12月も半ばを迎え今年も残す所はあと半月余りとなりました。本当に一年が経つのは早いものですね。年齢を重ねる事に早くなるなぁ～と感じ取ります。個人的には、実況生活４０年以上が経過致し、この業界に入ったときは最年少だったのに、現在は最年長です。（年齢は秘密！！想像してください）競輪のレースに長い事かかわっていると、色んな変化が感じ取れます。今の「競輪」は早いスタート取りが命、最近よく言うのが内枠の車番取りで流れが変わると言われています。かなり昔の話ですが、ミスター競輪と言われた多数のタイトルを取った「中野浩一」さん。元選手現役全盛期の頃ですが、素早いスタンデイングを決めて番手の位置優先といった形で決勝２着を決めた選手も数多くいました。今はその時代かな？

　ところで、先日８日に終了した松山記念は最終的に売り上げも好調な結果に終わりました。最近はぐんぐんと数字の方もうなぎ上りですね。そのレースで優勝を達成したのが地元の「松本貴治」選手です。今年急成長した彼はG3で３回（佐世保ミッドナイトG3を含む）F１を１回の合計４度のVと実に「安定感抜群」の成績を残しています。完全にこのままG1のタイトルも手に届く状態になって来ました。四国は現在「犬伏湧也」選手がトップの存在ですが、現在は「松本貴治」選手が完全に抜き去った状態です。この後は、年末の静岡F１「寺内大吉」杯に出走予定です。現在の彼の動きなら大本命の風格が漂います。グランプリの資金稼ぎに勝っても不思議では有りません。是非狙って見て下さると幸いです。次回はその「グランプリ」予想です。当たるかな？