皆様、おはようございます。

伊勢崎オートで開催中の、伝統のナイターG1・ムーンライトチャンピオンカップは、２日目、二次予選を迎えます。
その中で、好調車が揃う後半９Ｒ以降の４個レースで行われる「二次予選Ａ」の展望コラムにて、皆様のご機嫌を伺います。

昨日・初日の予選競走では、前半レースから３連単万車券のオンパレード、波乱の幕開けとなりました。
やはり真夏日の伊勢崎、前半は最も走路が熱い時間帯、それに初日の調整の難しさもあってか、レース展開が基本的に中ハンデ勢の抜け出しから、主力勢の追走一息、軽ハン勢の残り目による穴・・・という感じになっていました。
後半に入ると、走路温度も下がり、Ｖ候補級の主力勢が登場してくると、配当もそれなりに落ち着いていきました。それでも全体的には波乱ムード、最近のオートレースの難しさと、それをバッチリ仕留めた時の配当の魅力を同時に感じさせる１日となりました。

それでは、ここから前予想に入ります。

今日も天候に関しては文句なしの晴天、昨日同様昼間には気温30度に達する見込みとなっており、想定は良走路一本とします。


＜ハンデｍの後の印＞
　△：今節よりハンデ10ｍ軽化
　▼：今節よりハンデ10ｍ重化


[2016.09.01]　伊勢崎　★ナイター
G1ムーンライトCC・２日目
【９Ｒ】二次予選Ａ　　3100m（６周）
良
　①福田勝（伊）０
　②松本や（伊）０
▲③新井淳（伊）０
　④谷津圭（伊）10
△⑤西原智（伊）10
注⑥山田達（川）10
◎⑦濱野淳（山）10
○⑧木村武（浜）10

逃げる０ｍ勢、特にスタート先行力で他を圧倒する③新井淳が逃げのペースを握るか。但しこの場合ペースはそれほど上がらず、前がごちゃつく混戦展開となりそうで、首位争いは主力最重ハン勢に軍配と見る。
昨日はドリーム戦でスタートこそ揉まれてしまったものの、後半の追い上げ良く３着に入った⑦濱野淳。今日は外寄りの枠でもスタート一気で先手を取れそうな相手関係。スピードで圧倒するタイプでは決してないが、初日の動きであれば追い込んで首位まで十分と見たい。或いは、昨日試走3.31まで出ている⑧木村武がスンナリとスピードを活かしての逆転首位か。
これらの主力勢に、０ｍ主導権③新井淳の残り目を絡めて。

＜良走路＞
本線（３単）：７－３８－３５６８
押え（２単）：８－３７


[2016.09.01]　伊勢崎　★ナイター
G1ムーンライトCC・２日目
【10Ｒ】二次予選Ａ　　3100m（６周）
良
　①押田和（伊）０
注②塚越浩（伊）０
▲③澁澤憲（伊）０
　④阿部剛（川）10
△⑤田村治（伊）10
　⑥桝崎陽（飯）10
◎⑦池田政（川）10
○⑧金子大（浜）10

昨日は４着と敗れたが、スタート速攻が決まれば昨日以上のポテンシャル秘める⑦池田政から狙ってみる。これを追走する⑧金子大との一騎討ちに、割って入るのはここも０ｍ勢、外枠からでもスタート力有る③澁澤憲が主導権から。但しタイム比較として押し切りまでは厳しいか。また、②塚越浩の先行も可能性としては十分、③澁澤憲が手間取れば残り目も。
⑤田村治は昨日の上がりタイム3.423と、この中では上位級であるが、課題はやはりスタート。枠なりに出ればチャンスが大きく広がるが、外枠勢にスタート先行されてしまうと追い込んでも連下までと見る。

＜良走路＞
本線（３単）：７－３８－２３５８
押え（２単）：８－３７


[2016.09.01]　伊勢崎　★ナイター
G1ムーンライトCC・２日目
【11Ｒ】二次予選Ａ　　3100m（６周）
良
　①栗原勝（伊）０
○②竹本修（伊）０
△③三浦康（伊）０
注④渡邊篤（浜）10
　⑤吉原恭（伊）10
　⑥高橋弘（川）10
▲⑦早川清（伊）10
◎⑧鈴木圭（浜）10

機力不満、良いタイヤも探し中と、初日は決して本調子では無かったものの、最終的にはレースを制した⑧鈴木圭。初日好調メンバーが揃った此処では不安も尽きないが、これを補って余り有る持ち前のスタート速攻が、初日でも光っていた。初日ドリーム快勝の⑦早川清が内に控えるが、近況の直接対決では確実にスタート先行から先着しており、ここも序盤でスタートを決めて中団位置さえキープしてしまえば、６周回かけて首位に立つ展開も十分。
但し、その攻めが遅れれば怖いのが逃げる０ｍ勢、特にナイターで一気に調子を合わせてきた②竹本修の存在が脅威となる。昨日も試走3.34の機力を活かし、展開面でも枠なり先行から早めに前を捌き、首位に立って押し切った。その上がりタイムは3.431、10ｍ前としては十分な状態と言える。今日もスタートの早い両者が両隣に控えるが、普段のスタート比較が多少劣っても、エンジン状態が良く、機力差が抜けていれば、結果的に良いスタートが切れる（チェンジから伸びて行ってくれる）可能性を秘めるだけに、初日の機力比較ならトップスタートまで十分有りそう。こうなると、少なくとも同ハン勢では止められず、10ｍ後ろの主力勢でも止められる選手は限られてくる。混戦尻目に逃げ切り連勝まで十分と見たい。
機力比較、上がりタイムの比較だけで言えば⑦早川清が最上位となるが、昨日は最重ハンの10ｍでも内から２人目、ここからキッチリ枠なりでスタートを切れた事が大きく、此処は何と言っても近況完全にスタートで負けている⑧鈴木圭が相手となっては、外からカマされた時に退かざるを得ないため、序盤の展開が悪くなる（後方からの追走を強いられる可能性が有る）。それでも他者に対してはアドバンテージは有りそうで、追い込んでの２着までは有るか。
ほぼこの３車の争いと見ているが、抜け目があるとしたら、まずは０ｍで②竹本修を追走する展開になると思われる③三浦康の残り目。次いで、10ｍ最内枠からスタートは決めそうな④渡邊篤の残り目か。

＜良走路＞
本線（３単）：８＝２－７
押え（３単）：８＝２－３４、８－７－２３４
押え（２単）：２－７


[2016.09.01]　伊勢崎　★ナイター
G1ムーンライトCC・２日目
【12Ｒ】二次予選Ａ　　3100m（６周）
良
注①吉田幸（川）０
　②伊藤正（伊）０
▲③栗原俊（伊）０
△④岩田行（伊）10
　⑤青島正（浜）10
　⑥佐藤二（川）10
○⑦前田淳（山）10
◎⑧青山周（伊）10

０ｍの展開は①吉田幸の先行、これに付いて行くのは③栗原俊と見たい。昨日は試走3.38ながら上がり3.437で纏めているのは、竹本修のハイペースに連れて行ってもらったという印象も有り、独走展開でどこまで行けるかは未知数であるが、長らく主力ハンデでも戦っているだけに、この位置を活かしての残り目は十分。とは言え、ここは主力10ｍ、特に初日から節イチの機力という印象を抱かせた⑧青山周を中心視する。
ただ、機力は文句無しであるがポイントは展開で、内に控える各選手のスタートも早いだけに、これらを凌いで先手を取れるかどうかによって、逆転展開も無い訳ではない。特に注意したいのが⑦前田淳で、あまりスピードタイプでは無いが昨日はキッチリ追い込んでの１着、試走タイムも3.35と、これもあまり試走を出すタイプではない当人にとっては上位級の状態で、今日も一気の速攻が決まると、⑧青山周でも攻めに躊躇する場面もありそう。
また、注意したいのが④岩田行で、近況のナイターにおける好調ぶりは特筆すべきもの、昨日こそ４着に敗れたが、それを改めて感じさせた。ここも最内枠ならトップスタートは堅く、車券圏内には狙ってみたい存在。

＜良走路＞
本線（３単）：８－３７－１３４７
押え（２単）：７－３８


以上です。
本日も、少しでも車券のお役に立てれば・・・と思います。