自宅から西武園競輪場まで、鉄道を利用するルートはふたつあり、内ひとつは武蔵野線を使う。東川口駅から新秋津駅まで。進行方向にむかって右側、新座駅の手前かすぎてからか、東所沢駅の手前か、車窓から運動場が見える。時間帯と曜日にもよるが、時たま、野球の試合をやっているのに出くわすとうれしい。幸運にも、投手が投げる。打者が打つ。そんな場面を目撃しようものなら、もうその日の車券は大丈夫だ。
本日、その武蔵野線に乗った。雨の月曜日だから野球の景は期待できない。しかも、新秋津で降り、西武線に乗り換えることはせず、西国分寺駅まで乗り越す。
このとしになると、競輪より大事な用事が増える。若い頃の一時期、競輪に病み付いた夢のような時間はもうない。
【西武園記念競輪決勝】最後の準決の地元劇場は三連単四百九十円だった。ものの見事に出た。と誉めるもよし、策がない? 別線に「つまらん」と嘆くもまた競輪である。
準決三番を走った地元七人の内、五人が決勝に乗った。「地元三割増し」が五人だ。積を求めるなら「十五割増し」は冗談として、一、地元作戦がきれいに決まり、喝采を博する。二、記念の決勝だぜ。深谷知広が、眞杉匠が、黙っているわけがない。三、ミックス。表彰台に地元三人は出来すぎ。地元ワンツーも寸前でずれる。ふと思いだしたのは、森田の番手捲りに平原が付きバテしたレース、昨年九月の立川記念であった。ま、その時は、引っぱったのが眞杉で、別線に犬伏湧也、新山響平、北井佑季と居り、尋常じゃないペースだったから比較にはならないかもしれないけど。「一」は、ロマンがある? ロマンがない? 「二」なら、深谷の顔が引き締まっているように見える、テレビの画だけの印象だけど。今回、一番苦労しながら、というか展開に恵まれずとも乗ったのは、稲川翔だと思う。「三」なら、無体は承知で、森田から平原じゃない車券?
②④、④②、②⑤の二車単を買います。
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