数的優位という言葉は元日本サッカー協会会長の岡野俊一郎さんから教わった。と、記せばあの岡野氏に直接教えを請うた響きとなり誇らしいが、もちろん違う。
サッカー少年が眠い目をこすりながら(けっこう遅い時間帯だった)楽しみにする「三菱ダイヤモンドサッカー」というテレビ番組があり、欧州のプロ・サッカーやワールド・カップの録画映像を一試合前半後半二週に割って放映していた。岡野氏の解説は雄弁達者でガキの俺には大半理解できなかったが、「数的優位」の熟語はズバッと中学生の脳に届き、早速翌日の教室で得意げに使い始めたのだった。
大人になってからも俺は「数的優位」をよく使う。競輪の能書でも――唯一の三人ラインに数的優位あり――。そんな相手が聞き飽きた・読み飽きたであろう説明を手癖のように繰り返している。
が、その競輪の数的優位も儚いもので、先日の埼京五人結束の二段駆け作戦も二車ラインに簡単に粉砕されていた。昔から総じて関東の二段駆けはけっこう脆く、中部や近畿のそれは逆に徹底されている印象を持つが、安易な番手捲り妄想から抜けられない俺が云うンじゃァ説得力皆無だろう。
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