東京五輪の開会式、日本選手団の中に競輪選手の顔を懸命に探したが見つけられなかった(自転車の代表チームがそこに居るのかどうかもわからず観ている私だが――)。
聖火ランナー役として王貞治、長嶋茂雄、松井秀喜の登場にはおどろいた。三人が運ぶ聖火が次走者につながれた時、長嶋の目に暖色が灯った気がして胸のあたりが痛くなった。――俺は貴方の現役引退の試合を、後楽園球場の対中日ダブルヘッダーを、二試合目の後半からだけど、眼前で見ていました――。
よくこれほどの数の国と地域があるものだ。
これ又よくこんなにたくさんの種目があるものだ。
五輪の開催のたびにおもうが、いつしか忘れてしまう。
勇気、感動、感謝――。おきまりのことばが行き交うインタビュー映像はちょっと苦手だが、この時世には聞き手にも話し手にも必須の約束事なのだろうから仕方ない。競輪界だってその範を出ないように努めている。
意地の悪い爺さんがブツブツ吐いている態であろうが、そんな私でも勇気感動感謝のインタビューにもらい泣きすることもあるわけだから、人間は馬鹿にならない。
しかし、やっちまったァ(失敗したァ~)と頭真っ白の選手に、レース直後カメラとマイクをむけるのは、いささか不躾ではあるまいか。
馴染みのない種目を観戦する場合、どうしても解説者の言に頼ることになるのだが、その解説に応援団長と化せられると此方はお手上げである。スポーツの肝腎は説明不要の(大きな意味での)膂力だろうけど、説明を要す凄味も大事なのだから、五輪中継に於ける解説氏の役割はけっこう大きい。
ま、競輪のテレビ中継だって似たことがいえようけど――。
ガンバレ、ガンバレ、ガンバレ、ガンバレ、ヨッし、やったぁ~大橋悠依優勝――!
わかったようなこと記したって、人間なんて、いや私に限っては、こんなもんだ。
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