気付けばもう3回目。
しかし、パールカップ初日から、落車禍。
大荒れ。
私個人としては、予見があったとしても、見たくもない風景。
特に石井寛子と鈴木奈央の落車は、予想外。
2人とも、意外と落車の回数が少なく、レースセンスもあり、ルール改正後もある程度の良い成績だったので、今日と言う日が少し恨めしい。
寛子は3回目、奈央は競輪では初めてと思われる。
その後としては、寛子は、肩が上がらないので、2日目以降欠場。
どうやら右肩脱臼の模様。
奈央は、尾骨骨折などして、しばらく入院の模様。
JKAは、ルール改正自体が危険だと言う認識が充分ではないのだろうか?
きちんと選手や現場の意見を、ヒアリングしているのだろうか?
公平公正な番組作り=落車をさせない番組作りではないのか?
初日を見た時点では、正直ガッカリした。
2日目の5Rは、日野未来が2着、6Rは、児玉碧衣が1着で、2着が昨日落車した吉村早耶香、3着が補充の太田瑛美と、荒れ気配は収まらない。
西の準決勝は、1着仲澤春香 2着たけもも 3着ヤナギ 東の準決勝は、1着サトミナ 2着むっちゃん 3着梅川風子
決勝進出は、東の準決勝4着の奥井さんを加えた7人。
むっちゃんとヤナギは、ガールズG1で、これまでにも、意外と優出が多く、どうすればG1で優出出来るか?を、本能的に知っているような走り方を再現出来ている印象。
逆に言えば、準決勝で敗れた尾方真生や小林優香、落車に巻き込まれた、寛子や奈央などは、G1で生き残る為に走る走り方が、今一つ確立されていない印象。
中々、ガールズのG1も、ハイレベルな印象がある。
最終日は、5Rは、トメ姉が、バースデー勝利。
6Rは、山原さくらが1着、2着にさえきち、3着に飯田風音。
3連複でも万車券だったので、考えて買えば当たったかもしれない。
7Rは、1着児玉碧衣、2着坂口楓華、3着太田りゆの人気サイドで決まった。
そして決勝。優勝は、やはりサトミナ。2着にむっちゃん、3着にたけもも。
サトミナに勝てる人いるのだろうか?今回もそんなレースになった。
余談ですが、ガールズ代謝争いに巻き込まれた、私と同じ誕生日の森内愛香についても触れたい。
森内は、大阪支部で、あの古性優作と同じBMX経験者で、巧みなハンドルワークで、競争得点が低い中でも、たびたび好配当を演出してきた。だが、ガールズ選手3期目の代謝争いに巻き込まれてしまい、同じ支部の中瀬由真と、代謝争いをしないといけなくなった。
補足すると、ガールズの代謝争いとは、代謝期間が、3期になってしまうと、そのガールズ選手には、斡旋がなくなる。
一般社会で言うなら、『クビ』
競争得点という、ある種JKA独自の算出方法で計算された、その数字が、下から3番目の選手までが、代謝になり、その連続回数が3回になると、問答無用で『クビ』になる。
競争得点の低い選手、代謝期間の選手は、夜も眠れないほど悩ましいと聞く。
話は戻るが、個人的な意見として、たびたび穴車券を、私にくれる森内愛香と、一度も当たったことのない中瀬由真を比較すれば、当然同じ誕生日で車券が当たる森内愛香を、私が推したくなるのは、一見当たり前である。ただ、中瀬由真にも生活権がある。
中瀬由真は、いつかの伊東で、これまた落車に巻き込まれて、歯を折ってしまい、欠場していた時間が長引いた経緯がある。
その点から考えると、情状酌量の余地がないわけでもなく、仮に中瀬より年下の森内愛香が代謝になっても、しょうがない現実ではある。
だが、納得いかないのは、代謝争い期限の、6月末までの、残りの斡旋本数。
森内は、平塚の一本で、中瀬は、弥彦と福井の二本。
それを見て思った事は、『グランプリの出場権争いの斡旋本数の問題』と、類似点がある事である。
要するに、JKAは、斡旋課の差配で、全てを決めようとしている。
これはフェアな話だろうか?
番組屋が幅を利かせ、斡旋課が実質支配する。
選手の権利は、どうして尊重されないのか?
かたやグランプリ、かたや代謝争いが、同じ道理で決められると言う価値判断自体を、私自身がすんなりと受け入れる事は出来ない。
それならば、森内愛香の6月の残りの斡旋本数も、中瀬由真と同じ二本にするべきではないか?
私個人の意見が、極めて主観的なバイアスに支配された意見と捉えられる可能性は、十分にあるのは、百も承知だが、グランプリ争いも、代謝争いも、ガールズだけでなく、選手が納得いく形が必要ではないか?それが一番フェアではないか?と、私は考えている。
競輪選手=賞金と言う図式は、生活が懸かっている以上、変わるわけもないが、これまでもこれからも、選手間にあらぬ憎悪と分断を煽る構図は、果たして必要なのだろうか?代謝争いを、レースサボった人が制したり、グランプリ出場争いを、斡旋課の差配で決めたり、そこに競輪選手の泣き笑いがあった事を、私が一競輪ファンとして、数件見てきた。個人的な意見としては、ガールズ選手は、色々な理由で、自ら辞めてしまう事が、意外とあるので、選手の絶対数を確保する意味でも、代謝制度自体無くすべきではないか?つまり、今回のケースに当てはめれば、中瀬由真も森内愛香も、やる気があるなら、ガールズ選手として、活動させるべきではないか?と、考えている。
グランプリ争いは、難しすぎて、問題の解き方は、よく分からないが、ガールズ選手の代謝争いに関しては、私が知る限りは、無意味なので、やめるべきではないか?
パールカップが終わって、そんな事を考えていた。
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パールカップ〜初日から大荒れだった
2025/06/20 6:10 閲覧数(399)コメント(26)
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