「絶対女王」不在で大混戦!
川崎ガールズケイリンフェスティバル二日目は波乱の連続、奥井迪の連勝もついに19でストップした。
激戦を勝ち抜いた7選手は誰が勝ってもおかしくない好メンバー、今回は車券も特に難解だ。
1Rは梶田舞→小林莉子→石井寛子→戸田みよ子→高木真備→細田愛未→三宅玲奈という初手の隊列、残り2周を切って玲奈が上がっていくと高木→細田がこれを追う。
打鐘を迎えて玲奈が先に梶田を斬った上を高木が叩いて主導権、細田もスンナリ追走する。
梶田は3番手の外、飛びつこうとした玲奈と並走のまま最終バックを通過して莉子→寛子が続く。
青森では同じ3番手から高木を捲って圧勝した梶田だが今日はなかなか車が出ていかない。
6番手から強引に捲った寛子は外に浮いて大ピンチ、絶好の展開になった細田が2センターで早めに車を外に出して追い込みをかける。
梶田はその外を回してようやく追撃態勢、伸びるコースを踏んで猛追するが番手絶好を生かした細田が先に抜け出して梶田をわずかに退けた。
梶田は届かず②着、逃げた高木が③着に粘った。
細田は超強敵相手に大金星、今日は初手から高木後位を得てスンナリ追走できたのが大きい。
スピードに乗るのに時間がかかるタイプ、このメンバーでいい位置を回っているのは想像しづらかったが最高の形で回ってきた。
元々かなり期待している選手だがここでこれだけ走れるとは嬉しい誤算、今回は残念ながら初日の⑥着が響いて決勝進出はならずもこれは自信になるはずだ。
梶田は案外弾けず、今回は連日動きがいまひとつで辛うじてしのいでいる感じが強い。
前回の青森がものすごかったのであるいはこれで断然かなとも思っていたが、そう簡単にはいかないようだ。
高木は青森でぶっちぎられた梶田と差のない③着、初日よりは自分のペースで駆けやすいメンバーでそれなりに粘ったと言えるか。
常々申し上げているように後ろが必ず「敵」になるのがガールズケイリン、このクラスを相手に逃げ切るのは至難の業だ。
莉子は初日同様梶田マークも届かず④着、青森で実際に戦った強い梶田の動きに期待するもその梶田自身が今回はいまひとつだった。
梶田が直線勝負でその後ろからではさすがに厳しい。
特別レースでは抜群の安定感を誇っていたが今回は残念ながら予選落ち、グランプリも絶望的となった。
さらに後ろになった寛子は全く見せ場なし、後方から強引に捲っていったがこれはいくらなんでも無理筋だ。
初日①着が終わってみればまさかまさかの予選落ち、デビュー以来の連続決勝進出がついに途絶えてしまった。
2Rは尾崎睦→中川諒子→山原さくら→奈良岡彩子→長澤彩→増茂るるこ→佐藤亜貴子、このまま打鐘となり増茂が斬った上を亜貴子が叩いて最終ホームで主導権を取る。
後位は増茂と追い上げてきた長澤の並走、尾崎が4番手で車間を切って仕掛けに備えているうちに2角で増茂が引いて長澤→増茂で折り合う。
バックで尾崎の仕掛けに併せて長澤も発進、しかしちょうど長澤の後ろに尾崎が入るような形になる。
直線では尾崎が長澤を追い込むが、最後はその後位から中川が直線一気に突き抜けて快勝した。
尾崎は②着、③着長澤までは差のない大激戦となった。
中川は鋭い追い込みで見事な差し切り、もちろん自力でも高いレベルにはあるが短い距離で勝負したいタイプなのでこういう形はいい。
現実に強い相手に勝ったレースはほとんどが追い込みかそれに近い捲り、今日もうまく脚をためられた。
連日抜群の気配、兄に続くタイトル奪取に最大のチャンスを迎えた。
尾崎は長澤の番手捲りを追ってこれを交わしたが中川の瞬発力に屈して②着、今日は勝つレースをしているしこれは差したほうをほめるしかない。
初日のレースはいただけなかったが地元で何とか決勝進出、最低限のノルマは果たした。
長澤も連日の好気配、最後は捕まってしまったが追い上げて好位を確保した動きはよかった。
自ら形を作って堂々の決勝進出、昨年は初日①着から二日目に失敗したが今年はしっかりまとめてきた。
山原は全く見せ場なし、今回は負けるべくして負けたという感じがする。
これはガッカリ、もう何度も申し上げているように一時期はいい形を作れていたのが完全に元に戻ってしまったようだ。
3Rは残り2周の手前で篠崎新純が動いて児玉碧衣の前に入ったところからダイジェストがスタート、荒牧聖未→篠崎→児玉→中村由香里に対して残り2周で奥井→飯塚朋子→浦部郁里が上がっていく。
児玉は3番手で車間を切って奥井を牽制、打鐘で先に斬って先頭で再度奥井を待ち受ける。
奥井ももちろん最終ホームでこれを叩きにいくが、圧倒的なダッシュ力を誇る児玉に突っ張られて前に出られない。
児玉が先頭で最終バックを通過、荒牧が続いて奥井はその外で並走になる大ピンチを迎える。
そのまま直線に向かうと絶好の展開になった荒牧が児玉を交わして①着、逃げた児玉が②着となり奥井は最後まで踏ん張ったものの③着に終わり連勝は19で止まった。
荒牧は児玉を受けて2番手、児玉が奥井を突っ張ってくれて垂涎の好展開となった。
最後はきっちり交わして快勝、どんな形でもこのメンバーで勝ったということ自体が極めて大きい。
児玉は今日は奥井を沈めたのだから勝ったも同然、ほとんどの選手は奥井の後ろを取ることばかり考えているので奥井がますます主導権を取りやすくなっていたが、今日の児玉は奥井を出させなかった。
もちろん児玉のダッシュ力があればこそだが「おいでおいで」という形で奥井を完封、さすがに自身も脚を使っているので荒牧には差されたが、これまで勝てなかった奥井に対して工夫をして一定の結果も得たのは大きい。
奥井はついに19連勝でストップ、速い脚の勝負では明らかに児玉に分がある。
それでも並の選手なら外に浮いて大敗の展開を並走で粘って③着でしのげるのだからこれはやはり強い。
悲願のタイトル獲得なるか、力は申し分ないのであとは「運」があるかどうかだけだ。
浦部は奥井後位を確保から直線強襲もわずかに届かず④着、惜しくも決勝進出はならなかったが総力戦でよく頑張っている。
7/18
川崎1Rガールズ選抜
[車 名 期県]
①篠崎 新純 102千
②浦部 郁里 102井△
③石井 寛子 104東▲
④三宅 玲奈 108岡
⑤小林 莉子 102東◎
⑥増茂 るるこ 102東
⑦山原 さくら 104高○
⑤莉子は連日梶田マークが裏目に出たがスタイル的にも展開に左右される部分があるのはやむを得ないところ、今日はまるっきり見せ場がなかった⑦山原や③寛子よりこちらを上位に評価したい。
おそらく山原が早めに⑥増茂を叩いてしまうと思われるのでその後位から差し切りだ。
相手はもちろん山原と寛子、あとは②浦部もはずせない。
三連単
⑤=③⑦→②③⑦
7/18
川崎2Rガールズ選抜
[車 名 期県]
①飯塚 朋子 102大
②細田 愛未 108埼◎
③中村 由香里 102東△
④戸田 みよ子 102広
⑤高木 真備 106東○
⑥奈良岡 彩子 104青▲
⑦佐藤 亜貴子 108神
ここで狙うのは遅きに失した感が否めないが(笑)、今日のレースができれば②細田は連勝も夢ではない。
相手はやはり⑤高木、初日は児玉に早めに来られて厳しくなったがこのあたりのメンバーならズブズブにはならないだろう。
あとは決してよくはないが消去法で⑥奈良岡と③中村へ。
三連単
②=⑤→③⑥
②→③⑥→⑤
7/18
川崎9Rガールズ決勝
[車 名 期県]
①児玉 碧衣 108福○
②荒牧 聖未 102栃△
③尾崎 睦 108神
④梶田 舞 104栃◎
⑤奥井 迪 106東▲
⑥長澤 彩 106愛
⑦中川 諒子 102新
連日ピリッとしないが初志貫徹、今回は最初から決めていたので④梶田と心中する。
枠順からも⑤奥井より①児玉のほうが前にいそうで、今日と同じレースでは厳しい奥井は早めの運行を余儀なくされる。
さらに③尾崎も加わり大激戦、レースのうまさではこれらより1枚も2枚も上の梶田は各自の動きを見極めて好位確保から最終的には捲りか追い込みで抜け出してくる。
逆転なら児玉、奥井後位が渋滞するようなら脚をためてひと捲りの決着もある。
奥井はもちろんはずせない1車、あとは再度好枠の②荒牧を押さえるが他派も捨てがたい。
三連単
④→①②⑤
①→④→②⑤
サマーナイトフェスティバルは新田祐大がまさかの脱落もあとは結局「いつもの面々」が決勝に乗ってきた。
7/18
川崎12R S級決勝
[枠車 名 期県]
1①浅井 康太 90三
2②平原 康多 87埼△
3③村上 義弘 73京
4④金子 貴志 75愛
4⑤園田 匠 87福▲
5⑥吉田 敏洋 85愛
5⑦武田 豊樹 88茨◎
6⑧諸橋 愛 79新○
6⑨深谷 知広 96愛
並び
③ ⑤ ⑥1 ⑨4 ②78
一時は全く買える状態ではなかった⑦武田だが今は少なくとも番手戦なら勝負になる。
前は頼もしい②平原、初日同様最後は抜け出してくる。
初日はワンツーが決まったが平原が早めに展開した場合は末が甘いので相手は⑧諸橋、あとは単騎でもよく伸びている⑤園田に注目だ。
実力は最上位の①浅井だが高松宮記念の経緯もあり先輩の⑥吉田の後ろでシビアなレースはしづらいか。
三連単
⑦→②⑤⑧
再びガールズ、小倉ガールズケイリン決勝は地元の森美紀が加瀬加奈子を差し切って大波乱となった。
レースは元砂七夕美→加瀬→森→林真奈美→飯田よしの→猪子真実→野口のぞみという初手、打鐘で猪子が内を掬って2番手まで進出する。
車を外に出していた加瀬は最終ホームで仕掛けて主導権、初手からマークの森がしっかり続いて林は3番手となる。
最終バックで林が捲るも車が出ず、加瀬→森→元砂で直線に向かう。
このまま加瀬の優勝と思われたがゴール前は脚色が鈍り番手の森が差し切って久々の優勝、加瀬はまさかの②着となった。
③着が元砂、捲り不発の林は④着に敗れた。
森は地元で久々の優勝、ようやく調子が上がってきているのは確かだったが、いきなり優勝とは驚いた。
いかに初手からスンナリ追走できたとはいえ加瀬を差し切ったのだから文句なしだ。
元々それなりの実績はある選手、一時期は全くレースになっていなかったのがよく立て直したものだ。
加瀬は負けてはいけないメンバー、特に厳しい展開にも見えなかったがやはり加瀬も人の子ということだろう。
元砂はまたも③着、毎回申し上げているようにやはり決め手が課題だが、今回はよく持ち味を発揮して手薄なメンバーで「得点稼ぎ」に成功した。
林は加瀬を捲れず、今日は踏み出しでもうダメだなと思った。
まだまだこれから、とにかくレースを覚えていく必要がある。
ガールズケイリンは名古屋もスタート、ここも川崎の裏で手薄になるが、なんといっても卒業記念女王の土屋珠里に注目が集まる。
7/18
名古屋6Rガールズ予選1
[車 名 期県]
①白井 美早子 102大◎
②菅田 賀子 104城
③佐々木 恵理 110愛
④藤原 亜衣里 102新△
⑤亀川 史華 110兵▲
⑥山口 優衣 108佐
⑦小川 美咲 106静○
新人選手との力関係は分からないが、一般戦と考えれば①白井で断然だろう。
相手はまず前々に攻める⑦小川、新人では⑤亀川に印を回して④藤原を押さえる。
三連単
①→④⑤⑦
7/18
名古屋7Rガールズ予選1
[車 名 期県]
①高松 美代子 102神
②土屋 珠里 110栃◎
③門脇 真由美 102大○
④梅田 夕貴 108井▲
⑤高橋 千秋 106福
⑥遠峯 加奈 110群
⑦溝口 香奈 108奈△
②土屋のお手並み拝見、現実に伊東全プロで予選落ちしているのだから過信は禁物だが、負け戦は楽勝しており今回のメンバーならあっさりも十分だ。
相手はベテラン③門脇、前回奈良で大健闘の④梅田と近況いまひとつも⑦溝口を押さえる。
三連単
②→③=④⑦
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深谷兄(ヤマノナカ)
ガールズフェスティバルともなるとトップ選手だらけで予想は難しく、レースは人気選手のもがきあいで、思いもしない選手が「ごっつぁん」とばかりに穴を出す・・・
小倉のユミカ選手の捲りもビックリしましたが・・・
今日のガールズも熱く、そして荒れそうな気がしますが。