日本選手権競輪終了を受けて、現時点の賞金ランキングが発表されています。
日刊スポーツ東京版には20位まで掲載されています。KEIRIN.JPには常時最新版が掲載されているので、殊更取り上げるまでもないのかもしれませんが、売り上げのはなしではネガティブなことしか書きようがないので、今日はこちらを取り上げます。

20位までにＳ班が６人、神山雄一郎、村上博幸、稲川は漏れてますし、深谷はギリギリ20位です。全日本選抜を制した山崎は４位、Ｇ１優勝者とＳ班以外の最上位は飯嶋の６位はちょっと意外でした。
ただ、５位の武田と６位の飯嶋の間1300万円近い差があります（武田3326.7万円、飯嶋2034.7万円）。
１位は日本選手権優勝の新田、２位平原、３位浅井、新田、山崎はグランプリ出場が決まり、現状の金額や過去の実績を考慮すると、５位までの選手は長期欠場やＧ１不出場がなければグランプリに乗れると思われます。

こうして見ると、なかなか新顔の入り込む余地がなさそうに見えますが、その中では８位菊地、10位稲垣、11位大槻、13位原田、16位天田、17位神山拓弥の上昇があれば。ただ大槻、原田は日本選手権決勝進出での今のランキング(６位飯嶋も)、菊地も全日本選抜決勝２着が大きいかと。さらなる上昇には上位戦線でのコンスタントな活躍が必要です。

なお売り上げは129.8億円と目標も前年実績も下回りました。５月ＧＷに時期移動も報じられていますが、何か抜本的な策を打たなければならないのは間違いないようです。