今日から始まったサマーナイト。
各地で豪雨災害が起こる大梅雨の真っただ中。
「サマーナイト」らしくなるには１週間早かったかなぁ。

ぢりぢり暑い日差しがなくなっていって、夕涼みしながら観戦できるのがサマーナイトの良いところ。
こどもの頃の縁日に行く夜のようなワクワク感が、サマーナイトにはあるような気がします。

さて、気になったレースをひとつ。
２Ｒでは小林泰正が２着に入って穴をあけましたが、彼のゴール前の動きがすごく気になりましたので久々にブログを。

和田健太郎が小林に当たりにいってたまたま伸びたのか、小林が和田健太郎に意図的に当たりにいって伸びたのか。

映像ではどちらともとれるのですが、後ろから来る選手に当たりにいってその勢いを借りてひと伸びするのは、いつか平原が武田とのマッチレース（どのレースか忘れましたが何年か前の、まだ武田が強かったころのＧ１だったように記憶しています。）でやったのと同じハイレベルな技術。

みなさまぜひ、keirin.jpダイジェストで御確認を。
和田健太郎より前にいた小林が、和田に当たったあと他の誰よりグィッとひと伸びします。

ただの競輪バカな私が言うのは失礼なのですが、もし、小林がやったことがそれならば、彼はなかなかのもの。

今日の展開で２着にもってくる力があることもさることながら、彼のこれからの走りに注目したくなるなかなかのファインプレーでした。

まだ記念も走っていないのに、同期はデビューしたばかりなのにもうＧ２を走っている寺崎のことを書こうかと思っていましたが、今日は小林泰正から、稀にしかない感動をもらいました。

２着権利の今回ならなおさらで、ああいう些細なワンプレーに大きな差が出てくるのかなと感じたすばらしい一瞬でした。