺一成20
伏見俊昭23
望月裕一郎20
これは間違いだと主張する方もいますが、日刊スポーツが訂正するか、他社報道等やJKA、選手会の公式発表で違う見解等が出ない限りは、こちらをもとに今後もコメントしていきます。