今回は、静岡 Ｇ３深谷知広９６期の四日間を、

私なりにひも解いてみます。

初日特選11レース。

番手坂上付けてＳ取り、先行できず6着。

ここでなぜ先行できないか？なぜＳ取りに行くかを述べたい。

深谷の先行は、（師匠金子が付いてない時）基本カマシ先行。

ホームで一気に加速して押し切る、そこで番手が坂上、

恐らく切れてしまうでしょう、３半捲りでも同じ。

従ってＳ取って、引きながら位置を取り、バックまくりの競争しか、

選択肢が無かった、他の選手もそれを知っているので、

内に包み込み後手に回す、あれでは勝てない。

２日目２次予選１０レース。

初日同様番手山田では付けきれない、それでもカマシに行くが、

思いっ切りカマセない為、片寄に突っ張られ後手踏む、

案の定、山田迷子に成る。

２次予選なので、予選通過する為、慌てて３半捲りでの、３着・・・

３日目準決勝１１レース。

やはり番手が渡辺十夢では、カマセず、ジャン前先行するも、

北都留の抵抗に合いゴール前失速・・・

４日目特別優秀１０レース。

単騎９番手からの３半捲りで２着。

４日間いい所無しですが、強さは伝わってきた、

２４歳の若さでは、余りにも番手に恵まれない為、

ふてくされる気もするが、良く頑張っていたと思う。

深谷の強さを引き出すには、番手もしっかりして無いと、

本当の強さを出せないのが感じ取られた静岡記念でした。

やはり先行選手は、ライン有っての先行だと、

他の先行選手も感じてもらいたい。

最後に、強い先行選手を作るのは、マーク屋です！