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山陽・特別G1プレミアムカップ初日展望~山陽「スピード」走路で迎える、桜の季節の熱戦開幕~

2018/03/21 7:13 閲覧数(320)
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皆様、おはようございます。
また1週間のご無沙汰でした。

今週後半のオートレースは、山陽オートにて、春のオートレース決定版、特別G1プレミアムカップ。
選ばれし全国ランク上位96名が覇を競う、激闘の5日間が今日、開幕します。

という事で本日からの5日間は、SG同等の5日連続更新、連日何らかのレースを展望するプレミアムカップ特集コラムをお送りしていきたいと思います。

まず今日は初日ですので、いつものように様々な角度から今回を展望してみたいと思います。


■天候・走路想定

いきなり今日(初日)は終日雨予報、明日(2日目)も前半には雨マークが付いています。開催後半は連日晴~曇りで、良走路での激闘に期待が出来そうです。


■ハンデ構成

従来の主力10m前の選手は初日から全員ハンデ重化となり、全員が同じハンデとなります(但し通常の予選はオール10mとなるようで、角度が付きます)。


■勝ち上がり

全国ランク上位96名によって争われるプレミアムカップ。そのスタートは、ランク上位16名によるプレミアム16(選抜予選)と、それ以下の一次予選。ここから、その着順によって翌日以降が変わってきます。
まず、プレミアム16の1~6着と、一次予選の1~2着選手は、2日目の選抜予選である「プレミアムステージ」(計4個レース)へ進出。更にその「プレミアムステージ」の1~2着選手は、無事故準決勝フリーパスとなる3日目賞典競走「プレミアムレーサー」にエントリーされます(3着以下は、3日目準々決勝戦へ)。
また、初日のプレミアム16の7~8着と、一次予選の3~8着の選手は、2日目に大敗禁物の「二次予選」(計8個レース)へ。この「二次予選」、5着までに入れば3日目「準々決勝戦」へ進出となりますが、6~8着の3名×8=24名が予選漏れとなり、3日目は「一般戦」に回る事になります。
3日目「準々決勝戦」(計8個レース)は、車券圏内の3着条件。3名×8=24名に、「プレミアムレーサー」8名を加えた計32名が、4日目「準決勝戦」(計4個レース)に進出となり、そこから各上位2名が勝ち上がっての最終日・優勝戦となります。特別G1はSGではないので、準決勝は6周回、優勝戦は8周回となります。
ランク上位16名は確かに勝ち上がり面で優遇されていますが、それでも大敗は許されません。それこそ、初日「プレミアム16」で7着⇒2日目「二次予選」で6着、これでも3日目には「一般戦」に回る事になるわけですから、決して気が抜けない5日間の戦いとなります。


■車券の狙い目

やはりポイントはスタート争い。実力拮抗で道中の捌き合いがそこまで頻繁には起こりにくく、多少試走タイムが悪くても、スタート速攻力を持つ選手を狙って行くのが良いと考えています(ハンデ重化組も侮るなかれ、穴を狙うなら常に注意は必要です)。
また、山陽の走路は、直近の走路改修のタイミングが全国5場で最も新しく(2015年秋。他4場は概ね2009~2012年頃)、更に普段から開催が少ない事も有り(ほぼ月1ペース)、使い込まれていない分、走路の劣化が他場より遅くなっている印象が有ります。
即ち、まず良走路に関しては、多少走路温度が上がるこの時期でも、タイヤの食い付きが保たれ、冬場のような3.3秒台を巡る攻防になる可能性が高まりますので、冬場で好タイムを上げているスピードレーサーの実績を優先して車券を組み立てるのが良いかと思われます。
また、その傾向がより顕著に現れていると思われるのが湿走路で、結構本降りで明らかに全面的に濡れている状況でも、上位級は3.5秒台をマークできるレベルになっています。察するに、劣化が進んでいる他場の場合は、水はけの能力が落ちている事から、本降りになると走路に水が浮くようになり、これが多少なりともタイムが落ちる要因になりますが、山陽の場合は、走路改修以降の水はけの能力がまだ保たれており、殆ど水が浮くような状況にならず、これが他場の湿走路よりタイムが出ている事に繋がっていると考えております。
即ち何が言いたいかと言うと、「他場での湿走路実績を、そのまま山陽に当てはめられないのでは?」という事。
湿走路の場合は、試走タイムだけではなく湿走路実績(連対率等)も人気を形成する1つの要素となりますが、他場で乗れる選手が山陽で乗れない、或いはその逆(他場では乗れないが山陽では乗れる)というパターンが十分考えられ、これによって波乱となり、配当が跳ね上がる決着になる可能性をも含んでいるのでは?というように思う次第です。
特に初日、および2日目の前半に関しては、他場の湿走路実績にはあまり固執せず、例えば良走路でタイムが出ている(機力上位の)選手を狙ってみる等して、波乱も十分に考えられるという姿勢で臨んでみるのも一考かと思っています。



それでは、上記の点を加味しつつ、今日は終盤2個レースの前予想をしてみたいと思います。
前述の通り、今日の山陽小野田市は終日雨模様、走路想定は「湿走路」一本とします。


[2018.03.21] 山陽
特別G1プレミアムカップ・初日
【11R】プレミアム16  3100m(6周)
湿
 ①木村武(浜)0
○②青山周(伊)0
注③早川清(伊)0
 ④佐藤二(川)0
◎⑤荒尾聡(飯)0
 ⑥山田達(川)0
△⑦浦田信(飯)0
▲⑧永井大(川)0

この山陽含め湿走路での総合力上位、スタートにも定評有る⑤荒尾聡が車券の軸となるが、逆転候補は②青山周。この枠であれば湿走路でもトップスタートが期待できる。近況の湿走路では余り良いイメージが無いが、持ち前のスタート力に加え、山陽の「スピードが出る湿走路」であれば、上位級の機力が活きる展開になると見たい。現に、一般開催ながら、1月末の山陽開催の湿走路(準決勝)で1着を取っており、走路適性への裏付けは有ると見る。
また、同様にスピード上位の⑧永井大も、スタートで好位置つけての抜け出しに期待できよう。
また、これはあくまで「穴狙いで一考」という事になるが、その次には⑦浦田信を狙ってみたい。冒頭で示した通り、「プレミアム16」のメンバーは勝ち上がりこそ優遇されているものの、決して大敗は許されない状況であり、こういう勝負の懸かる一戦では湿走路でも決して引けを取らない。これまでも、勝負の懸かる場面の湿走路で3着にねじ込み、普段湿走路で乗れないイメージから穴配当の立役者になった事も有り、少しでも狙っておきたい1車と言える。

<湿走路>
本線(3単):5-28-2378
押え(3単):2-5-378


[2018.03.21] 山陽
特別G1プレミアムカップ・初日
【12R】プレミアム16  3100m(6周)
湿
注①若井友(川)0
 ②松尾啓(山)0
▲③篠原睦(飯)0
 ④池田政(川)0
◎⑤中村雅(川)0
○⑥鈴木圭(浜)0
 ⑦佐藤貴(浜)0
△⑧高橋貢(伊)0

湿走路に関しては安定感抜群の⑤中村雅の総合力に期待する。この枠であればスタート一気も期待でき、弟弟子の⑥鈴木圭を引き連れる形になれば、そう易々とは逆転されまい。
ただ、対抗は⑥鈴木圭、持ち前のスタート速攻がここでも決まれば、そのまま押し切りも十分。
本来の湿走路実績から考えれば、⑧高橋貢もこれに十分割って入れると思われるが(おそらく⑤⑥⑧の3人の絡みで売れると思われる)、気になるのが前節川口G1での精彩を欠いた動き、加えてこの枠順か。想定オッズに対してはややリスク高と見て、評価を少し下げてみたい。
代わっての3番手には③篠原睦を推す。こちらも持ち前のスタート速攻を武器に序盤から好位置で展開出来よう。一時期は湿走路で全く買えない選手に成り下がっていたが、近況はそれも持ち直してきており、枠順含めチャンス十分と見る。
最後の印を①若井友と⑦佐藤貴で迷ったが、枠順の良さから①若井友へ。この辺りの評価は紙一重、後は試走の出来次第か。

<湿走路>
本線(3単):5-36-1368
押え(2単):6-5-138


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。

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