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山陽・G1平成チャンピオンカップ優勝戦展望~展開ひとつ、機力は紙一重の難解オープン戦!~

2018/04/15 8:35 閲覧数(372)
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皆様、おはようございます。

4/15(日)、今日のオートレースは、山陽・G1平成チャンピオンカップがいよいよ最終日を迎えます。

という事で今日は、8周回・4100mで行われる優勝戦の前予想で、皆様のご機嫌を伺っていきたいと思います。

なお、「休日版」も、平日版同様、まずは前日振り返りからとなります。

---昨日の振り返り---

(印は湿走路想定)

[2018.04.14] 山陽
G1平成チャンピオンカップ・4日目
【11R】準決勝戦  3100m(6周)

1着 ○⑤角南一(山)20
2着 △⑧佐藤貴(浜)20
3着  ②松井大(山)0

4着 ▲③落合淳(伊)10
5着 ◎⑥岩見貴(飯)20
6着 注④辻大樹(飯)20

3単:⑤⑧②  2,670円  ハズレ

<自賛の弁/反省の弁>
なかなか連続して、うまくはいかないものです。評価を対抗に下げてしまった⑤角南一ですが、殊、この山陽の湿走路との相性は抜群のようです。データを見る限り、山陽湿走路に限れば、ここ7戦で3連対率100%・・・他場ではそこまでの相性には無く、これはやはり特筆すべき事でしょう。逆に本命視した⑥岩見貴は、試走からして見劣りする状況でした。それでも後半の伸びを見る限り、相性が悪いわけでは決してないと思うのですが・・・。
また、併せて意外だったのが、3番手に推した③落合淳が、数字ほどの勢いに無かった事です・・・。


[2018.04.14] 山陽
G1平成チャンピオンカップ・4日目
【12R】準決勝戦  3100m(6周)

1着 ▲⑥丹村飛(山)20
2着 ◎⑧荒尾聡(飯)20
3着 △⑦中村友(浜)20

4着 ○③金山周(伊)10
5着 注②長田恭(山)10

3単:⑥⑧⑦  970円  ハズレ

<自賛の弁/反省の弁>
印を付けた5選手で5着まで独占したものの、順序違いでハズレとなってしまいました(実車券も含め)。⑥丹村飛の勝因は、スタートを決めた事。少なくとも⑧荒尾聡より先行出来たのは大きかったと思います。この点、先の角南一もそうですが、普段のスタート力を少し意識し過ぎ、その結果⑥丹村飛のアタマを拾えなかったのが失敗でした。

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それでは、ここから前予想に入ります。

準決勝が行われた4日目は終日雨の湿走路となり、山陽の「特殊な」湿走路を乗りこなしたベスト8による優勝戦となります。
優勝戦はいつものように、1車1車の短評形式となります。

全て最重ハン勢が勝ち上がった事により、0mオープンで行われる事になった優勝戦。枠番は、準決勝1着グループ・2着グループでそれぞれ予備抽選を行い選択順を決定、これに基づき、1番クジとなった有吉辰が3枠を選択、次いで中村雅が2枠、角南一が4枠、空いた最内枠を丹村飛が選択し、準決勝2着グループは5枠から外へ順番に選択していきました。

山陽地方は、朝方は雨が残るようですが、日中は回復傾向、晴天予報で風もそれなりに強そうとあれば、劣化の少ない山陽走路、強力な水はけ能力を如何なく発揮し、優勝戦の時間帯にはすっかり乾き切っていると見ます。
と言う事で、走路想定は「良走路」一本とします。



①丹村 飛竜 (山陽) ハンデ 0

 湿走路では好相性を誇るものの、良走路でオープン最内枠、このメンバー構成となりますと、スタート先行が絶対条件となりますが、そこがやや厳しいかもしれません。②中村雅、③有吉辰とは3日目12Rの再戦となりますが、この時も、内枠の有吉辰に大きく離されただけでなく、すぐ外枠に居た中村雅にも先行を許しています。後手を踏んでしまうと追い上げは厳しい走路状況だけに、目イチでスタートを切れるかどうか、という判断になります。


②中村 雅人 (川口) ハンデ 0

 前節の川口(準V)の振り返りコラムでも触れましたが、近況は安定感が増しており、ようやく本格的に状態が戻ってきたような印象です。長らく一線級から離れていただけに、まずはそれを乗り越えた事を示す勝利が欲しいところ。それがグレードレースなら尚更でしょう。トップスタートまでは厳しいかもしれませんが、好位置に付けられれば、8周回をトータルに戦える選手だけに、追い上げての抜け出しも十分可能と見ています。


③有吉 辰也 (飯塚) ハンデ 0

 この選手もまた、更に長いトンネルから抜け出そうとしています。運命を変えた落車事故以降、主力10m前でも勝てない日々が続いておりましたが、ようやくこの最重ハンの位置にも定着し、また好走を続けています。時代を席巻してきた超絶スタートも取り戻しつつあります。枠番選択も1番クジを引き当て、自身初のSGを制した時(08年オールスター)と同じ3枠を選択。ここも、メンバー的にはトップスタートが十分考えられる状況で、展開利しての逃げが期待できます。走路温度が上がり、追い込みが利きづらくなればなるほど、アタマも含めてこの選手の残り目が十分期待できるところですが、スピードレースになってしまうとまだタイム面では足りない印象です。


④角南 一如 (山陽) ハンデ 0

 良走路に関して言えば課題はスタートとなりますが、0mオープンの、特にこの中枠に置かれた時は、これまでも割と好走を見せているイメージです。外枠にも早い選手が居りますが、ここを凌いで好位置に付けられれば面白い存在です。おそらくは、スタートでやや後手を踏む印象から、人気本線にはなりづらいと思いますが、「穴でお奨めは?」と言われれば、まずこの選手を挙げたいぐらいの勢いです。初日には本走3.3秒台に入れており、決してスピードでは見劣りしません。


⑤佐々木 啓 (山陽) ハンデ 0

 成績も安定していますが、評価が難しいのがスタート力です。特に外枠のスタートが早く、ここに被せられてしまうと、後ろからの追い込み展開となってしまいますが、機力に関してはそれほど他と変わらない印象で、捌いて追い上げられる程のレベルには無いような気がしています。紙一重だけに、非常に評価は難しいですが・・・。


⑥佐藤 貴也 (浜松) ハンデ 0

 今節のタイムだけを見てしまうと見劣りしますが、相性の良い山陽走路、さすがに0mオープンとなって、この位置でも得意のスタート速攻が決まると、後続を押さえる絶妙なレースを展開する腕が有ります。スピードレースになってしまうとやや厳しい面は有りますが、十分車券圏内には入れるべき選手と言えます。


⑦荒尾 聡 (飯塚) ハンデ 0

 近況は連続優出中と好調キープ、そしてこちらもスタート速攻を持ち合わせています。特に外枠からのカマシスタートは大きな武器となっています。但し、やはり優勝戦となり相手が強化され、一線級のスタート巧者が相手となりますと、それをも凌ぐトップスタートというのは厳しいかもしれません。但し、これまでのグレードレースの優勝戦では、スタート行けないと後方のまま、という事がよく見られていましたが、今節の状態で考えると、そこからの追い上げも十分有りそうな印象で、軽視は禁物かと思われます。


⑧西原 智昭 (伊勢崎) ハンデ 0

 前々節の当地プレミアムカップでは優出を果たし、その優勝戦でも上位級と遜色無い走りを見せていました。ただ、この時は予選道中から目立つほどに機力上位であり、今節に関してはそこまでの印象は有りません。スタート速攻を持っていますが、この大外枠、しかも相手が佐藤貴や荒尾聡、内枠にも有吉辰など、巧者が揃う中では、やや厳しい展開となりそうです。



以上を踏まえて、前予想の目は以下の通りです。

[2018.04.15] 山陽
G1平成チャンピオンカップ・最終日
【12R】優勝戦  4100m(8周)

 ①丹村飛(山)0 [4]
◎②中村雅(川)0 [2]
○③有吉辰(飯)0 [1]
注④角南一(山)0 [3]
 ⑤佐々啓(山)0 [5]
▲⑥佐藤貴(浜)0 [6]
△⑦荒尾聡(飯)0 [7]
 ⑧西原智(伊)0 [8]

(ハンデmの後ろの番号は枠番選択順)

内枠から③有吉辰、外から⑥佐藤貴、⑦荒尾聡あたりが先手を取るか。それでも、本格化近い②中村雅が内で好位置をキープし、8周回かけて追い上げると見る。走路温度が上昇し、逃げが捕まらない展開に持ち込めれば、トップスタートから押し切り図る③有吉辰の逃げ切りも夢に見たいところ。基本的にはやはり先行が絶対条件となるが、④角南一が追い上げての連下を穴で一考。

<良走路>
本線(3単):2-36-3467
押え(3単):3-2-467


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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