岐阜の共同通信社杯第二日、敗者戦の四レース五レースと俺好みの競輪がつづいて気分がいい。
第四競走、まずもってガツンと逃げた中西大が立派。そして、その番手の村上義弘が止まりそうもない石原颯の捲りを一回、また一回と二度のブロックで止めてしまいアッパレ。ともに着外にはなってしまったけど、直線であきらめない石原と村上の根比べにもワクワクした。向日町記念で脇本雄太に二日つづけて離れた村上。俺は内心で(こりゃお帰りだよなぁ)とつぶやいたが、翌日の出走表にも名前があり、きれいな中部近畿ワンツースリー一番人気をきめていた。それでも「競輪閻魔帳」(私用独善の帳面です)にて村上の評価を落とした俺だが、今日の五着を見、また元に戻した。俺の閻魔帳でも村上義弘は不死鳥なのだ。
第五競走、圧倒人気の松浦悠士は、冷静沈着、小憎いような、おそれいりました――の前残し。取鳥雄吾ときめた競輪にはしびれた。
敗者戦を大事にする一流連の競走を見ると、やっぱり競輪はいいものだと、皮肉屋の俺でも素直におもう。
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