GIRLS GRAND PRIX2024。
今年も関東からは7石井寛子のみという事になったが、個人的には去年の方がチャンスがあるとは思っていた。
しかし去年はあえなく準優勝で、今年も望みを懸けて戦う事に。
10年ぶりの日曜日に行われたガールズグランプリではあるが、奇しくもこの時にも出ていたのは今回のメンバーでは寛子のみであった。
とりあえず現地に行って、どうなるかを見る事にする。
今日は6560人入った富士山バンクではあるが、今日も強い風が吹いていた中のグランプリという事になった。
周回中の並びは神奈川3佐藤水菜-5尾崎睦-福岡6尾方真生-1児玉碧衣-千葉石井貴子-Gamboo愛知4坂口楓華-寛子の順となった。
鐘が鳴っても誰も行こうとしない一瞬六年前の再現のような形となったレースではあるが、ここは楓華が痺れを効かせて先行していく事に。
この番手を寛子が守り切った事が、この後のレースの鍵になるだよな。
最終バックで最初に捲ってきた碧衣を水菜が止めてあっという間に寛子の横までやってくる訳ではあるが、寛子にやられた一昨年の宇都宮ガルコレや平塚GGPのような事を水菜は考えていたのか？
最後の直線で楓華を使える所まで引きづけた寛子が楓華を交わして抜け出して、外からやってくる水菜と寛子の優勝争いという事になる。
結局水菜を上手く止めた寛子が今年全勝を狙っていた水菜を振り切って、歓喜のゴールインを駆け抜ける事になる。
七年前は奥井迪と大接戦で全く分からない事になっていたが、今回は明らかに優勝が分かっていた事になる。
現地で見ていた自分は寛子が勝った事が分かった瞬間に大号泣していた訳ではあるが、明らかに寛子自身にとっては前回と今回では今回の方が落ちづいていただろうか。
寛子は先月14日取手FI以来の優勝が、七年ぶり二回目のガールズグランプリ制覇をまた鬼門と言われる大外から取った事になりました。
参考に寛子以外が七番車を付けると絶対に来ないのに、寛子が七番車を着ると二回共に優勝しているからな。
以前ウルトラカイザーという佐賀競馬の馬が佐賀競馬のグランプリである中島記念というレースを七年ぶりに制した事はあったけれど、それをガールズグランプリでやった訳か。
しかし今年の初夏から夏の大不振を考えると、その年の年末にこういうシーンを想像するのは難しいよね。
実際にガルフェスや女子オールスターでは全く何も出来ずに、色々文句を言ってしまった事は今だから言えるかもしれない。
今を考えると、ここを取る為の準備だったのかな。
それにしても、本当に東京支部を応援してきて良かった！
去年のGI制覇もあったけれど、寛子が生まれた年に清嶋彰一が昨日トークショーしていた井上茂徳に内から交わされたKEIRINグランプリ86から現在のGP扱いのレースでは東京勢は勝てなかっただよな。
準優勝なら去年の梅川風子も含めて三回あるけれど、ようやく勝つ事が出来たというのは昔の東京支部を知っている人にとっては相当嬉しいと思う。
年明けには39歳になるが、二回目のグランプリヒロインとなった石井寛子は来年以降も東京支部を支えてくれると思いたい。
来年初戦は、再来週土曜日からの地元京王閣ミッドです。
元々そういう予定だったが、グランプリヒロインとしての地元凱旋がミッドかよ。
それでも三月には京王閣で二回ガールズがあるので、片方でも呼ばれるとは思うけれどな。
しかし今回の贔屓勢は山本勝利と今日の寛子のみだけど、かえって少数精鋭だったのはプラスに働いたのかな。
以前はグランプリに毎年三人出せていた時期が長かった東京ガールズではあるが、今年は優勝出来ても二年連続で一人しか出せていないというのは深刻とは思う。
それでもこの結果がやってきただから、来年以降も活躍を期待する事にしよう。
たちかわで現在行われているどこかの地元戦は地元ガールズが大変な事になっていますが、今後は寛子レベルの後輩の成長に期待したいね。
それが、梅川風子とか何だろうとは思うが。
寛子二回目のガールズグランプリ制覇おめでとう(*^▽^)/(*^▽^)/