衝撃のニュースが飛び込んできた！

2/17スポーツ報知より

ガールズケイリン１期生の中山麗敏（３３）＝神奈川＝が引退し、ボクシングに転向する意向を固めたことが１６日、分かった。

すでに選手手帳は返納されており、ＪＫＡに受理され次第、正式に登録消除となる。

中山は、高校卒業後、サンディエゴ州立大に進んでボクシングを始め、２０歳から約５年間の実技経験がある。

２８歳からガールズケイリンで活躍していたが、オリンピック出場の夢をあきらめきれず、昨年からボクシングのトレーニングを再開。

お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんこと山崎静代が挑戦したミドル級でリオデジャネイロ五輪出場の可能性を模索していた。

昨年１２月の日本選手権にエントリーしたものの、「いかなる種目のプロ選手も競技会には参加できない」というアマチュアボクシング規定に阻まれ、出場を断念。

今後も規定の変更がなければ、五輪出場は難しい状況だが、一筋の希望を信じて競技に専念する。

中山麗敏
「競輪とボクシングの両立は難しく、少しでもオリンピック出場の可能性があるのなら、ボクシングに集中しようと決断しました。

決して競輪がイヤになったわけではない。

この４年間は楽しかったし、いい勉強をさせてもらいました。

競輪界で培った経験を次にも生かしたい。

東京五輪に出てメダルを取ることを目標にこれからは頑張りたい」

とのことである。

これはびっくり、競輪というのはプロスポーツとしては長く「食える」ほうなので、どちらかというと他種目から転向してくるイメージのほうが強い。

それが逆に他種目に転向してしかも五輪を目指そうというのだからすごいものだ。

中山といえばガールズケイリンのオープニングレースを捲りで圧勝、つまり一番最初に勝ち星を挙げた選手である。

パワフルかつクレバーな走りで活躍、特に他の選手達がおおむね「自分が力を出し切る」ことに主眼を置くなかでこの選手はガールズでは数少ない「相手の力を出させない」ことも考えられる選手だったと思う。

ケガが多かったこともあり近況はやや低迷、復活を期待していたがこのような展開になろうとは全くの想定外である。

ブログ等を拝見してもとにかく多才、それゆえにあれもこれもやってみたくなるのだろう。

競輪の次はボクシング、なんともすごいチャレンジ精神だ。

好きな選手だったのでたいへん残念だが、これはもう快く送り出して新たな道を応援するしかない。

ぜひ東京五輪を目指して頑張っていただきたい。

この選手も初期のガールズケイリンになくてはならなかった個性、道を拓いた大功労者と言っていいだろう。

とにかくまずはお疲れ様でした。

ありがとうございました。

さて、明日からのガールズケイリンは取手と玉野ミッドナイトのダブル開催でまたまた当コラムも忙しくなる(笑)。

まずは取手、こちらはなんといっても児玉碧衣に注目が集まる。

向日町決勝では奥井迪に番手に嵌まられてついに20連勝でストップ、プロは数字なのだからもっと勝ちにこだわってほしかったが若いのだからこれはこれでいいのかもしれない。

いずれにしても気楽になったのは確か、ここは思い切ったレースで魅せよう。

中村由香里は今年に入って未だに優勝なし、しかし依然高いレベルで安定している。

レース巧者という点では児玉を大きくしのぐだけにどこまで食い下がるか。

あとはだいぶ差があるが勝負強い奈良岡彩子や底力ある長澤彩、復帰２戦目の石井貴子（東京）も優勝経験者だ。

2/18
取手６Ｒガールズ予選1
[車 名 期県]
①奈良岡　彩子 104青▲
②金田　洋世　 106神
③松井　明子　 102愛
④中村　由香里 102東◎
⑤飯田　よしの 106東△
⑥山口　優衣　 108佐
⑦長澤　彩　 　106愛○

安定感で大きく上回る④中村、ここは⑦長澤もいるが総合力で圧倒しよう。

相手が意外と難しく長澤は近況いまひとつ、①奈良岡も相変わらず予選はアテにならない。

穴になるか微妙だが⑤飯田まで押さえておく。

三連単
④→①⑦→①⑤⑦

2/18
取手７Ｒガールズ予選1
[車 名 期県]
①高橋　千秋　 106福
②田中　麻衣美 102新
③飯塚　朋子 　102大○
④重光　啓代 　102静
⑤猪子　真実　 104愛△
⑥石井　貴子　 104東▲
⑦児玉　碧衣　 108福◎

⑦児玉の独壇場、ぶっちぎるシーンしか思い浮かばない。

実績から③飯塚が一応本線、名古屋の二日目に奥井迪に第２先行を食らわされたレースがやや気になるが、ここは得点を信頼しよう。

復帰２戦目の⑥貴子は当然上積みに期待、初めて対戦する児玉にどう対応していくか。

どちらかがまともに児玉と勝負、あるいは追走に失敗してズブズブになった場合は待機策の⑤猪子が浮上する。

三連単
⑦→③⑥→③⑤⑥

一方の玉野は大混戦、一応得点最上位の戸田みよ子と機動力で増茂るるこが中心になるが戸田の場合は基本的にマーク選手であり自分で動いてどうなるか。

増茂は下位相手の取りこぼしが多く安定感がいまひとつ、両者が崩れるとなるとかなり多くの選手に優勝のチャンスがある開催になる。

2/18
玉野１Ｒガールズ予選1
[車 名 期県]
①増茂　るるこ 102東◎
②山路　藍　 　106京△
③野口　諭実可 102群○
④白井　美早子 102大
⑤猪頭　香緒里 104岡
⑥上原　七衣　 106新
⑦東口　純　　 108石▲

①増茂は自分で「取りこぼしが多い」などと言っていないで「ここは３連勝する」ぐらいのコメントがほしい(笑)。

絶対値は明らかに上位、しっかり結果を求めたい。

相手は好調が続く③野口と闘志溢れる⑦東口のマーク争い、②山路は前回相手が強かったにせよ地元でいまひとつだっただけに押さえまで。

三連単
①→③⑦→②③⑦

2/18
玉野２Ｒガールズ予選1
[車 名 期県]
①元砂　七夕美 108奈
②戸田　みよ子 102広○
③山本　奈知　 106千△
④高橋　梨香　 106埼▲
⑤山本　レナ　 106京◎
⑥矢野　光世　 104福
⑦佐藤　亜貴子 108神

総合力ではもちろん②戸田だが自身を除いては全て自力志向の選手、誰が主導権を取るのか分かりにくい組み合わせで果たして勝ち切れるのか。

ここは戸田が相手なりに②③着という車券で攻めてみたい。

狙ってみたいのは⑤レナ、向日町では予選で②②着と地の利を差し引いても強敵相手に健闘が光った。

脚をためて結果を出せたのが大きく、ここは戸田に使われないようにうまく仕掛けての逆転に期待したい。

相手はもちろん戸田、これははずせない。

あとは④梨香も近況は着以上の内容で一発まで期待したい。

③奈知が押さえ、⑦佐藤は故障明けで割り引く。

三連単
⑤→②＝③④
④→②＝⑤