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船橋・G2チャレンジC優勝戦振り返り~6月とは思えないスピードレース!~

2015/06/11 7:32 閲覧数(476)
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皆様、おはようございます。
遅くなってしまいましたが、日曜日に行われた船橋オートG2チャレンジC優勝戦の振り返りです。
5日間の長きに渡る戦いを終え、栄えある優勝を勝ち取ったのは、青山周平選手でありました。
渾身のトップスタートから、上がりタイム3.366が示す通り6月とは思えないスピードレースを展開し、追走各車を振り切っての優勝。久しぶりに、青山周平らしいレースを見る事が出来たという印象です。

では、優勝戦を振り返ってみたいと思います。


[2015.06.07] 船橋
G2チャレンジC・最終日
【12R】優勝戦  4100m(8周)
◎①永井大(船)0 3.34
○②金子大(浜)0 3.33
 ③青山周(船)0 3.28
☆④西村龍(山)0 3.35
 ⑤中村雅(船)0 3.32
 ⑥浦田信(飯)0 3.30
▲⑦濱野淳(山)0 3.29
△⑧新井恵(船)0 3.31

<VTR>
Sは中凹み、②④⑤が後方から。①の上を③がトップスタート、これに外から⑥⑦がカマしていく展開。
1周2角の立ち上がりは、③⑥⑦①⑧②⑤④の順。
1周3角、中団争いは①の空いた内を②が突き、更に⑧が外から一気に捲っていく。4角で再度②の内を①が突いて捌くが、その争いを尻目に⑧の勢いは目を見張るものがあり、2周1角では機力の差で①②を捲り切って4番手浮上。この時点で、試走タイム上位4車が抜け出す形。先行していた③⑥⑦を⑧が追走するが、既に5車身以上離れての4番手という状況で、ここからはこの先行3車の争いに絞られる。
③を追走する⑥だが、⑦の方が強めの状況、そこから3周4角で⑦が⑥の内を突いて捌き2番手に浮上。2角で少し外目に行った⑦の内を再度⑥が覗こうとするも、やはり⑦の方が強めで入り切れず。
そこからは、⑦が③を詰め寄る展開、残り2周は完全に③と⑦の一騎討ちに。内から外から攻める⑦だが、捌き切るまでには至らず、③が押し切り、自身通算200勝と優勝回数20回を、地元G2で決めた。
③青山周-⑦濱野淳-⑥浦田信で決着。
上がりタイムは3.366。
2単:③-⑦ 1,250円
3単:③-⑦-⑥ 2,130円

<総評>
まず、優勝戦コラムに於いて、枠番選択順に関する誤った情報を記載してしまい、大変申し訳ございませんでした。
正確な情報を確認できず、推定で書いてしまったのですが、その後正確な情報を見つけた上で、前段部分は修正させて頂きました。
しかしながら、特に金子大の短評については、その枠番選択順をベースにしたコメントになってしまったため、もはや手が付けられない状況でした。今後はそのような事が無いよう、改めて留意致します。
併せて、試走後の予想変更が有る場合は、極力「ツブッター」でつぶやくようにしようと思います。今回は・・・上記メンバー表の中の印は前予想時点でのものですが、やはり試走の気配を見ると、その予想もガラッと変えなければいけなくなりました。
本命・対抗に推した①永井大・②金子大は、この試走比較では展開が向いたとしても厳しくなると考え、実際の車券からは外しました。代わりに本命に推したのが⑦濱野淳。試走気配がとても良く見えた上でのこの試走タイム、久しぶりに超抜の濱野を見た感じがして、前予想コラムで記載した「ここ一番の濱野のスタート一発」に賭け、本線は(2単)7-3、ここに特券勝負としました。そして、この裏の3-7も押さえていたため、車券自体は的中となりましたが、殆ど元返しレベルの押さえという感じでした。
③青山周の勝因は、その試走も然る事ながら、トップスタートを切った事、更に細かく言えば⑦濱野淳よりも先に切れた事、これに尽きます。ただ、先月のG1黒潮杯では、同じようにトップスタートを切ったものの、その位置をキープ出来ず、中村雅・永井大に捌かれて後退、という状況でしたが、今回は違いました。通算200勝+優勝20回のダブルリーチが掛かっている状態でしたし、その片鱗は東日本決定戦でも見られていたわけで、前予想段階でこれを素直に予想に反映出来なかった事(いろいろ穿った見方をして、無印にしています)など・・・とにかく反省の多い優勝戦となりました。
それでも救いは、穴の一番手として挙げた⑦濱野淳が良い仕事をしてくれた事。試走1番時計→2番時計の組み合わせで、2単が1,250円も付いてくれたというのは、ある意味おいしかったと思います。「試走タイムの良し悪しがオッズを形成する一番のファクター」という部分はありながらも、おそらく今回は⑥浦田信との位置関係との兼ね合い(浦田が仕上がっているのなら、濱野も太刀打ちできないだろう、試走も29と30では殆ど変わらない、という印象)から、少しオッズが跳ね上がったという印象が有ります。自分も、濱野が絡むとしたら、浦田よりも先行するのが条件かと思っており、浦田に先行された後、自力で捌いて逆転という展開は想定していませんでした。普段それほど試走を出す方では無い濱野の試走3.29というのは、超抜である事の証と見た方が良いかもしれません。
いろいろな反省を踏まえ、これからの予想に活かしていきたいと思います。

コメント(2)

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しのっち

船橋GⅡ決勝戦。
いいレースでしたね。
まだまだ、選手のキャラ(スタートが早いとか、裁くのがうまいとか)など勉強中のため、kazzさんのコラムは、とても参考になります。
山陽の特別G1も楽しみですね!
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Kazz

>しのっちさん

コメントありがとうございます(^^) とても嬉しく、励みになります!
これからも、選手のキャラが分かりやすく伝わるようなコラムにしていきたいと思います(^^)
優勝戦は走路も一番良い状態で、白熱したスピードレースになりましたね。特別G1もそんな感じになるといいなぁと思います。
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