名古屋オールスター競輪四日目(八月十七日)の第八競走は、各線とも遜色なしの四分戦で人気も割れていた。結果は唯一の三人ラインだった吉田拓矢(茨城)-杉森輝大(茨城)-木暮安由(群馬)の関東独占(道中はまぎれもあったが――)となり、杉森が吉田を差す二車単2,230円は八番人気、木暮三着の三連単は3,080円の一番人気だった。ちなみに二車単の一番人気は山田英明(佐賀)-岩津裕介(岡山)の920円、二番人気が松井宏佑(神奈川)-小原太樹(神奈川)で1360円、三番四番人気は各セットの裏目で、以下五番人気~八番人気に前掲「三人ライン」の組みあわせ(逃げ・マーク、ズブズブ、交わしの交わし、寸チョンの順)だった。
二車単は八番目の車券が、三連単の支持率一番という現象は、昨今の競輪、とくに上位のS級戦の特徴である、四分戦乃至それ以上の分散戦の「やっかいさ」の一端をあらわしていよう。
自力選手が多すぎるゆえ三分戦ではおさまらない競輪を当てるのは、なかなかにむずかしい。
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