タイトルは米ＳＦ映画から、ではなく今日の競走からです。

オールスター競輪は現在の概定番組では２日目に10レースしか組めません。それが売り上げなどの面でマイナスになっているのも明らかです。
かといって、シルバーウイークでもなければ２日目は平日開催、目玉レースを単発で組むまででもない。

そんな中、今年のオールスター競輪では２日目にケイリンエボリューションが組まれました。
当たり前ですが、出場選手はオールスターの選考からもれた選手。競技では名の知れた選手もいる一方で、何とも微妙な選手も明らかにいます、誰とは言いませんが（笑）。

そんなケイリンエボリューション、日刊スポーツではまさかまさかのカラー紙面で１面まるまる使っての紹介です。オールスター競輪の残り10個レースで１面なのに。
しかも出場選手は７人の集合写真が大きく割り付けられています。普段の競輪とは違うユニホームの７人は、知らない人が見たらグランプリみたいな大レースに出場すると勘違いすることうけあいです。
まあ隣がオールスター競輪、前後も競馬やボートレースの記事や予想ですから、勘違いするような人がその面を見るとも思えませんが。

それにしても、何故日刊スポーツは１面まるまる使ってまでこのレースを取り上げたのか。
当然ＪＫＡか近い筋から要請があったのは間違いないでしょう。
ガールズと同じ国際ルールの競輪を、事あるごとにアピールし、オリンピックにつながる日本のケイリンを定着させたいのかもしれません。
どうやっても売り上げの右肩下がりは避けられない昨今、オリンピックを意識させることで世間に存在を認知させるのに必死なのでしょうか。
しかし、平日開催の穴埋め的レースで、メンバーもこの程度では笑い種にしかならん気もします。

とはいえ、普段とは違うレースだし、車券を売るならば、いつもと違う考え方を用いて当ててみたいところ。
日刊スポーツは競技実績やダッシュ力を評価し雨谷選手が本命ですが、私は黒田選手を本命視します。理由は雨谷選手よりも内枠で、ダッシュ力も十分と踏んでいるから。
対抗は自力レースで活躍する郡司選手。横のさばきもでき、先行の番手などいい位置を取れそうです。
もちろん雨谷選手も軽視はできず、また内枠の大薗、明田両選手も展開がはまるかもしれません。

車券は３連複３－５－１２４でどうでしょうか。３連単18通りにしたら、１、２番選手のアタマなら高配当かもしれません。