２年ぶりですこのコラム。明日の勝ち上がり条件になりますので推理の参考にしてください。

日本選手権競輪の２次予選、３着選手は７人のうち４人しか準決勝に勝ち上がれません。３人は負け戦回りで、それを選ぶ基準は
・１走目のレースの格（特選＞予選）
・そのレースの着順
・着順が同じなら選考順位に従う

んで、今日の２次予選３着選手をレースの順に並べると

３日目レース番号／名前／１走目の種目と着順／選考順位（一次予選１，２着選手のみ）

７Ｒ　大槻寛徳　特８
８Ｒ　古性優作　特５
９Ｒ　吉田敏洋　一２　32位
10Ｒ　佐々木雄一　一１　52位
11Ｒ　小原太樹　一３

現時点で特選組の大槻、古性は勝ち上がり決定、一予３着の小原は敗退決定です。ボーダーラインはわれらがパイセン・吉田敏洋！

以下、明日のレース出走予定選手です
４日目レース番号／名前／１走目の種目と着順／選考順位（一次予選１，２着選手のみ）

9ﾚｰｽ S級二次予選
(1)鈴木庸之 　特９
(2)村上博幸　一２　44位
(3)小松崎大地　特７
(4)芦澤辰弘　一３
(5)竹内雄作　一１　78位
(6)大石剣士　一２　129位
(7)武藤龍生　一３
(8)中村浩士　一１　59位
(9)阿部力也　一１　122位

吉田が選考順位32位とかなり高いため、一予２着では３着では敗退です。従って村上博、芦澤辰、大石剣、武藤は2着でないと勝ち上がれず、この４人が３着の時点で佐々木雄一が勝ち上がり決定です。また他の5人が３着の時点で吉田は敗退です。佐々木は竹内雄、中村浩、阿部力が３着でも勝ち上がりが決まります（その場合、ボーダーは竹内、中村、阿部になります）。

10ﾚｰｽ S級二次予選
(1)和田健太郎　特６
(2)東口善朋　特９
(3)宿口陽一　一１　64位
(4)内藤宣彦　一３
(5)野口裕史　一３
(6)永澤剛　一３
(7)野原雅也　一１　39位
(8)山岸佳太　一３
(9)菅田壱道　特７

ここは一予２着の選手がいません。従って一予３着の選手は全員３着では敗退です。宿口は佐々木、中村より選考順位が下なので、ボーダーが吉田または阿部の場合でない限り３着では勝ち上がれません。野原は一予１着の選手の中ではいちばん選考順位が高いので、３着で他のレース関係なく勝ち上がれます。

では、「待ち」の立場にいる選手の視点で、条件を挙げます。

・佐々木雄一
９Ｒで鈴木庸または小松崎が３着なら10Ｒ待ち、他の７人なら勝ち上がり決定。10Ｒまで待った場合は和田健、東口、野原、菅田壱が３着で敗退、他の５人なら勝ち上がり。

・吉田敏洋
９Ｒで３着が村上博、芦澤辰、大石剣、武藤の場合のみ10Ｒ待ち、あとは敗退決定。10Ｒまで待った場合は内藤、野口、永澤、山岸が３着なら勝ち上がり、あとは敗退決定。

・９Ｒ出走選手で３着時にボーダーラインになる選手＝竹内雄、中村浩、阿部力（この３人が３着の時点で佐々木の勝ち上がりと吉田の敗退が決まる）

以上となります。なおあくまで私的にまとめたものですので、誤りがあった場合はご容赦ください。