平成27年10月4日（日）、
向日町競輪場で開催されるＧIII第4日目第11レースの
「KEIRIN　EVOLUTION（ケイリン　エボリューション）」
の出場予定選手が発表されましたが、
その前にケイリンエボリューションについて、
その概要を振り返ってみますと…。

2000年シドニーオリンピックより
「競輪」を基に生まれた「ＫＥＩＲＩＮ」が、
日本が生んだオリンピック正式種目として採用されております。
　この度、オリンピック等の国際競技大会で使用されているカーボン製自転車を使用し、
競技規則についてもオリンピック等の国際競技大会を規範とした
先頭固定競走（インターナショナル）で実施することで、
「ＫＥＩＲＩＮ」がオリンピックの正式種目であることを周知し、
オリンピック等の国際競技大会に出場する競輪選手の競技力向上を図るとともに、
日本発祥である「競輪」の存在を広く知らしめることを目的として標記レースを実施いたします

っということでした。

んで、今回の出場選手は…。

級班    府県    登録番号    氏名
Ｓ１    宮城    14051    早坂秀悟
Ｓ１    神奈川    13852    五十嵐力
Ｓ１    奈良    14873    三谷竜生
Ｓ１    徳島    13741    高原仁志
Ｓ２    東京    14231    河村雅章
Ｓ２    静岡    13859    荒木伸哉
Ｓ２    香川    14188    原誠宏

ナショナルチーム(強化指定選手)、
早坂秀悟しかいねぇぞ！ (@_@)

さらに、今年の全プロ競技で、上位成績者も早坂秀悟1人だけじゃん。！(@_@)
※その早坂も1キロタイムトライアルの３位という…。(^-^ゞ

なんか、当初の目的から離れて、
とりあえずやってます的なものになっているような気がしてしょうがないんだけど…。(^-^ゞ

やっぱりＫＥＩＲＩＮが、オリンピックの正式種目であることを周知し、
オリンピック等の国際競技大会に出場する競輪選手の競技力向上を図るとともに、
日本発祥である「競輪」の存在を広く知らしめることを目的として
ＫＥＩＲＩＮ ＥＶＯＬＵＴＩＯＮやるのであるならば、

Ｇ1やＧ2ぐらいのメンバー集めて、トーナメント開催するくらいのことやらないと競輪ファンだったり、広く世間に認知されないと思うんだよね。
外国人選手呼んでるんだったら、このルールこそ、パーキンスだったり、ブフリだったり、
ボディシャー、ペルビス、ドミトリエフに出てもらわないとダメだと思うんだよね。

例えば、新田祐大、脇本雄太、深谷知広、武田豊樹、パーキンス、ブフリ、ドミトリエフが同じレースでラインなしで戦うわけですよ。
バキバキ、もがきあうわけですよ！

そういうレース見たいと思いませんか？

トップ選手が繰り出す技とハイスピードバトルを何度も堪能することで
その競技そのものを理解できるし、面白さや凄みも伝わると思うんだけども…。

世界選手権等でみるＫＥＩＲＩＮ競技は、
それはもうハイスピードバトルで面白いんだけども。

今回の出場メンバーがその面白さを十分伝えるかっていうとなぁ～…。
なんかやる前からそうそう期待できそうにないと思えちゃうんだよなぁ～…。
もちろん、その思いを思いっきり裏切ってくれて、
めちゃめちゃ白熱バトルを見せてくれりゃぁいいんだけども…。


企画やコンセプトは凄くいいと思うんだけども…。
実施、運営する側が、この企画の良さを生かしきってないよね。
って思っちゃうんだよなぁ～…。