初日の第七レースの番組を見ておどろいた。
九人全員自力、というより先行屋だ。
選手談話を聞く前、二つ三つはラインができるのだろうとおもったものの、並ぶのは高橋晋也と小原佑太の北だけで、あとは皆単騎自力、「二対一対一対一対一対一対一対一」(どうにもしつこいね、こりゃ)の「八分戦」である。
只でさえ自力選手がたくさん選出される「サマーナイトフェスティバル」だから、他の番組を三分戦四分戦にまとめるため、ここに一挙自力をぶちこんだのか、あくまで珍稀新鮮な番組提供を策したのか。
翌八レースを走る北の大将・佐藤慎太郎の目標に他地区の山崎賢人をあてがってまで、疑似ヤング・グランプリを七レースに練った番組マンは勇気があるなァ。
政治が結果責任なら、番組は? などと尋ねるのは生硬でダサい。この種の試みが売れるのか売れないのか私にはわからないけど、敗者戦のおさまりがわるくなる可能性は若干あるのかもれしない。
ラインは一つだけ、しかもそのラインの番手が函館競輪場から一番近い青森競輪場の選手だということが、テキトーな小生の気づきである。
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